2013年12月13日金曜日

次世代省エネルギー基準適合でも

当社で建てたいと相談を受けたが、遅かった。
仲の良い友人なのですが、残念です。
いわゆる消費税の駆け込み、子供の入学などの関係で 今年中にどうしてもと。。。。
当社は、現在順番を待っていただいている状況なので、着工が1年先になると話しました。
とても残念だけど、Tホームの住宅になりました。
「最低次世代省エネだよ。」というアドバアイスに従い 次世代省エネ基準の建物を造ったのですが
数日前にあまり暖かくないという連絡が。。。。
図面を確認すると 次世代省エネ基準ぎりぎりにする様々なテクニックが使われていました。
すごい!!ここまでコストダウンするか。といった感じです。
細かい内容については後日

朝、確認してみると リビングの室温が21度にはなっていますが リビング以外は11度
サッシの表面はマイナス2度
 こりゃ寒いわけです。
もちろん かなり結露も起きています。
友人は、「自分は急いでたからしょうがないけど、他の人が間違えないように、写真使ってみんなに教えてあげて。」と言ってくれました。
建ててあげられなくて本当にごめんなさい。

2013年12月9日月曜日

窓のプロ相手に研修会しました。

先日、大手窓メーカーの社員さんに 偉そうに窓の研修会をしてしまいました。
日本全国から50名以上の方が集まっていただきました。
北は北海道、南は鹿児島のかたです。

私とパッシブハウスジャパンの仲間の島田さんで交互に約3時間の研修会です。
窓のことだけで3時間話すのは少し大変でした。

主にはガラスとフレームの使い分け方。
地域、周辺の環境によって、使い分け方が大きく異なります。
何でもかんでも遮熱複層LOW-Eガラスが良いわけではありません。
(勘違いしている工務店さんが多いです。)
そんな話が中心でした。
窓メーカーさんの主要な人がこの辺の知識をしっかりつけて、日本全国の工務店やビルダーに伝授していきたいということでした。

いろいろなノウハウはありますが、細かい話は時を見てまたあとで。
写真は島田さんが窓を変えたり断熱材や,機械設備を変えたりした場合の性能とコストに与える影響の説明です。
大手メーカーの優秀な社員です。居眠りする人は一人もいませんでした。


2013年11月20日水曜日

自立循環型住宅研究会

自立循環型住宅研究会第10回のフォーラムが始まった。
日本中から多くの工務店,設計者が集まっている。
その中で、様々な取り組み事例がはっ表されている。
東北の発表者は暖房負荷14KWh/㎡のパッシブハウスクラスの事例。
大阪からは 蓄熱性能と日射取得を生かした設計事例。
鹿児島は自然の涼しさをうまく利用して 夏を特に考えた事例です。
他にもいろいろおもしろい事例がありそうです。
少しでも、役に立ちそうなことは無いかと勉強中です。

パッシブデザインも地域により考え方がかなり異なります。
おもしろいです。




2013年11月13日水曜日

構造の勉強

日々勉強です。
私は構造にうるさいほうですが、今日は,構造の勉強会に参加してきました。
木構造では 有名な山辺先生が講師です。
「やまべの木構造」という分かり易くて皆が持っているような定番の本をお書きになっています。
その本を持参して 例により一番前に座り準備しました。
先生が一番乗りできていて,私が2番目。
絶好の機会なので、今まで疑問に思うことを講義が始まる前に いろいろ質問しました。
知識を得るためには,遠慮はしません。
先生も一生懸命答えてくださり
多くのことがクリアになり、とてもラッキーでした。
先生すみませんでした。

今日の一番の参加目的は、化学物質を使わない家を造るためにどうのような部材をどのように使いどのように構造計算したら良いかと言うこと。
構造用合板や特殊な部材を一切使わず、シンプルに。

シンプルな構造で木材だけを使えば 日本の伝統的な建築のように何百年も長持ちするはず。(もちろん結露対策など他にも重要なことはありますが。)

継ぎ手はやはり追っかけ大せん継ぎが強いようです。これならほぼ短冊金物などいらないようです。金輪継ぎもまあまあです。鎌継ぎはやはり弱いですね。きちんと金物で補強しなくてはなりません。
これらの継ぎ手も床剛性によって引っ張り力を求めどんな継ぎ手か金物か考えていきます。
阪神淡路大震災から木造でも水平剛性をきちんと考えるようになってきました。まだまだ浸透していないので、計算しないで進めている建ものがほとんどのようです。
とても重要なことなので今日の話の中でもこのことをかなり取り上げていました。

水平剛性は構造用合板で取るのが一番簡単です。
ですが、合板を使わないで、強い剛性を取ることも可能です。
それらの方法の例がいくつか紹介されました。
現在はその方法の大臣認定がとれていないので、公的機関の実験結果をつけて計算書を申請するようです。まだまだ面倒ですね。

まだまだ、学ぶことがたくさんあります。
もっと時間がほしいです。
お施主さんに後悔させないためにも周りの建ものよりレベルが上の建ものを建てていきたいと思います。


2013年10月30日水曜日

「世界 パッシブハウスデー」 のお知らせ

いよいよ パッシブハウスデーまで残り一週間

世界各国のパッシブハウスが一斉に公開されます。

当社も参加いたします。

皆さん、是非 お越しください。



2013年10月24日木曜日

北海道の工務店

北海道で すごい家を造っている工務店さんたちが パッシブハウスの見学にやってきました。
寒い寒い北海道で先端を走っている工務店さん方の訪問でかなりの緊張。
大丈夫かな?

網走の工務店さんの現在の標準仕様は 壁厚が400mm 天井断熱が500mmだそうです。
すごいですね。
当社が北海道の次世代省エネ基準の倍の性能ぐらいですが、それを上回ります。
さすがです。

見学していただいて北海道の皆さんもパッシブハウスの性能には驚いていました。
しかし、今までの見学者とは違います。
明らかに、みているところが違います。
まずは、サッシの付け方、納めかた。当社の木製サッシの取り付け位置は、断熱に一番良いだろうと思われる位置についていますが、さらに壁の厚い北海道ならではの付け方と比較しておりました。外気温がもっと寒いと起こる様々な問題についてお話を伺いました。当社の仕様がさらにバージョンアップした際には、考えようと思います。
次は 熱交換換気システムの結露凍結の状態、結露水の処理について。
この辺も難しい問題があります。
断熱材の内部結露のリスクについて。万が一木が反ったりテープがはがれたり断熱材の隙間が空いたりいろいろな状態の時のリスクについて、起こりうることを前もって検討してあるか?
室内のわずかな気流、今まで気がついた人はいませんでしたがわずかな室内の気流に気がつきました。この気流の原因は?との質問。
冷暖房器の位置の選定について。位置によって対流の置き方が違います。その位置で燃費が大きく変わります。その場所について。
その他いろいろとても参考になりました。実際に経験を積み重ねていかないと理屈だけでは なかなか得られない情報です。

そのような方たちですから秩父パッシブハウスの性能はすぐに感覚で読み取れたようです。半端ない気密がとれているということが、数値もみないで体感しているだけで分かるとおっしゃっていただきました。断熱性能もすごいと言うことが、説明されなくても肌で感じられるとのことでした。
今日は肌寒い日でしたが、中はポカポカ。 完全に締め切っていると中はだんだん暖かくなっていきます。窓を開けると気持ちいい風がうまく通り抜けていく。本当に驚いておりました。

お昼ご飯は 小鹿野名物「わらじカツ丼」を召し上がっていただきました。
最近の一押しは 下小鹿野のどさん子の 「わらじカツ丼」
肉が厚くジューシーで 衣の味付けも絶品です。
ラーメン屋さんだけど、すごいのです。某系列のホテルやレストランなどで腕を磨いたすごいシェフが入り、味が一段と良くなったのです。
ここの「わらじかつ丼」皆さんも確かめてみてください。
北海道の人たちを「どさん子」に案内するのは、おかしいのですが、すごい喜んでくださいました。
埼玉の山奥で北海道の人が「どさん子」で食事。記念撮影しようと盛り上がって、写真を撮りました。
同行していた北海道の新聞社の方も写真撮ってましたよ。
お店の方に 忙しい時間にシャッター押してもらいました。仕事のじゃまして申し訳ございませんでした。


2013年10月18日金曜日

PASSIVEHOUSE の 紹介

短い時間で うまくパッシブハウスを紹介しています。

是非ご覧ください。

http://c.bme.jp/13/1506/36/2574

パッシブハウスオープンデーは11月8,9,10日の3日間

年に一度、世界中のパッシブハウスが一般向けに公開される『パッシブハウス
オープンデー』。今年は、11月8,9,10日の3日間です。世界で多くの物件が
参加表明をしています。

http://c.bme.jp/13/1506/25/ (PassiveHouseDatabase)

もちろん秩父パッシブハウスも参加いたします。

皆さん是非ご来場ください。
当社事務所奥です。
住所 下小鹿野144

2013年10月12日土曜日

クリナップ秋の展示会

今日10/12(土)、明日10/13(日)は クリナップの秋のスマイル感謝祭です。
高橋建築も 熊谷ショールームで 参加しております。
キッチンやシステムバスの実物を見ながら打ち合わせ、見積もりが可能です。
皆さんぜひお越しください。夕方4時までです。
来場者様に記念品や楽しいトイレットペーパーラーメンの抱え取りもございます。
是非、皆さんでお越しください。
お待ちしております。

2013年10月11日金曜日

大学の研究調査協力

慶応大学の研究のための調査に協力することになりました。
研究の内容は 「住まいと健康に関する調査」
住宅の断熱性向上による 健康性の向上効果と 
自然素材が健康性に与える影響度野調査だそうです。

温熱性能が良い家が 健康にとても良いことは すでに様々な研究者の報告などで明らかになっています。 当社のお客様からも ぜんそくが良くなった。アトピーが良くなった。医者にあまり行かなくなったなどの報告は受けていました。
今回はそれに加えて 自然素材の効果も調査するようです。
当社のお客様にお願いして数組の方を調査する予定です。
まずは季候の良い今時の季節で 温湿度計や睡眠計など設置し 2週間測定します。

当社の住宅の結果が他より良い結果になればいいのですが。。。。。。。

来ていただいた慶応大学の学生さんと記念撮影!!あまりにも美人だったのでお願いしました。

もちろんブログ記載の許可はもらいましたよ!!。

2013年10月8日火曜日

ドイツ製品恐るべし!!

