2013年10月30日水曜日

「世界 パッシブハウスデー」 のお知らせ

いよいよ パッシブハウスデーまで残り一週間

世界各国のパッシブハウスが一斉に公開されます。

当社も参加いたします。

皆さん、是非 お越しください。



2013年10月24日木曜日

北海道の工務店

北海道で すごい家を造っている工務店さんたちが パッシブハウスの見学にやってきました。
寒い寒い北海道で先端を走っている工務店さん方の訪問でかなりの緊張。
大丈夫かな?

網走の工務店さんの現在の標準仕様は 壁厚が400mm 天井断熱が500mmだそうです。
すごいですね。
当社が北海道の次世代省エネ基準の倍の性能ぐらいですが、それを上回ります。
さすがです。

見学していただいて北海道の皆さんもパッシブハウスの性能には驚いていました。
しかし、今までの見学者とは違います。
明らかに、みているところが違います。
まずは、サッシの付け方、納めかた。当社の木製サッシの取り付け位置は、断熱に一番良いだろうと思われる位置についていますが、さらに壁の厚い北海道ならではの付け方と比較しておりました。外気温がもっと寒いと起こる様々な問題についてお話を伺いました。当社の仕様がさらにバージョンアップした際には、考えようと思います。
次は 熱交換換気システムの結露凍結の状態、結露水の処理について。
この辺も難しい問題があります。
断熱材の内部結露のリスクについて。万が一木が反ったりテープがはがれたり断熱材の隙間が空いたりいろいろな状態の時のリスクについて、起こりうることを前もって検討してあるか?
室内のわずかな気流、今まで気がついた人はいませんでしたがわずかな室内の気流に気がつきました。この気流の原因は?との質問。
冷暖房器の位置の選定について。位置によって対流の置き方が違います。その位置で燃費が大きく変わります。その場所について。
その他いろいろとても参考になりました。実際に経験を積み重ねていかないと理屈だけでは なかなか得られない情報です。

そのような方たちですから秩父パッシブハウスの性能はすぐに感覚で読み取れたようです。半端ない気密がとれているということが、数値もみないで体感しているだけで分かるとおっしゃっていただきました。断熱性能もすごいと言うことが、説明されなくても肌で感じられるとのことでした。
今日は肌寒い日でしたが、中はポカポカ。 完全に締め切っていると中はだんだん暖かくなっていきます。窓を開けると気持ちいい風がうまく通り抜けていく。本当に驚いておりました。

お昼ご飯は 小鹿野名物「わらじカツ丼」を召し上がっていただきました。
最近の一押しは 下小鹿野のどさん子の 「わらじカツ丼」
肉が厚くジューシーで 衣の味付けも絶品です。
ラーメン屋さんだけど、すごいのです。某系列のホテルやレストランなどで腕を磨いたすごいシェフが入り、味が一段と良くなったのです。
ここの「わらじかつ丼」皆さんも確かめてみてください。
北海道の人たちを「どさん子」に案内するのは、おかしいのですが、すごい喜んでくださいました。
埼玉の山奥で北海道の人が「どさん子」で食事。記念撮影しようと盛り上がって、写真を撮りました。
同行していた北海道の新聞社の方も写真撮ってましたよ。
お店の方に 忙しい時間にシャッター押してもらいました。仕事のじゃまして申し訳ございませんでした。


2013年10月18日金曜日

PASSIVEHOUSE の 紹介

短い時間で うまくパッシブハウスを紹介しています。

是非ご覧ください。

http://c.bme.jp/13/1506/36/2574

パッシブハウスオープンデーは11月8,9,10日の3日間

年に一度、世界中のパッシブハウスが一般向けに公開される『パッシブハウス
オープンデー』。今年は、11月8,9,10日の3日間です。世界で多くの物件が
参加表明をしています。

http://c.bme.jp/13/1506/25/ (PassiveHouseDatabase)

