2017年3月16日木曜日

海面上昇が深刻

IBECのセミナーでの話です。
CO2排出により様々な事が起こってます。
気温の上昇で気候が変わり、温暖化で伝染病が流行りやすくなったり、住宅では協力なイエシロアリの北上で被害が増えたりしています。
砂漠化等で耕作地が減少。
異常気象による、ゲリラ豪雨や大型台風等の被害も深刻です。
しかし、それにもまして大変なのが海面の上昇です。すでに上がり始めていますが、ある点を越えると、急速にたかくなるようです。
そうすると沿岸部にある都市のほとんどが海面に埋まってしまいます。
そこに住む人はとても多いですから、その人たちが住む場所を失うのです。難民として溢れるかもしれません。
耕作地も平野部がほとんどですから、食料生産もも大きく減少してしまいます。
南極の氷が全て熔けるとなんと35mも海面が上昇するそうです。
海面上昇はすでに避けられない状況になっていますが、これ以上進まないようにしなくてはなりません。
そのためには、世界全体で温暖化排出ガスをゼロにする取り組みがすぐに必要なのです。
太陽光発電や風力等の自然エネルギーで電気を作り自動車も含め電気で動力を取っていくようになるようです。
皆で本気で取り組まないと間に合いません。
皆さん、頑張りましょう。

ZEHの波

今月の環境委員会では、日本の全国工務店のZEHの事例発表でした。
日射の少ない雪国でも、確実にZEHの事例は増えています。
雪の対策等様々な工夫をしていました。
難しいのは都内の狭小地に建つ住宅
敷地が小さいので小さな屋根しかありません。そこに、ゼロエネにできるだけの太陽光発電を載せなくてはならないのです。
かなり厳しいようです。マンションなどの高い建物の影になる場合もあります。
さらに、地価が高かったり工事費が高いので太陽光発電設備までお金が回らないということもあるとの事です。
秩父は恵まれていますね。
土地は広めですし、雪もほとんど降らなくて日射量も多い地域です。
あまり山間部だと山が邪魔する場合もありますが(笑)高層マンションはありませんね。(笑)
買取り価格は下がっていますがまだまだ余裕でもとか取れます。
新築で太陽光発電を載せないという選択筋は無いのではないでしょうか?
少し借り入れ額を増やしてでも乗せた方が良いと思います。
細かい試算などは直接当社にお問い合わせ下さいね。

2017年3月14日火曜日

2017年度太陽光発電買取り価格

2017年の太陽光の買取り価格がはっきりしました。
家庭用の10kW未満が28円だそうです。来年は26円再来年が24円というところまで一気に発表されました。
今年は一気に4円の下落です。
当社はお安く提供しているので、まだまだもとを取れる価格ですが、厳しい人も多いでしょうね。
産業用は21円との事です。
安くはなりましたがまだまだ貯金よりは利回りが良いので、土地や屋根が余っている人は環境のために設置していただければと思います。

2017年3月10日金曜日

人材育成のお手伝い

YKKさんの人材育成のお手伝いの記事が紹介されました。

1月の寒い日に 秩父パッシブハウスの視察をしていただき セミナーをさせていただきました。
日本中から集まった選ばれた人たちなのでとてもレベルが高く質問内容も鋭かったです。
一番上の写真にあるように大勢の人が集まると人間の発する熱だけで室温が上がっていきます。皆さんそれを体感してパッシブハウスクラスの高断熱住宅にびっくりされていました。

2017年3月7日火曜日

新住恊勉強会 やなぎだハウジングさん視察

昨日は オストさんで木製サッシの打合せの後 真岡市のやなぎだハウジングさんの現場にお邪魔しました。

平屋の素敵なお宅でした。
34坪 Q=0.99 UA=0.28 C=0.2
すばらしい性能です。


桁上に構造用合板で水平剛性を取りその上にセルロースファイバー400mmです。
構造用合板を貼ることでとても地震に強くなりますね。
水平の剛性を取ることが地震に強くするためにとても有効なのをとても理解してます。
その上にポリエチレンシートその上にセルロースファイバーです。
ポリエチレンシートはいらないかもしれませんね。合板気密で行けるような気がします。
透湿の面でもOKですし。ですが長期に渡りより安全性を確保するためにされたのでしょう。念には念を入れておりますね。垂木の外壁側にはセルロースファイバー軒裏にセルロースファイバーがこぼれないように垂木下に合板が打ち付けてあります。丁寧ですね。
軒先側でも断熱材が薄くならないように軒桁の上に400mm上がりで母屋が設置されています。

この装置は換気扇です。床下とつながっております。
部屋の暖まった空気を床下に送り蓄熱を考えたのと
夏には床下の涼しい空気を室内に戻すとのことです。
当社も15年くらい前行っていた手法ですが結構難しいです。
どんなところが難しいかは当社お客さまには直接お話しします。

天井点検口の内部の断熱ふたです。手作りですがとてもよく出来ています。
まねさせていただきます。(笑)

今回の見所は外壁の300mm断熱
工事が終わっていたので写真はありませんが言葉で説明します。
解る人はすぐわかる内容です。
まず基本の充填断熱は105ミリの柱間にhggw16K
その外に構造用面材
その外に横に105*45を断熱材の幅でパネリードで固定します。
そこにhggw105mm充填です。
柱と横胴縁が交差部しか重ならないのでとても熱橋が少なくなります。
合理的です。
そして残りの100mmはなんと内側!!
柱に気密シートを貼って防湿気密層を作りその内側にさらに間柱を設置します。
その間柱間にhggw105mmです。
これは柱間柱の位置が完全に重なりますから熱橋にはなってしまいますが、内部の電気配線のしやすさや設置のしやすさを考えると無理に横に設置しなかったのも頷けます。
気密層が一番手前にないので気密コンセントボックスはいりませんし、配線のサービススペースを確保する必要もありません。とても合理的ですね。
難点はお部屋が狭くなってしまうことかな?
市街地で敷地が狭く外に断熱をふかすのが難しいときなどはこのやり方を積極的に考えてみても良いかもしれません。

ここの暖房は40kWのエアコン1台
これだけの性能のお家だとどこかに付いていれば暖かいです。この家はユーティリティーのようなところに付いていました。
以前は床下エアコンなども試したようですが、性能が高い家では無理に床を暖めなくても床が冷たいようなこともないのでやめたのだそうです。確かに床下設置は床下も暖めなくてはならないのでお部屋を同じ温度にするためにはエネルギーは余計に使ってしまいます。とても合理的な考え方ですね。

基礎は内断熱 XPS100mm

土台の面にも床合板まで綺麗にXPSが設置してあります。
さすがですね。内付加断熱との断熱の連続性も確保され完璧です。

とても良い現場が見られました。ありがとうございました。