今日は、ドイツ商工会議所のセミナーに行ってきた。
主に高性能なドイツの建材の紹介と進んでいるドイツの省エネ政策の自慢話だ。
ドイツでは原発を2022年にはすべて撤廃し2050年には温室効果ガス80%削減。
再生可能エネルギーを60%まで持って行くらしい。
政府主導でどんどん進んで言っている。
役所や企業,団体の利権、などで何も進んでいかないどこかの国とは大違いだ。

高性能な建材の話で言うと 悔しいくらい進んでいる。
日本の企業も技術力では優れているのだからやれば出来るのだろうが、いろいろなことで造れないらしい。
どんどん引き離されていく。
様々な部材の紹介があった。
どれもこれものどから手が出るくらい使ってみたい。
この紹介されている窓は,高性能樹脂サッシでなんとUw=0.6w/㎡Kという優れもの
そんなの聞いたことが無い。!!
秩父あたりで高性能住宅として(一般的に自称している)使われているサッシの標準がUw=4.6だから8倍近い
このような高性能な部材が簡単に手に入る世の中になれば良いですね。

おまけ
ご存じない方のためにUwのおさらい
Uwは窓の断熱性能を現す値で小さいほど熱が逃げない
単位はw/㎡K
簡単に言うと リビングの掃き出しさっし幅1.65m×高さ2mのまどは面積が3.3㎡
秩父の朝の気温が-5℃だとすると室温20℃との内外温度差は25℃
サッシの性能が4.6w/㎡Kだと 家の中の温度20度を維持するには
4.6×3.3×25=379.5
窓、一つだけで 約380Wの熱が必要
それが このドイツの高性能サッシだと
0.6×3.3×25=49.5
約50Wしか逃げない。
当社で最近標準の国内最高性能のサッシだとUw=1.2w/㎡Kなので
およそ100W逃げる計算だ。
100Wはおよそ人間一人が発生させる熱量なので 他に熱が逃げなければ人間一人で25度が維持できる計算。(他にもたくさん逃げるところがあるので、無暖房はパッシブハウスクラスで無いと実際にはだめです。)

窓の性能と一言に言いますが,窓の性能とは窓枠の性能 ガラスの性能 ガラスを固定するスペーサーの性能など複合的なものです。
一般的に 高性能サッシはガラスの性能が高いですから 面積が大きいほど窓の性能は高くなります。
でも、窓と壁を比べるとかべのほうが 壁の方が10倍位性能が高いですから 窓が大きくなると熱の損失は大きくなります。
ですが 太陽の熱を上手に取り込んで蓄えられれば 逆になる場合があります。
これには 方位 日射進入率 熱貫流率 日射遮蔽など複雑に影響し合いますのできちんと計算することが重要です。


 

2013年9月11日水曜日

エアコンの大きさの決め方。

最近のエアコンはとても高性能です。
6畳用(22)のエアコンでCOP7.0を超えるものもあります。
COPとは暖房または冷房能力を消費電力で割ったもので効率を表します。
22という大きさのエアコンは6畳用と書いてありますが、この大きさの決め方は昔決まったものです。
ですから、昔のすかすかの家で間に合うように計算してあります。
高性能な住宅で この表示してある大きさで選ぶと大きすぎるのです。
エアコンは機種によって違いますが フルパワーに近い状態の時エネルギーの効率が良いように設計されていますから 大きなエアコンを弱運転すると効率がとても落ちます。大きなエンジンの自動車でとろとろ走ると燃費が悪いのと同じです。
大は小を兼ねないわけです。
そうすると、部屋の大きさ、日の当たり方、断熱の仕方などによってきちんと 冷房負荷や暖房負荷を計算して エアコンを選定する必要があります。
計算上求められた値で、エアコンの能力と比べて 大きさを決めるわけですが、ここでまた考えなくてはいけないことがあります。
カタログ上の数値と実際の使った場合の効率の補正です。
カタログに載っている数値を決める場合の試験方法と実際にエアコンを使う時の環境が違うからです。
冷房は外気温35度の時の効率で考えられているようです。使う時は外気温25度から33度くらいが多いでしょうから実際の効率の方が良くなります。試験の時の風量より小さい風量となりますからその分は効率が落ちます。余裕を見て80%ぐらいで良いと思います。
暖房時は少し違います。外気温7度の時の試験データーです。実際には秩父の場合零下になるのが普通ですから、効率はとても落ちます。さらに風量は小さめで無いと風で不快ですからそれの効率低下も考えます。他にも条件がありますが、実際には50%60%位の効率で考えた方が良いでしょう。
PHPP(燃費ナビ)で計算すれば 日射の影響なども考えたピークの負荷が出ますから それを計算し大きさを決めればいいわけです。
実際には さらにエアコンの設置の仕方によっても違いますし運転のさせ方によっても違いますのでそれらのことも加味して大きさを決めてください。この辺のことも重要です。

2013年9月6日金曜日

大学の先生方に来ていただきました。


今日、京都からわざわざ秩父パッシブハウスの見学に京都大学を始めとする大学の教授の先生がたや日本ぐらし館の先生がバスにのり大勢できてくださいました。
久しぶりの大学の先生方の訪問です。
当社のような、田舎工務店が、一生懸命 最先端のいえづくりをしているのが、珍しいのか、いろいろきかれました。
こちらも普段の疑問点を 遠慮なく沢山お聞きしとても勉強になりました。
こんな偉い先生方となかなかお話しできる機会はないですからね。
さすがに、それぞれの専門分野での知識のすごさは超一流です。
とてもいい勉強になりました。

追伸
しゃくしながおいしいと好評でした。

2013年9月5日木曜日

土壁の可能性

断熱性の確保や日射のコントロールが出来て、温度がある程度コントロールできるようになると、次は、温度変化を少なくしたり,湿度のコントロールだ。
とてつもない高断熱の住宅は、熱がほとんど逃げないから,冬場日射を取り込むと日射熱があまりオーバーヒートを起こす。
とてももったいない。
そこで日中余った熱をうまく蓄熱し、それを夜間放熱するようにすると温度むらを減らすことが出来る。
それには熱容量の大きい部材を使い蓄熱量を増やすのだ。
おおむね170kJ/K㎡あると良いとされているが、普通の作り方ではそこまでの熱容量はなかなか稼げない。

最近、蓄熱量を稼ぐ部材として,土壁が脚光を浴びている。
昔から使われてきた身近な材料が見直されてきているのだ。
熱容量もまあまああり、温度を安定させる力がある。

土壁には他に湿気をすう力もある。
夏場の湿度を下げる効果もあるようだ。
仕上げだけに珪藻土という場合より下塗りが土壁という方が効果もありそうだ。
しかし、これは高断熱の躯体であり窓を閉めていると言うことが大前提で 普通断熱の住宅で窓を開けて夏の暑くてじめじめした空気を取り込んでいてはそれほど効果は無いらしい。
それでは湿度はあまり下がらない。
吸うスピード、量より、入ってくる量の方が多いからだ。
昔の農家などで土壁の家が涼しく感じるのは、湿度の影響では無く、壁や土間の温度が低く冷輻射の影響だろう。

今回、私が手に入れた土壁で造った家の温湿度の測定データーを見ても、湿度のコントロールはそれほどでもなかった。蓄熱による室温安定の効果も少なかったように思う。
このような結果になったのは、建ものの断熱量が少ないからだと思った。
次世代省エネ基準をちょっと良くした位の内容だったのが、原因だと推測される。
まずは、断熱が大切であると言うことのようだ。
きちんと断熱された土壁の家のデーターも見てみたい。
冬の,湿度の下がりすぎがあるのでは無いかと言うこともある。

しかし、土壁の秘めたポテンシャルは高い。
パッシブハウスとうまく融合させ,さらに快適で環境に優しい住まい造りにもチャレンジしてみたい。

2013年9月4日水曜日

子育てに優しい住まいとは?

