地球温暖化問題が叫ばれ 化石燃料を減らす努力が行われています。
本当に化石燃料を燃やすことで温暖化が進んでいるのではないということも言われていますが、化石燃料の奪い合いは戦争などにも発展しますから 化石燃料を使わない方向に持っていくことはとても良いことです。
そこで化石燃料を使わないために電気自動車が脚光を浴びるわけです。
中国、イギリスを始め多くの国が今後数十年以内に電気自動車100%にすることを政策として掲げていますし、すでに電気自動車の優遇制度を設けガソリン車を少なくする用に仕向けています。
ですが、急に切り替わることができるかというとそうでもありません。
蓄電池をはじめとして、今の需要を満たすのが精一杯で急には供給能力を増やせない部品も多いようです。
さらに 電力が莫大に必要になりますから 電力網のインフラ整備も必要です。
しかし、社会も変化していきますね。
自動運転車やカーシェアリングなどの技術により 自動車の数が激減するかもしれません。
IT技術で乗り合わせなどが容易になり交通量も減るかもしれませんし、物流も形が変わりトラックなどの台数も減るかもしれません。
電力の面でも モーター技術の向上や 自宅で発電、それを蓄電するなどで 電力のグリッドに負担をかけない技術は発展するでしょう。
ですからもしかするともっと急速に電気自動車が浸透していくかもしれません。
そうなってくると 住宅は、やはり発電がたくさんできる方が良いと言うことになると思います。
今は家庭内の消費電力のみ太陽光で発電できれば良い、という基準のゼロエネルギーハウス(ZEH)ですが これから目指すのは 自動車の消費電力まで含めてゼロエネルギーにしていく必要があるかもしれません。
最新の電気自動車で日産のリーフが40kWhで400km走れますから1kwhで約10kmですね。
我々のような田舎住まいですと 1日30km位は普通の生活で走ります。それも夫婦別々の車です。そうすると60kmですから6kWh 実質の燃費など効率も考えると 10kWh位作れた方が良さそうです。
自動車に蓄電することを考えると、現在5kWの太陽光でZEHになっている住宅も3kW位追加して8kW位のシステムにしておくと良いかもしれません。
家庭の蓄電池も20kW位は必要になるでしょうね。
家庭の蓄電池と自動車の蓄電池をうまく使って電気をためて上手に使う使い方も考えていかなくてはなりません。それによって家庭の蓄電池の量も大きく違います。
日中車が家にあることが多ければとても有利です。
蓄電池の使い方のために夜お買い物に出るという家庭も増えてくるかもしれません。
これから数年 自動車を中心に 大きく変わりそうな気がしてなりません。
今家を建てる人はそのことも考えておくべきだと思います。
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