もちろん秩父パッシブハウスも参加いたします。

皆さん是非ご来場ください。
当社事務所奥です。
住所 下小鹿野144

2013年10月12日土曜日

クリナップ秋の展示会

今日10/12(土)、明日10/13(日)は クリナップの秋のスマイル感謝祭です。
高橋建築も 熊谷ショールームで 参加しております。
キッチンやシステムバスの実物を見ながら打ち合わせ、見積もりが可能です。
皆さんぜひお越しください。夕方4時までです。
来場者様に記念品や楽しいトイレットペーパーラーメンの抱え取りもございます。
是非、皆さんでお越しください。
お待ちしております。

2013年10月11日金曜日

大学の研究調査協力

慶応大学の研究のための調査に協力することになりました。
研究の内容は 「住まいと健康に関する調査」
住宅の断熱性向上による 健康性の向上効果と 
自然素材が健康性に与える影響度野調査だそうです。

温熱性能が良い家が 健康にとても良いことは すでに様々な研究者の報告などで明らかになっています。 当社のお客様からも ぜんそくが良くなった。アトピーが良くなった。医者にあまり行かなくなったなどの報告は受けていました。
今回はそれに加えて 自然素材の効果も調査するようです。
当社のお客様にお願いして数組の方を調査する予定です。
まずは季候の良い今時の季節で 温湿度計や睡眠計など設置し 2週間測定します。

当社の住宅の結果が他より良い結果になればいいのですが。。。。。。。

来ていただいた慶応大学の学生さんと記念撮影!!あまりにも美人だったのでお願いしました。

もちろんブログ記載の許可はもらいましたよ!!。

2013年10月8日火曜日

ドイツ製品恐るべし!!

今日は、ドイツ商工会議所のセミナーに行ってきた。
主に高性能なドイツの建材の紹介と進んでいるドイツの省エネ政策の自慢話だ。
ドイツでは原発を2022年にはすべて撤廃し2050年には温室効果ガス80%削減。
再生可能エネルギーを60%まで持って行くらしい。
政府主導でどんどん進んで言っている。
役所や企業,団体の利権、などで何も進んでいかないどこかの国とは大違いだ。

高性能な建材の話で言うと 悔しいくらい進んでいる。
日本の企業も技術力では優れているのだからやれば出来るのだろうが、いろいろなことで造れないらしい。
どんどん引き離されていく。
様々な部材の紹介があった。
どれもこれものどから手が出るくらい使ってみたい。
この紹介されている窓は,高性能樹脂サッシでなんとUw=0.6w/㎡Kという優れもの
そんなの聞いたことが無い。!!
秩父あたりで高性能住宅として(一般的に自称している)使われているサッシの標準がUw=4.6だから8倍近い
このような高性能な部材が簡単に手に入る世の中になれば良いですね。

おまけ
ご存じない方のためにUwのおさらい
Uwは窓の断熱性能を現す値で小さいほど熱が逃げない
単位はw/㎡K
簡単に言うと リビングの掃き出しさっし幅1.65m×高さ2mのまどは面積が3.3㎡
秩父の朝の気温が-5℃だとすると室温20℃との内外温度差は25℃
サッシの性能が4.6w/㎡Kだと 家の中の温度20度を維持するには
4.6×3.3×25=379.5
窓、一つだけで 約380Wの熱が必要
それが このドイツの高性能サッシだと
0.6×3.3×25=49.5
約50Wしか逃げない。
当社で最近標準の国内最高性能のサッシだとUw=1.2w/㎡Kなので
およそ100W逃げる計算だ。
100Wはおよそ人間一人が発生させる熱量なので 他に熱が逃げなければ人間一人で25度が維持できる計算。(他にもたくさん逃げるところがあるので、無暖房はパッシブハウスクラスで無いと実際にはだめです。)

窓の性能と一言に言いますが,窓の性能とは窓枠の性能 ガラスの性能 ガラスを固定するスペーサーの性能など複合的なものです。
一般的に 高性能サッシはガラスの性能が高いですから 面積が大きいほど窓の性能は高くなります。
でも、窓と壁を比べるとかべのほうが 壁の方が10倍位性能が高いですから 窓が大きくなると熱の損失は大きくなります。
ですが 太陽の熱を上手に取り込んで蓄えられれば 逆になる場合があります。
これには 方位 日射進入率 熱貫流率 日射遮蔽など複雑に影響し合いますのできちんと計算することが重要です。