子育て世代の人たちが家を造ることが多い。

家が本当に必要な時期は子育て中だと思う。
結婚し、親元を離れアパートに住み子供が出来る。
そして子育て。

子供にとって、住環境はとても大切だ。
粗悪なアパートに住み続けるのは、かわいそうだ。

狭くてのびのび出来ない。
音などの問題があり周囲に気を遣う
結露などが原因でカビ菌など アレルギーやアトピーになりやすい。
そのほか様々なことが考えられる

子育ての世代の人たちにこそ快適な家に住んでほしい。
そこで、のびのび 健康的に育児を楽しんでほしいのである。

当社は、以前から、子育てにとってどのようなことが良いのか考え続けてきた。
そして、実践してきた。
昨日 ミキハウス子育て総研の社長の話を聞き,当社の実践してきたこと,そのままが語られていたのでびっくりした。
ちょっと納得できない部分もあったが、うまくまとめられていたのでご紹介します。

まず 
■子育てする上で安心安全であると言うこと
1 キッチンからリビングやダイニングが見渡せる
2 調理スペースの前が子供の通り道にならない
3 作り付け家具の角がとがっていない
4 断熱性が良い


・・など24項目
■ママにとってストレスをためない空間
1冷蔵庫の位置がリビングダイニングから近い
2トイレがママと一緒に入れる広さ
3洗面所近くに子供の下着置き場がある
4水回りの素材が掃除しやすい

・・など25項目
■子供の健康に良い空間
1リビングに十分な採光
2健康、環境に良い建材

・・など5項目
■親子がふれあいながら過ごす
1キッチンで子供が手伝いしやすい。
2リビングダイニングで勉強しやすい。
3家族の気配を感じられる間取り

・・など6項目
■子供の情操教育のための工夫
1リビングを通らないと子供の部屋に行けない
2子供専用の収納

4・・など6項目
■子供の成長に応じて暮らしを変化させられる
1間取り変更がかのう
2増えてくる荷物の収納場所がある

以下は町並みや立地など
■住民同士の小丹生にケーションの工夫
1違う世代で楽しむくふう
2自治会の集会所など使いやすい
■子育てしやすい住まい環境
1ミニ公園が近くにある
2歩道が整備されている

・・など6項目
■子育てに安全な環境
1交通量の多い道路がそばに無い
2パチンコ店など施設が近くにない

・・など4項目
■子育てしやすい環境になっている
1見通しの良い公園がある
2病院が近くにある
3教育機関が近くにある
4買い物に便利なスーパーがある

・・など10項目

とても上手にまとめられていた。
今まで普通に間取りなどに考え出来ていたことがほとんどだが、最後の方の項目は当社の近くではとても厳しい。
10項目あるが0点だ
講演のあとミキハウス子育て総研の社長に直接話を聞きに行った。
子育てしやすい環境とはそんなものだけでは無いのでは無いか?
田舎には 田舎の良さがある
近くに小川や水路、 山や,野原,畑や田んぼ
そういったところで自然に親しみながら成長していくことはとても大切なことでは無いかと。
そういったことが、盛り込まれていないのは、とてもおかしいのでは無いかと
とても納得していただいたので今後盛り込まれるであろう

私の感覚で一番大切だと思っていること
子育てで重要なのはもちろん子供のことを考えてあげることだが、
それ以上に重要なことは、ママのことを考えてあげること
ママがストレスを重ねたり,疲れ切ったりしては、楽しい家庭生活は送れない。
子供も、パパも ママが元気でニコニコしていれば、元気になれる。

ママの負担を減らし、楽しい生活が出来る間取りや設備が,とても大切なのじゃないかと思う。 
「家族、仲良く、楽しく,快適に」
そんな住まいを作り続けたい。
 




2013年9月1日日曜日

パッシブハウスの仲間たち

先日、パッシブハウスジャパンのエリアリーダーミーティングがありました。
私は関東地区のリーダーなのですが、北海道、九州の方もいらっしゃいます。
みな 飛行機や新幹線で日本中から集まります。
今回は鎌倉なので私は近くて助かりました。
北海道のリーダーが、蝦夷鹿を持ってきてくれて、イタリア料理のシェフに調理してもらい、いろいろな食べ方をしました。とてもおいしくいただきました。

写真中央下の段は ISEP環境エネルギー政策研究所の飯田哲也さん
テレビなどでも見かけると思います。
我々のパッシブハウスの活動に賛同いただき 理事をしていただいております。
原発が危険な物で、将来に負の遺産を残してしまうとても悪い物だと言うことを 3.11以前からずっと言い続けてきた方です。
原発を減らすには、私たちも努力しなくてはいけません。
原発がなくても夏の電力需給を乗り越えられたじゃないかと言うのでは、消極的です。
一人一人がエネルギーを使う量を減らし、エネルギーの需給問題など話にならない世の中にすればいいのです。工場や運輸部門に比べて家庭のエネルギーはすごい勢いで増え続けています。
これではいけないのです。
まずは、家庭からエネルギーを減らしていきましょう。
家庭のエネルギーはまだまだとても無駄遣いが多いです。
ちょっとの工夫で、簡単に減らせます。
皆でがんばりましょう。
当社もパッシブハウスの技術で、住宅の冷暖房エネルギーを減らすお手伝いをいたします。
既存の住宅でも断熱改修で、省エネ化が可能です。
是非ご相談ください。


2013年8月26日月曜日

「うちエコ診断」いかがですか?

当社は「うちエコ診断」のお手伝いをしています。
「うちエコ診断」とは 家庭のエネルギーを減らす努力のお手伝いをする仕事です。
環境省が今後進めていこうとしている事業です。

まだ、今年度は試行段階で、選ばれた団体が実験的に環境省のお手伝いとしてやっております。
来年から,本格的に資格制度として「うちエコ診断士」の試験制度としてはじまっていくようです。
当社は、今年度,環境省の委託を受け試験的に先行して「うちエコ診断」を初めて見ることとなりました。

今後環境省は本格的に家庭のエネルギーを減らすためにこの制度を運用していくそうです。
かなり力を入れています。

環境省がなぜこれに力を入れていくかというと、CO2排出削減が思ったように進んでいかないところにあります。

CO2排出削減がなぜ必要かと言うことにはここでは触れませんが、削減は待ったなしです。工場などの産業部門やトラック輸送などの運輸部門は削減に成功しています。
しかし、家庭部門だけは、凄い勢いで増えているのです。

皆さんお気づきだと思います。
皆がエアコンを普通に使うようになったり、個別にテレビを見たり,シャワーも使いたい放題、自動車もたくさん行ったり来たり。昔と比べると,とてもエネルギーを使ってしまっています。
この家庭のエネルギーを削減しないとどうしようも無いところまで来てしまっているのです。
是非皆さん、一緒に取り組んでみませんか?
私たち「うちエコ診断士」は家庭のエネルギー削減についてアドバイスさせていただきます。
専用の「うちエコソフト」を用いて、家庭のエネルギーのどの部分を主に考えていくと良いか,考えるお手伝いをいたします。

ちょっとした工夫で,まだまだ削減できることはありそうです。
努力が必要なところもありますし,たいした努力をしないで簡単に減らせるところもあります。
そんなところを見つけるお手伝いもいたします。

当社では、この取り組みは全くの無報酬で,環境省のお手伝いとしてやっています。
ボランティアです。
ご興味がありましたらお声がけください。

申し込みいただきましたら 事前アンケートにお答えいただき それを元に当社のスタッフが訪問ヒアリングを行いアドバイスをさせていただきます。

私も自分でやってみましたが、今まであまり考えていなかったことなども発見でき大変役に立ちました。
無料でアドバイスが受けられる機会ですのでどうぞご利用ください。
当社では20名の方の診断を予定しいております。

うちエコ診断のホームページ http://www.uchi-eco.com/
ちらし申込書は当社までお気軽にお申し付けください。
tel 75-2377
fax 75-3523
メール info*ta-k.jp  *を@に変えてください。
お申し込みお待ちしております。!!



