2013年7月31日水曜日

ゼロエネ補助金事例発表

今日は 工務店の団体JBNの環境委員会の会議がありました。
ゼロエネの補助金関係の提出が各社終わったところなのでその事例発表、勉強会です。
日本中から断熱で有名な工務店が集まっております。
各社、ゼロエネ申請をした物件の書類を持ち寄り、議論しました。
発表したのは10社くらいです。
皆さん、様々な工夫をされており,とても勉強になりました。
太陽光発電を除くエネルギー削減率では 普通の設備を用いたものでは、当社の物件が一番でした。全体では岐阜の金子さんが一番。
この削減率というのは、基準の建もののエネルギー消費量と比べて,どのくらい削減できるかというもので、仕組みさえ解っていれば、設備の組み合わせで、数値だけ良くすることは簡単です。
ほどほどの断熱でも、たとえば高性能エアコンやコジェネその他いろいろ高い設備をつけまくれば良くすることが出来ます。ハウスメーカーなどがそうですね。
当社のものはあまり設備に頼らず、躯体の性能の強化で成し遂げたものですので、真の省エネ住宅だと思います。
持ち寄った事例の中では一番断熱性能も高いものでした。
設備は10年、15年で買い換えが必要になったり、仕様が変われば省エネ効果は全く違うものになってしまいます。それではだめですよね。
躯体の性能をあげておけば高い設備に頼らなくても、長い期間省エネで快適な空間が作れるわけです。
この事例発表では 国の事業主判断基準のプログラムでエネルギー削減量を計算します。
燃費ナビのように建ものの向きや窓の付け方そのほかいろいろなことが考慮されていませんので一次エネルギー消費量も精度が高いとは言えません。
当社の物件は、実物件で方位や窓の位置日射遮蔽なども考えておりますから、実際に建った時も快適になりそうです。

会議のあとの懇親会もとても勉強になりました。
最先端を走っている工務店の方々から隠れたノウハウなども聞くことも出来ます。
まだまだ、勉強しなくてはならないと感じました。




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