見学会のご案内 8/31 9/1

見学会のご案内です。
すてきなお家ができました。
皆さんぜひお越しください。

2013年8月21日水曜日

気密の重要性1

勉強していない工務店ほど気密性能に関して無頓着だったり、重要性を理解していない。
そんな工務店は、要注意だ。
未だに、気密性能なんて必要ないと言っている工務店がいる.
いろいろなへりくつをつけて、もっともらしく話すからだまされてしまう。
高気密住宅は息苦しいとか、毒がたまる。とかまで言う人がいる。
そんなことまで言う人に気密の重要性、必要性を話しても時間の無駄だから相手にしないようにしよう。

気密性能は、高ければ高い方が良い。
日本では、相当隙間面積といういわゆるC値で現される。
これは、家全体の隙間が 床面積1㎡あたりどのくらいあるかという数値だ。

もし 40坪の家があり 家全体の隙間を全部集めたとしたら 10cm×10cmの穴になるとしよう。
10cm×10cmは100c㎡だ。40坪の家は約40×3.3で132㎡ この面積の割合がC値であるから
C=100c㎡÷132㎡=0.76c㎡/㎡となる C=0.76の家と言うことだ。

穴が10×10の家でもC=0.76 C値が1.0を切る家が高気密住宅と言われることが多い。
高気密住宅でもこんな大きな穴が空いているのだ。

気密施工をきちんと行わない普通の住宅の場合はもっともっと多い。
この10倍くらいは平気で空いている。

当社は,気密測定も行っていて、他の工務店の気密測定を請け負うこともあるが、気密工事を勉強したことの無い工務店の現場の場合、穴が大きすぎて測定できないことがほとんどだ。
まあまあ見よう見まねでやっているところでも、何とか測定できる程度でC=5 くらいという場合が多い。

どうして測定できないの?と思う方もいるかもしれないので簡単に測定の方法をお話します。
建もの外に面する窓やドア換気のための穴をふさぎます。
そして一つの窓に換気の測定装置をセットします。
その測定装置にはファンが付いていて家の中の空気をどんどん外に出すのです。
空気を外に出すと室内の空気は薄くなり室内と屋外に気圧差が生じますよね。
その気圧差を維持するためにどのくらい空気を出し続けなくてはならないかを計るのが気密測定です。

10パスカルずつくらいの気圧差の時の空気の流量を計り、隙間の面積を推定するのです。
これを減圧法による気密測定と言います。

日本ではこの測定方法しか行いませんが、海外では逆に室内の気圧を高くしたときの気密測定も行います。これが加圧法です。

建築のプロなら当たり前に知っていることですのでこのことを知らない建築やさんがいたら要注意です。

建築業界には、見よう見まねで取り組んでいる業者も多いので注意してください。

形だけは,かっこよくても中身は大変なことになっているのがたくさんありますから。

2013年8月20日火曜日

オフグリッド目指して

電力の供給を外部から受けずに 自分の家だけで完結させる。
そんなシステムを 住宅のオフグリッドと呼んでいます。
住宅も省エネ化が進み冷暖房にそれほどエネルギーを必要としなくなりましたし、家電品も省エネ製品が多くなってきました。太陽光発電も身近になってきました。いよいよ、エネルギー自給自足の住宅造りが視野に入ってきました。

原発問題や資源の輸入依存率、災害時の停電、いろいろな問題があります。
政府や役人、東電は信じられないと考えている人も多いと思います。

今回の原発事故での対応を見ても、考えるだけいやになるばかりです。

自宅の太陽光でエネルギーを造り自給自足し 東電に頼らない。
そんな、人たちが増えることで、政府や東電も考えるようになってくれればと思います。
そんな願いも込めて、オフグリッド化を真剣に取り組んでみたいと思いました。

もちろん 個人の損得を考えれば 太陽光で出来た電力は 余剰電力の買い取り制度がありますから 高く買い取ってもらい 安い深夜電力を買った方がお得です。
オフグリッド化するには、電池や電池を制御したりする余分なシステム代金もかかります。
ですから、現段階では皆がするものでは無く、環境意識が高かったり、危機意識が高い、東電に嫌悪感を抱いているなど一部の人だけでしょう。

オフグリッドするのに電池にエネルギーをためそれを使うということも今だけで,今後はもっと良い物が出てくる可能性もあります。
余剰電力でガスを造りそれで発電したりお湯を造ったりするコジェネレーションも出てきそうです。

今日、都内で その辺の技術に詳しいエンジニアの方にいろいろ勉強させていただきました。
本や,メーカーのカタログに書いてあることと実際のことではかなり差があるようです。
やはり、ネックはバッテリーです。現在の技術ではバッテリーのコストがかなりかかってしまいますし寿命も短いようです。
長持ちして快適な家を造るのが,当社の考えですから、長持ちしない設備に頼るのは躊躇します。
価格が安かったり,長持ちするかリサイクルがしやすいなどの良いバッテリーを探す必要があります。
いろいろな提案をしてもらいましたので、すこし整理して取り組んでいきたいと思います。
自宅で実験を始めてみようかと思っています。



2013年8月3日土曜日

今日は3組の方とショールーム見学です。

今日は 恒例のショールーム見学です。

3組のお施主様とまずは旭化成ショールームに行きました。
旭化成さんのパワーボードはとても優れた外壁材です。

一般的に使われているサイディングの倍以上の厚さがあります
素材は軽量気泡コンクリートといって簡単に言えばあわあわのコンクリートです。
外壁としては、とても優れた素材です。

私が一番気に入っている点は、長い時間が経っても基材の変形がとても少ないことです。
10年20年経った時が違います。ゆがんで安っぽく見えたりすることがありません。どっしりした感じ、しっかりした感じが残ります。時間が経っても安っぽく見えないのです。

板と板の継ぎ目のコーキングも上から塗料で保護されているのでそこだけ黒ずんで見にくくなることも少ないです。サイディングはいろいろな色を使い複雑な塗装がしてあり最初はとてもきれいですが、時間が経つとなぜか安っぽく見えるようになります。コーキングも10年くらいでの打ち替えが推奨されていたり張り替え時期も早いので、メンテナンス費用もかかります。
パワーボードの場合も塗り替えは必要ですが、基材がしっかりしているので再塗装すると、新築時と同じようによみがえります。クラックも入りにくいですし防水上の問題もほとんど起こりません。

コンクリートですので防火性能も高いです。
断熱性や遮音性でもとても優れた材料です。
外壁としては、とても優れた材料です。
パネルのデザインもいろいろあります。塗装色も様々です。
カタログではわかりにくいので,ほぼ毎月施主さんをご案内しております。

今日行ってお施主様に言われて初めて気がついたのですが、当社のパッシブハウスの写真がショールームにありました。
施工社名も書いていただいてました。
誰が造ってくれたんだろう?

旭化成さんのショールームの見学のあとは サンゲツのショールームです。
大きなサンプルがたくさん用意されています。
小さなカタログではわかりにくいので、こういうところで確認できると
とても参考になるみたいです。
一日歩き通しで、本気で選んで皆さん疲れちゃうみたいですが、頑張ってくださいね。

2013年7月31日水曜日

ゼロエネ補助金事例発表

今日は 工務店の団体JBNの環境委員会の会議がありました。
ゼロエネの補助金関係の提出が各社終わったところなのでその事例発表、勉強会です。
日本中から断熱で有名な工務店が集まっております。
各社、ゼロエネ申請をした物件の書類を持ち寄り、議論しました。
発表したのは10社くらいです。
皆さん、様々な工夫をされており,とても勉強になりました。
太陽光発電を除くエネルギー削減率では 普通の設備を用いたものでは、当社の物件が一番でした。全体では岐阜の金子さんが一番。
この削減率というのは、基準の建もののエネルギー消費量と比べて,どのくらい削減できるかというもので、仕組みさえ解っていれば、設備の組み合わせで、数値だけ良くすることは簡単です。
ほどほどの断熱でも、たとえば高性能エアコンやコジェネその他いろいろ高い設備をつけまくれば良くすることが出来ます。ハウスメーカーなどがそうですね。
当社のものはあまり設備に頼らず、躯体の性能の強化で成し遂げたものですので、真の省エネ住宅だと思います。
持ち寄った事例の中では一番断熱性能も高いものでした。
設備は10年、15年で買い換えが必要になったり、仕様が変われば省エネ効果は全く違うものになってしまいます。それではだめですよね。
躯体の性能をあげておけば高い設備に頼らなくても、長い期間省エネで快適な空間が作れるわけです。
この事例発表では 国の事業主判断基準のプログラムでエネルギー削減量を計算します。
燃費ナビのように建ものの向きや窓の付け方そのほかいろいろなことが考慮されていませんので一次エネルギー消費量も精度が高いとは言えません。
当社の物件は、実物件で方位や窓の位置日射遮蔽なども考えておりますから、実際に建った時も快適になりそうです。

会議のあとの懇親会もとても勉強になりました。
最先端を走っている工務店の方々から隠れたノウハウなども聞くことも出来ます。
まだまだ、勉強しなくてはならないと感じました。




2013年7月30日火曜日

夏の過ごし方

暑い日が続きますね。
高断熱住宅は魔法瓶のような住宅です。
熱いものを入れておけば熱いまま,冷たいものを入れれば冷たいままとなります。
しかし、ガラスは輻射熱をかなり通します。
ガラスによって違いますが、だいたい40から70%位でしょう。
暖かい光の熱が家の中に入ってくれば、家の中はどんどん暖まっていきます。
冷めにくい住宅ですから、普通の家よりも熱くなってしまうことも考えられます。
そこで、光の熱を遮る 日射遮蔽がとても重要になります。
庇や屋根で直射が入らないようにしたり 外によしずやすだれ、外ブラインドなどもとても効果的です。特に全面の道路や地面の輻射熱なども遮れ、窓直前の地面も暖め無くてすむよしずなどが効果が絶大のようです。
日射熱さえ入れなければ、家の中は朝方のひんやりした状態がかなり維持できます。断熱量より日射の遮る量の方が夏はとても重要です。
私の自宅は十数年前の住宅ですが日射遮蔽がとても良く出来ているので,家の中はひんやりしています。冬場無暖房で過ごせる当社のパッシブハウスは燃費マップでも最高の性能とグラフにのっています。http://tatemono-nenpi.com/map/
ですが、なぜか私の自宅の方が涼しいのです。
これは明らかに日射遮蔽の違いでしょう。
秩父パッシブハウスは、敷地の都合上南北に長いので東西に窓が多くあります。そこからの日射熱の進入が多そうです。
自宅の方は見た目はおしゃれでは無いですが 大きな窓がよしずで覆われていたり、大きなオーニングがあったりします。
その辺の違いのようです。
だからといって日射遮蔽だけすれば涼しいというわけではありません。
やはりその涼しさを保つ力も重要です。断熱性が良ければ少しの冷房でぐっと冷えます。
現在の暑さは異常です。夜になってもあまり涼しくならないときもあります。気温が下がっても湿度が高く蒸し暑いときがほとんどです。
そんなときは無理しないでエアコンを使うことをおすすめします。
高断熱の家ならば少しエアコンをかければ 湿度が落ちて気持ちの良い涼しさになります。
家が暖まりきる前に早めにエアコンをかけるのもポイントのようです。
このあたりは、住み始めてから日射遮蔽をしたり,涼しい空気を取り入れたり,エアコンをうまく使ったり,試していきながら一番良い方法を見つけていってもらうのが良いでしょう。

パートさん初出社

先日募集していたパートさんが今日から来てくださいました。
笑顔のすてきな女性です。
一気に事務所が華やかになりました。

小さな会社だといろいろやっていただかなくちゃなので大変かもしれませんが 
これからいろいろ覚えて頑張っていただきたいと思います。

事務所が狭いので、早く事務所を造らないと大変になってきました。数年前から計画はあるのですが,忙しくてなかなか建てる時間がありません。
どこかで思い切って建てないといつまでも建たないで終わってしまいそうです。
本腰入れて計画しなくてはなりませんね。

2013年7月23日火曜日

パート事務員の募集を始めました。

当社の設備部門として機能している会社 「エコシステムサービス(株)」のパートさんの募集を始めました。
水道工事、基礎工事、太陽光発電、浄化槽などの仕事をメインでやっている会社です。
現在は高橋建築の仕事が半分以上ですが、徐々にお客様直の仕事も増えてきて、いよいよ手が回らなくなってきました。
高橋建築と事務所が同じなので、高橋建築の仕事も手伝ってもらうことになると思います。
やる気のある方に手伝っていただけたらとお思っています。
詳細は お問い合わせください。

また、エコシステムサービス、高橋建築とも 職人さん募集中です。
こちらもよろしくお願いします。

info@ta-k.jpです

2013年6月14日金曜日

燃費証書届きました。

パッシブハウスジャパンより 燃費証書が届きました。
燃費証書 国内発行 1号です。

この証書を見れば どのくらいの燃費の建物か 何にエネルギーを使う家なのか、どこから熱がどのくらい逃げるのかが一目瞭然でわかります。
海外では、このような表示が一般化されており、建物を建てるときも性能差を簡単に比べられます。自動車なんかは燃費何キロなんて当たり前に表示されてますよね。
アパートを借りるときなども便利です。どのくらいの燃費の家か簡単に判断できるようになっています。粗悪なアパートは結露や、だに、カビすごいですよね。住み心地が事前にわかります。

燃費がよい家は、経済的なだけではありません。住み心地が全く違います。
すかすかの家でエアコンをたくさん動かして冷暖房して温度を保つより、高性能な家を少し冷暖房する方が、格段に快適です。これは皆さんびっくりされます。
冷房負荷や暖房負荷の項目をみることでこれらのことも、この証書を見れば推測できます。
そのほかいろいろ読み取れることができるすばらしい証書です。

この証書の発行が、家造りをする上での当たり前のことに 日本でもなっていかねばなりません。
皆さんの家も、評価できますので 当社までお気軽にご相談ください。
他社物件でもかまいません。みんなで、当たり前の燃費表示を始めましょう。

2013年5月24日金曜日

現場見学会のご案内2

構造見学会も行います。ネオマ+グラスウール ネオマ+ウレタン の現場です。
このチラシには寺尾完成 寺尾構造 大野原構造 しか案内図が載っていませんが 狭山の構造も見学可能です。
皆さんお気軽にご覧ください。


現場見学会のご案内

6月の1日(土),2日(日)
現場見学会を行います。
皆さん是非お越しください。
夢の詰まったとても感じの良い家です。
Q=1.15 太陽光8kW 

パッシブハウスジャパンエリアリーダーミーティング

IMG_1330.jpg
今日はパッシブハウスジャパンジャパンのエリアリーダーミーティングのために福岡に出張です。
羽田からポケモンジェットでした。家族旅行なら楽しいだろうな?
もちろんパッシブハウスジャパンのミーティングもとても内容の濃いものなので,とても楽しみです。
温熱住環境の最先端の内容が話し合われます。
さらに今回は、電気も使わずに環境に負担をかけない高性能な浄化槽や,九州大学が開発した通常の風力発電より3倍近い性能が出せると言われている小型の風力発電の視察なども含まれています。
今のパッシブハウスジャパンは,快適な温熱環境で日本のトップを走り続けるだけでは無く、地球環境に出来るだけ負荷をかけない、環境共生住宅を目指しています。
石油や,ガス、電気など外のエネルギーを遮断しても、快適に住める家。簡単な仕組みで、長持ちし、住み続けられる家を考えています。
パッシブハウスジャパンは 日本中の仲間たちと、進んだ話を前向きに共有できるとても良い団体です。

2013年5月21日火曜日

外観とインテリアのの色彩セミナー

今日は久しぶりに構造や温熱の技術的なことでは無く 色彩のセミナーに行ってきました。
10年くらい前は、この手のセミナーに多く参加していたのですが,お施主様のこだわりが大きく,なかなかこちらでアドバイス出来なかったので、施主さんの意向に合わせたり、外壁メーカーのコーディネーターに任せたりしていました。
今の施主さんは 昔に比べてもさらに外観の色にこだわれます。
だいたいは他で見た気に入った外観の色を参考にイメージされているだけなのですが。
イメージが割と曖昧なことが多いのでこちらもアドバイスに迷いますし、うまく伝わりません。
どうしたいのかさっぱり解らないこともあります。
人によって色彩の感覚はまちまちです。
青が好きな人もいれば黄色や緑が好きな人もいます。
それを否定することは出来ません。
ですが、 建もののスタイルによって合う色、合わない色はあると思います。
住宅に使われている色はだいたいは決まっています。
人が見て,違和感を感じるような色は使うべきではありません。
だいたいは、普段の自然界に自然におおく存在するような色です。
サッシの色も外観のスタイルに大きく影響し、外壁の色も決まってきます。
まあ、そんなことを体系的にまとめて説明できる勉強をしてきました。
本当に今日は数字を追っかけるので無く感覚的な勉強だったのでちょっと感覚が違いました。

2013年5月20日月曜日

省エネ建築の作り方

住宅の省エネ化のためには、様々なノウハウが必要です。
そのノウハウを結集してエネルギーを使わない住宅を造ります。
省エネの度合いを比べるのに 暖房負荷、冷房負荷、Q値、C値、一次エネルギー消費量などがあります。それを計算した結果シートです。

Q値は住宅の床面積あたりの断熱の能力のみを表す指標です。立地条件や、間取りでは変わりません。どこに建てても、南向きであろうが無かろうが変わりません。
C値は隙間を表す数字です。隙間の多い家では断熱の性能が上がりませんし、計画換気がうまく出来ません。
暖房負荷、冷房負荷は 一定の温度を維持するのにどのくらいのエネルギーを使うのかが現されます。冬は20度 夏は27度で計算してあります。同じ断熱仕様で建てても間取りや、立地条件、窓の付け方、建物の方位などで大きく数字は変わっていきます。
次に 一次エネルギー消費量ですが、先ほど計算した暖房負荷や冷房負荷、お風呂などの給湯エネルギー、照明などのエネルギーなど生活する上で必要なエネルギーをどの様な機器で消費していくかを考えて計算します。お湯を造るのに 太陽熱を使うのか、ガスなのか、灯油なのか、エコキュウトなのか?その機器の効率はどのくらいなのか。冷房するエアコンは、どのくらいの性能なのか。そういったデーターを入力し実際に消費するエネルギーです。電気は発電時のロスや送電のロスなども考えて計算します。

このように、建物の性能といっても どのことを比べているのか理解して比較する必要があります。
私は 暖冷房負荷が一番重要だと思っています。
そこに建っているその建物が特定され、どのくらいエネルギーを使うのかが比べられる指標だからです。
一次エネルギーも重要ですが、建物の性能が低くても 高効率のエアコンさえ入れれば、使うエネルギーが少ないという考えは良くないと思います。
なぜなら、エアコンなどの機械は、頻繁に買い換えが必要ですし、エアコンで無理矢理暖めた空間は、快適とはほど遠い物です。温度むらや、室内温度と輻射温度の差が大きくなります。

快適な建物を造るには、一棟一棟、条件の違いを考慮しながら計算をし、確かめる必要があります。ちょっとしたことが大きな違いを生むことになります。それらを確認するためにも、計算しシミュレーションすることが重要です。

この建物は、パッシブハウスの一歩手前ですが、かなり快適な空間になるでしょう。
暖房負荷が20kW/㎡を切っています。
太陽光パネルも9.6kW載っていて完全な0エネ住宅,LCCM住宅でしょう。
この性能の住宅が、大手ハウスメーカーの普通の住宅より安いとしたらいかがですか?


2013年4月18日木曜日

高性能住宅が健康の要

今日は,岩前先生のセミナーに行ってきました。

以前ブログにも書いたことがあるかと思いますが 住宅の断熱化と健康について、たくさんのデーターを取りながら研究されている この話の第一人者の先生です。
セミナー後の懇親会でもいろいろ話を伺うことが出来,充実した一日でした。

高橋建築でも長きにわたり高性能住宅を作り続け、施主さんから,アトピーが良くなったとかぜんそくが出なくなった。風邪を引きにくくなった。おばあちゃんがとても元気になった。などたくさんの話を聞いていました。

岩前先生はその様なデーターを数多く集めてます。
30000件のデーターを集め住宅の性能ごとに分類されました。

性能の良い住宅ほど良い結果が出ていると言うことを統計的に確認されていました。
まあまあの性能の家でも多少は良くなるようですが,当社のようにレベルが違う住宅の場合さらに飛躍的に病気が改善されるようです。(改善しない場合もあるようです)
これらのことは,以前にもブログに書きましたが、今日新たに聞いてきた内容で驚いたのは、「健康改善率に対する各因子の寄与割合」と言うデーターです。
病気を持っていた人が新たにどんなことをしたら病気が改善したかという割合です。
喘息、アトピー、冷え、鼻炎など様々な項目があり、 それらの症状に対して運動を続けてみる。飲酒をやめる、禁煙など,体に良いとされる方法がいろいろ試されているようです。
各病気の因子に対してすべて 家を断熱するというのが 病気の改善率が一番高いという結果が出ました。驚くべき事実です。寒い家に住むと言うことがどれ程体に悪影響を与えているか計り知れません。
寒いおうちに住んでいる皆さん!
気をつけてくださいね。
機会があったらこの辺のデーターをUPしたいと思います。(岩前先生には許可をもらいました。)

他にも住宅の高断熱化が必要だという いろいろな裏付けを教えていただき 自分の今までの努力が無駄では無いと言うことを確信しました。
今後も明るく健康に住みやすい家を造ることを頑張っていきたいと思います。

2013年3月7日木曜日

国産の木製サッシ

今日は,新丸ビルでパッシブハウスジャパンのエリアリーダー会議がありました。
北海道から九州までのエリアリーダーが年に数回集まる日です。
燃費ナビソフトをさらに使いやすくするための改善点など検討したり、そのほかいろいろ、時間も足りないくらいの一日でした。
その後、国産木製でパッシブハウスに使えるレベルのサッシが出来たとのことで皆で招待され見てきました。
Uwが0.8以下 日射進入率が60%以上というとても高性能なサッシです。
外部には,木部を守るアルミカバーも付いてます。
納まりもとてもよく考えられていて、熱損失が最低限になる枠形状です。
値段が思っていたより高かったのが残念なところですが,この性能なら仕方ないのかもしれません。
パッシブハウスジャパンと提携しメンバーには安く出してくれるそうです。
こちらからの価格の提案はしましたので、メーカーさんの返事次第というところでしょうか?
エリアリーダーの夕食会の中では,価格さえ合えば標準で皆使っていきたいと言っていましたので、結構数は出せるようになるでしょう。メーカーさんが納得してくだされば,私も標準化していけます。
国内の大手メーカーは、売れ筋の性能の低いサッシしか造らないので、我々の仲間は、皆困っています。日本の基準で一番良い基準のサッシがUw=2.33です。そう言われている樹脂アルミのサッシは、実際はその数値さえもクリアーしていなくて情けない性能です。
ドイツでは日本で最高性能のサッシが物置用です。
どうして、日本はこんなに情けない国になってしまったのでしょうか?
メーカーと役人が支配している国だからです。国民が勉強不足で,コマーシャルに踊らされているからです。
今回、発表されたパッシブハウスに使えるようなサッシを造った会社に拍手を送りたいです。我々もこのサッシを出来るだけ使ってバックアップしていかなくてはならないと思います。
このサッシを使える建ものを早く造っていきたいと思います。

2013年2月22日金曜日

すてきなキッチン、バス見られます。

今日、22日(金)明日23日(土)はクリナップさんの展示会です。
熊谷のショールームで行っております。
熊谷駅より 17号バイパス方面へ2km位のところです。
高橋建築スタッフもショールームでお待ちしております。
是非お越しください。
来場、特典もあるらしいですよ。
抽選会ではディズニーのペアチケットなども用意されているみたいです。

お待ちしております。!!

2013年2月18日月曜日

性能向上リフォーム

これからは、エネルギーの無駄を少なくするために、性能向上リフォームに目を向けなければ行けません。

造っては壊すを繰り返す 新築より なるべくゴミを出さず リフォームで性能向上することも大切です。

今日はその講習会に大工さんと行ってきました。

一般の方がリフォームで求めることの1番は 外観の見た目、屋根や外壁などの塗り直しが一番で次が 浴室キッチントイレなどの水回りのリフォーム、そしてその次が、内装や間取り替えのリフォームだそうです。

しかし、我々プロの立場からのリフォームの提案は まずは 耐震リフォーム、次に断熱リフォーム、高齢者リフォーム、防火性向上リフォームなどで あるべきだと思います。
それらをする上で、キッチンや浴室などのリフォームや見た目のリフォームをするべきだと言うことです。

浴室などを直すときには、必ず一緒に耐震化や,断熱化はしておくべきです。いっぺんに出来なくも徐々にでも進めるべきです。
浴室だけ直しておいて,「断熱化は後でいっぺんにやれば良いや」では、いつまでたっても出来ませんし、コストが二重にかかってしまいます。

断熱向上リフォームには、知識が必要です。効果的に壁体内の気流を止める必要があります。
そうすることで、今まで入っていた,頼りない断熱材も効果がアップします。
天井もきちんと断熱しましょう。
隙間を造らず断熱材を敷き込むことが重要です。グラスウールやセルロースファイバーのブローイングも効果的です。その際、ダウンライトなどの熱がこもらないように配慮しましょう。火災になったら危険です。
床の断熱も重要です。床下に潜って下から断熱材を入れたり、吹きつけの断熱材を使ったり,潜れなければ、床上に断熱しその上にまたフローリングを張る方法などもあります。
床下がきちんと防湿できれば基礎断熱も効果的です。
壁は気流止めをするほかに外部に付加断熱をする方法や断熱材を内張をする方法もあります。防湿層や,透湿抵抗に注意し内部結露を起こさないように注意しましょう。コンセントの穴なども注意が必要です。
窓の断熱も重要です。簡易な方法なら,ガラスをLOW-Eペアや真空ガラスに変更する方法もあるでしょうが、フレームが熱橋となります。内窓を取り付けるのが効果的かもしれません。しかし、内窓の断熱性能や気密性能と既存の外の窓の性能のバランスで外の窓の結露に注意しなくてはなりません。樹脂サッシなどに取り替えてしまうのも良いと思います。

お金をかけるバランスも重要です。
少ないコストで効果的に性能を発揮できる方法を考えなくてはいけません。
どこにどのくらいお金をかけたら効果的か、「燃費ナビ」などのシミュレーションソフトを使うと良いと思います。
まだまだ考えることはありますが
今後は 性能向上リフォームも進めていきたいと思います。



2013年2月14日木曜日

温熱環境と高齢者の健康

今日は「温熱環境と高齢者の健康」についてのセミナーでした。
前も書いたことがありますが、高齢者の死因として室内の温度差によるヒートショックが交通事故の2倍以上であること。
死者数は、寒い冬の間が圧倒的に多いこと
住宅が断熱できてない地域の方が、ヒートショックによる死者が多いこと
全館暖房が普通なアメリカなどでは浴室での死者が圧倒的に少ないこと
など、報告されていました。
今回は、断熱改修した事例報告などもされており、断熱性の良い住宅に移り住んだ結果、児童生徒の病気で休んだ日数が大幅に減ったり、室内での高齢者の活動量が大きく増えていたり、握力などの筋力も増えていたり、血圧が正常値に近づいたり、睡眠の質が改善されるなどの結果も発表されていました。
断熱性が良く、暖かい家がとても体に良いということが、研究の結果、確実に言えることだと思います。
当社は、パッシブハウスなど主に新築で暖かい家を提供してきましたが、断熱改修も得意です。
圧倒的に多い 既存の住宅の断熱改修をしていかなければ、日本の国は良くなっていきません。
海外に頼るエネルギーを少なくし、医療費も少なく出来るかもしれません。
それに、とても快適な住み心地になるのです。
お孫さんが、「寒いからおじいちゃんの家にいきたくない!!」といっているのを聞いたことがあります。
お年寄りの方こそ、快適に健康でいられる家に住んでほしいと思います。
断熱改修にはポイントがあります。
もちろん断熱量を多くすることは重要です。
どこから熱が一番流れるか把握し、効果的に断熱することが大切です。
闇雲に断熱材にお金をかけてもしょうがありません。
天井、壁、床、窓、バランスがとても大切です。
次に、隙間を防ぐことも大事です。
それと、壁体内の気流を止めること。
大きな家だったら、住むところを限定しその範囲を重点的にやるのも良いかもしれません。
難しいのは壁の断熱でしょう。
外壁なども直せるなら現在の効果的なやり方で出来ますが、壊せなければ、解体箇所を最小に押さえ断熱するしかありません。
断熱の仕方によっては、内部結露のリスクが大きくなります。
どのような方法がベストか解りませんが、今後さらに安く効果的な方法を勉強していきたいと思います。

2013年2月9日土曜日

夜の見学会初日が終わりました。

初めての試みの夜の見学会

大盛況でした。

多くの施主さんに様々なお話をさせていただきみるみるうちに時間が過ぎてしまいました。
無暖房でここまで暖かいのには、皆さんびっくり!!

とても興味を持って話を聞いてくださいました。
中には、かなり温熱に詳しそうな方も来てくださっていました。

パッシブハウスの、最初の見学会の時にも確か 一般の方が10人くらいしか来ないのに ハウスメーカーの研究所の方や大学の先生、資材メーカーの人など100人以上来てくれました。
やはりここまで高性能な住宅は、なかなか無いので、詳しい方が多くなるのは当たり前ですね。

最初 7時頃 21度だった温度が 皆さんの帰りの9時頃は22度 床面も21度 天井面も21度
ガラス面19度 でした。気温と同じくらいの輻射面の温度のなんと気持ちいいことか。
皆さん体感してびっくりしていました。!!
常時20人くらいいらしたので、人間の熱で暖まったり、出入りで冷めたりして最後は結局少し温度が高くなりました。人間の熱で暖まる家なんて凄いでしょ。

外気温は何度だと思いますか?
そのときの外気温はマイナス2度!!
皆さん、お帰りの時、外に出てびっくり!!
内外温度差24度!!
もちろん、無暖房ですよ。

そんな住宅もあるのです。!!

他社が追いつけない圧倒的な性能です。

こんな家に住める、弟夫婦がうらやましい。

弟夫婦も、「世の中の人に申し訳ない。」と言っていました。

全部の光熱費はというと使う電気代は毎月5000円から10000円
太陽光発電もコンスタントに3万円以上稼いでいます。
もちろん、ガス代0円 石油代0円

恐ろしい住宅です。

明日も、夜の見学会行います。
本当かどうか見に来てください。
暖房しないでお待ちしてます!!
ブログ見てくれた方なら予約して無くてもOKですよ。




夜間見学会のちらし遅れました。!!

新聞折り込みで 夜間見学会のお知らせを入れました。
今日、明日開催で、今朝の折り込み!!

少し遅かったですね。

予約してくださいと書いてありますが、予約はいりません。
直接来ていただいて大丈夫です。!!
ぜひお越しください!!

今朝の温度は外気温マイナス4度 
さあ、パッシブハウスは何度だったのでしょう?

夜は何度を維持できるのか?

無暖房で お待ちしております!!

2013年2月6日水曜日

夜間見学会、実施します。

当社裏にある「秩父パッシブハウス」で夜間見学会を実施します
太陽が出ていない夜に無暖房で、どのくらい暖かいか。
その暖かさが、暖房して暖かいのとどのように違いここちいいのか体感しいただけます。
自信があるからこそできる、嘘のない性能を公開いたします。
最近、各社が暖かい家と宣伝していますが、当社の建物とは全く比較にならないことがわかっていただけると思います。
今度の土日2月9日(土)10日(日)
の夜の7時から9時まで公開です。皆さん遠慮なく是非お越しください。
この家を見ずして家作りをするときっと後悔されると思います。
今後の標準となっていく家です。
知らなかったと後悔しないように他社で予定している方でも遠慮なくご覧ください。
当社はこちらから訪問などの営業することはございませんのでご安心下さい。







2013年1月31日木曜日

木材の高騰がはじまりました

じわじわあがり始めていた木材価格が急激な高騰をはじめてしまいました。
これは、予想されていたことです。
消費税増税が決まったところで、時間の問題でした。
それに、円安。
消費税増税によりそれ前に建てようとする駆け込みが起こるのは当たり前のことです。
当社でも 大変なことになっています。
当社のような小さな工務店では契約させていただいた順番に建てることしか出来ませんから、もうそろそろ消費税前に建てることは出来なくなります。
ごめんなさい。
より多く建てることが出来る大手もありますから、材料が足りなくなります。
そこで、価格が上がってきてしまうわけです。
円安も大きな要因です。
梁や桁、合板などの構造材は輸入した木材で造っていることがほとんどですから、円安になった分だけ高くなってしまいます。
最大手の工場が2月から20%も値上げすると情報が入ってきました。
消費税の3%アップの話どころではないですね。
当社も徐々に値上げして行かざるをえないようです。
まだ木材の価格だけですが、これからどんどんあらゆるものが上がっていくでしょう。
鋼材の値上げ、コンクリートの値上げもはじまるようです。
キッチンやシステムバスなども上がるでしょうね。
きちんと契約しないとメーカーに金額を約束させられませんし在庫しておくことも出来ません。
困りますね。
資材を確保しておきたい方は、早めに申し出てください。
高騰する前に押さえます。
当社倉庫には材木屋さんに負けないくらいの在庫がありますが、今ご契約いただいている方の分だけで精一杯です。
このまま高騰すると、消費税後に景気が冷え込んでから造った方が安いなんてことになりますね。

新しい断熱にチャレンジ

先日、パッシブハウスジャパンの総会がありました。
とても、内容の濃い実りの多い総会でした。
そこで、メーカーさんとお会いできる機会があったので、当社で考えていた、新しい断熱の方法をお話ししてみましたところ、興味を持っていただきました。
高橋建築で試してくれるなら材料をサンプル出荷してくださるとのこと。
すぐに、上棟したばっかりのお施主さんにお話しし、快く実験台になっていただくことが決まりました。
メーカーサイドからは、ノークレームでという条件付で。
いろいろ検討した方法なのでリスクはほとんどありません。
ご安心くださいねっ!
うまくいけば、とてもやりやすい方法で効果的な断熱が出来るはずです。
どのくらいの効果が出せるか今から楽しみです。

細かい納まりを検討しておかなくては。。。。。


岐阜の工務店視察

昨日、岐阜の工務店の視察に行ってきました。
この工務店は、たぶん日本で一番の温熱環境の工務店だと思います。
いつか見学させてもらおうと思っておりましたが、今回、ようやく機会に恵まれました。
工事途中の現場を3現場も見せてもらい 5年前に建てた測定中のモデル棟、昨年建てたモデル棟の見学が出来ました。
出し惜しみ無く、あらゆる技術を公開してくれ、大変参考になりました。
そこで、凄いのは土壁です。
どうして今、土壁なのかと疑問もあるかと思います。
断熱を多くしていくととても省エネで快適になっていきます。当社の住宅もそうです。
むしろ、この工務店さんより断熱性能は高いくらいです。
このくらいのハイレベルになってくると、冬の暖房性能は軽くクリアできます。
しかし、問題が2点残ります。
一つは湿度の問題です。夏場は湿度が高くそれを取り除かねばなりません。
エアコンをかければ簡単ですが、この工務店では極力エアコンを使わない方法をと考え土壁にしたようです。土の湿度調整機能がどのくらいあるのかはわかりませんが、効果が発揮できているようです。
もう一つは 温度むらの問題です。前ブログに書いたと思いますが、高断熱の住宅は少しの熱ですぐ暖かくなります。私のパッシブハウスでも無暖房状態で朝起きたときの温度がすでに18度。日中日が当たってくると、徐々に高くなり午後には25度を超えます。まだ25度くらいなら心地よい暖かさと言えますが、それを超えてくると完全にオーバーヒートです。時には窓を開けて熱を逃がす必要があります。高性能住宅では残念ながら熱を無駄に捨てなくてはならないこともおきてしまうのです。この捨てなくてはならない熱をうまく蓄えて夜温度が下がったら放熱させようというのが蓄熱です。
土壁はこの熱を蓄える性能があります。温度変化を緩やかにする性能があります。
一挙両得を狙ったわけです。
当社のパッシブハウスでは、基礎のボリュームを大きくし、この性能を持たせています。
工期、施工性、価格、強度など土壁の問題点も若干ありますが、それ以上の効果があると思います。
当社でもチャレンジしてみたいところです。









JBNの環境委員会に入りました。

日本の工務店の団体でJBNというのがあります。
2300の工務店の団体ですからとても大きな団体です。
国とのつながりも深く、国と工務店をつなぐような役目もある団体のようです。
様々情報も素早くキャッチできるようになりそうです。
その団体の中の組織に 環境委員会という部会があります。
その部会に推薦され入れてもらうこととなりました。
たぶん工務店の団体の中では温熱環境で先端を走っている団体です。
メンバーを見ると、凄い人が名を連ねています。
新聞で登場したり、表彰を受けたりしている人たちばかりです。
なるべく足を引っ張らないよう頑張って活動していきたいと思います。

2013年1月26日土曜日

森みわさんのドイツの省エネ視察に行ったのが3年前
今年も行われ 仲間の多くが参加してきた。
ドイツで行われた省エネ建築の国際見本市にもいったらしい。
私は参加できずとても残念。
そこで展示されているサッシなどの性能も日本の数倍の性能だ。
ドイツではさらに省エネが進んでいきそうなことがとてもよくわかる。
すでに日本と圧倒的な差があるのにさらに引き離されていく感じだ。
http://www.key-architects.com/blog/
もりみわさんのブログにも書いてあるのだが2121年にはドイツでの新築住宅はすべてパッシブハウスの性能でないと造れなくなるらしい。
とても信じられないことだ。
私の弟の家もパッシブハウスだが、パッシブハウスは信じられない性能だ。
普通の住宅とくらべると住み心地が異次元だ。
エネルギーを使う量が極端に少ないのは皆さん承知していると思うが、体感してみると、ほかのどんな省エネ住宅ともレベルが違うのに気づくだろう。
その住宅が数年先にはドイツでは当たり前になるのである。
日本の家造りを政府やハウスメーカーに任せて良いのか?
ドイツの住宅から見たら物置レベルの性能の日本の家を増え続けさせて良いのか?
日本の国民の方が勤勉でまじめなのに 政府、大手メーカーにだまされ続け、ぎりぎりの生活を強いられる。
今後も不安だらけだ。
私たちが造る家だけでも ドイツのように将来をきちんと見据えた快適な住宅にしておこうと思う。

2013年1月11日金曜日

全館暖房の重要性

室内の温度差が大きいととても危険です。
断熱が不十分な家、気密性能が低い家は 暖房している部屋と暖房していない部屋の温度差がとても大きくなります。
ファンヒーターなどでリビングの室温を20度以上にしても 浴室や脱衣室、トイレなどは5度、なんて家もあるようです。
この温度差が、とても危険なのです。
昨日NHKのニュースでも取り上げられていたので紹介いたします

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130110/k10014701191000.html

この報道でも解るように脱衣所浴室でのヒートショックの死者だけで17000人だそうです。これにはトイレでの死者は含まれていませんし報告があった分ですので実際にはもっと多く20000人を超えているだろうという研究者の方もおります。
2112年の交通事故での死者が4411人だそうですから4倍にもなります。
驚くべき数字ですね。
室内の温度差が原因でこれほどの死者が出ているのに、政府、建築業者は何をしているのでしょうか。
早急に対策を取るべきでしょう。

現在メインで造っている当社の建ものは高断熱(Q=0.8から1.6 1.3がメイン)、高気密(実測値C=0.2から0.6 0.4ぐらいが多い)なので 少ないエネルギーで全館暖かくなり、上手に暖房すれば温度差もとても少なくなります。昨年実測させていただいた当社の建もののオーナー様のおうちではトイレでも15度以下になることは珍しい状態でした。リビングとの温度差も概ね3度以下くらいでそれほど違わないようです。
このような、住宅であれば ヒートショックのリスクもとても少ないのではないかと思います、。

秩父は特に寒く温度差の激しい地域です。
日中10度近くになることがあっても、翌日の朝はマイナス5度以下 
気象庁の統計でも朝の冷え込みは青森市を下回ります。
外が寒いと中途半端な断熱では室内の温度をを維持することは困難です。
気密性能が低ければ、冷たい空気も入って来てしまいます。
暖房できていない部屋の温度はどんどん下がって行ってしまいます。
そして 暖房している部屋との温度差が大きくなってはしまうのです。

当社の建もののように外に逃げる熱がとても少なく、すきま風の入らない家でしたら温度差はあまり出来ません。 なぜなら室内の暖房の熱が暖房していない部屋に伝わるスピードと外に逃げていくスピードが高い温度でバランスがとれ室温が下がらないからです。

新築ばかりに力を入れているわけではありません。
今すでにある家の改修も必要です。
温度差をなくす、断熱改修がとても重要ですね。
効果があり、内部結露などのリスクがない断熱改修についてはまたの機会にお話しします。


消費税 補助金

消費税がらみで 家を建てる人が増えているようです。
多くの工務店が消費税値上げ前にはもう受注できない状態なのではないでしょうか?
実際に建てられている数も多いので、材料が値上がり傾向になってきたと問屋さんから連絡が入ってきました。
消費税の値上がりより、材料の値上がりの方が多い場合お施主さんは得なのでしょうか?
消費税前に皆さん建てようとするので、消費税値上げ後は 着工戸数が激減すると言われています。
そこで、住宅版エコポイントや補助金などが打ち出される予定があるそうです。
そうすると、それを使った方が「得」なんて言うことがあるかもしれません。
補助金もずっと出るわけではありませんから、その後はどうするつもりなのでしょう。
大型テレビもそうでしたが、エコポイントなどの補助金は、駆け込みにより消費を前倒しするだけで、消費が増える効果は少ないようです。補助金が終わるととたんに消費がなくなる。消費がなくなり景気が悪くなるからまた新たな補助金を出す。
馬鹿なことの繰り返しです。
補助金は景気の波を余計に造っているだけです。
ない方が、良いのではないでしょうか?
少しのタイミングの違いで、もらえる人ともらえない人が出て不公平も生じます。
現在当社でも 100万円、165万円の補助金を使い進めている建ものがあります。
ですが、たった3件だけです。
この補助金のもらえる条件は、一般的には厳しい内容ですが当社の建ものはすべてクリア可能です。それなのに申し込む日が違うだけで補助金が使えるか使えないか決まってしまいます。本当に不公平です。こんな不公平を生む制度はやってはいけないと思います。
こんな制度を作るために役人が働いているかと思うととても腹が立ちます。
こんなので国が良くなるわけないですよね。1日あたり5万円以上かかっていると言われている役人の賃金プラス補助金。税金の無駄遣い以外何者でもありません。
その負担は、我々国民がすべて払うのです。
その国民というのも、私たちの子供たち。
国債のばらまきで、借金を将来に先送りしているだけ。
子供たちはその借金を払わなくてはならないのです。
子供たちの将来はお先真っ暗です。
我々大人は、何をしているのでしょうか?
役人の無駄遣いを減らさせる良い方法はないのでしょうか?
この国はいったいどうなるのでしょうか。
何を考えているのでしょうか?


2013年1月8日火曜日

大工さんの違い

当社は、大工さんを抱えた技術を売りにした工務店です。
現在、工務店の多くは大工さんがいません。ほかの職人さんのように工務店に属すのではなく、外注で頼まれます。
ですから、与えられた材料で、ほどほどに仕事をこなせば良いと考えている大工さんが多く、仕事の内容において熱意が少ないように感じます。
ですが当社の大工さんたちは、高橋建築の従業員としてよりよいものを造りお施主さんに喜んでいただこうという大工さんばかりです。その様な大工さんたちですから志も高く、普段から勉強もしています。
最近は、当社の大工さんの技術を頼りにされ遠くのほうまで指導に行くことがあります。昨年も四国や奈良県までも行ってもらいました。今年もありそうです。
そんな大工さんたちですから 使う材料にもこだわりを見せます。良い材料を見分けることはもちろんですが、値段のこなれたほどほどの材料でも、使う場所や使い方を上手に見極め、後で狂いが出来るだけおこらず長持ちするように考えてくれます。
現在のほとんどの大工さんは、そこまで全く考えません。
木は天然の素材ですからどんなに良い材料を使ってもそりやねじれ収縮膨張などは避けられません。それを考え予測して木の向きや取り付け方を考えるのが大工さんの仕事でした。
それが、今はその様な昔から培われてきた技術が、途絶えようとしています。
工場で造られた均一な材料を 組み立てて取り付けるのが大工さんの仕事になってきています。
多くの大工さんが技術を身につける場所も機会も無いような状況となっているのです。
ちょっと手の込んだ仕事になると出来ない。ちょっと変わった仕事になると出来ない。ほんものの木材を自分で加工して長持ちするようにうまく工夫して家を造っていくことが出来なくなっています。
当社では、20才台から70才台までの大工さんたちが頑張ってくれています。若い大工さんたちは年配の大工さんに伝統の技術を教わりながら身につけています。
木の使い方は簡単には身につきません。経験しながら木の癖を覚えていくことも重要です。
住宅の骨組みを工場ですべて加工してしまうプレカットを当社も利用しますが、定期的に大工さん自ら木材に墨をし手で加工することも行っています。そうしながら若い大工さんも木にたいする感触を高めていくのです。
内装の工事などで使う様々な木製の部品も当社では自社の工場で加工します。木を無駄なく上手に加工していく技術も身につけます。
いろいろな場面に応じて自分で部品を造り、出来るだけベストな方法で納めます。
そうやって、一つ一つ造っていくわけですから、建ものにも愛着もわきますし気合いも入ります。
これが、ただの組み立て大工さんたちとは違う当社の強みでもあるでしょう。
ですが、最近は職人になりたいという大工さんが減っているように感じます。
技術を習得して一人前になるまでが大変だからなのか、お金が少ないのか、危険な作業があるからなのか、休みが少ないからなのか解りません。
しかし、何もないところに家を造っていくという仕事は すばらしいのではないでしょうか。自分が造っているものがどんなものなのか間近で感じられ、徐々に造られていく。きちんとしたものを造れば、喜んでいただける。その様なことが分かり易く感じられる数少ない職業だと思います。
昔は、子供のあこがれの職業で大工さんは1,2を争っていました。それが最近はランクに入らないようです。http://news.livedoor.com/article/detail/5493545/
大工さんを魅力ある職業にするように今の私たちが頑張らねばなりません。