2016年5月13日金曜日

秩父って暑いでしょ。気のせいではないですよ。

今朝のニュースのお天気コーナー
さて問題です。

わかりますか?
5月の最高気温の 記録をもつのはどこでしょうか?



もちろん 秩父!

沖縄でも 九州でも 四国でも 京都でも 多治見市でも 熊谷でも ありません!!

5月に37度越え!

ありえない!!
真夏の最高気温では熊谷に負けるけど5月は勝った!!
なんの競争?(笑)

とはいえ 真夏でも熊谷以上の日が度々ありますよね、
なんたる暑さ!!暑さ。!!

秩父はとんでもない場所なのです。

盆地特有の気候が厳しい環境を作っています。
盆地なので夏はほとんど風が吹かない!暑さ倍増!!

今年の冬は マイナス10度以下と札幌辺りと変わらない温度も出していますから 夏冬とも最悪!
皆さんどう乗り切っていますか?

人は 90%以上の時間を室内で過ごすそうです。
家はもちろん 車の中や 会社のなか。

外が37度でも室内が快適ならストレス受けませんね。
健康に過ごせますね。

ですから建物の住み心地をよくすることはとても大切なのです。
快適な家で ストレスなく くらしたいですね。



2016年5月10日火曜日

秩父で鍛えられた。

今日はJBN(工務店の最大の団体)のZEH委員会でした。
選りすぐりの工務店が日本中から東京に集まりました。
レベルの高い人が大勢集まります。
少しでも情報を集めようと皆さん必死です。
懇親会も多くの方が参加されていました。
そこで私に質問してきた人がいて少し議論になりました。
「高橋さん、そこまで断熱必要ないんじゃないか?」と
今までも何度もそういう質問を受けましたが ほとんどが環境の良い恵まれた地域の方です。
今日の方も 鹿児島の方でした。
冬でもマイナスの温度にはならず 夏も33度ぐらいまでだそうです。
秩父は冬の朝 マイナス5度以下は当たり前。マイナス10度になることも。
夏は、あの有名な熊谷のおとなり。35度以上は当たり前。
そんな話をしました。
そばにいたのは、千葉、岡山北海道の人。
「秩父のようなそんな厳しい気候が高橋さんの技術を高めたのですね。」
そう言われたとき妙に納得してしまいました。

秩父は厳しい!!!!!!

洗濯乾燥機の消費電力

洗濯機の消費電力はそれほど大きくありません。
かなりの時間動いていますがモーターですからね。
洗濯のみならそれほど気になりません。
しかし注意が必要です。 電気を熱に変えるときに大きく電力を消費します。
ですから 乾燥までするととても電気を消費するのです。
普通のドラム式洗濯乾燥機で乾燥までした場合の電力量をみてみましょう

毎日1回乾燥まで洗濯機を回していますが2~3kWh多いときは4kwhの消費電力です。平均3kWh位ですね。契約によって違いますが朝晩に洗濯するとすると75円くらいかかります。もし太陽光発電で売電できるはずの31円の売電ができないとするとおよそ100円です。
次に この洗濯機がヒートポンプ式の洗濯乾燥機の場合はどうでしょう?


このお宅は3日に府通のドラム式洗濯乾燥機から ヒートポンプのドラム式洗濯乾燥機に買い換えました。
なんと1kWh仕か電気を食いません。 25円です 太陽光の売電分としても乾燥までして1回31円です。
ヒートポンプ式は熱を単純なヒーターで作るのではなく空気から熱を奪う仕組みですから効率がいいですね。エアコンやエコキュートもこの仕組みです。
もし 東京電力の「電化上手」という契約で夜間の23時から翌朝7時までの間に洗濯すれば1回13円以下です。
使う時間でも大きく違いますね。
普通の機械を日中動かすと100円ヒートポンプの洗濯乾燥機を夜間動かすと13円
機械と使う時間で8倍くらい違います。
ビックリですね。

他の設備や電気製品でも色々あります。
慎重に選ぶことが必要ですね。



2016年5月9日月曜日

最先端の住宅着工しました。

最先端のモデル住宅 兼 実験住宅着工しました。
待ちに待った工事の始まりです。
とは言っても、当社のような工務店が実験やお客様に見せるためだけのために作れるはずはありません。
皆さんもご存じの某大手メーカーの企画です。
当社の技術力が買われ、お手伝いすることになりました。
現場はとても遠く大変なのですが、泊まり込みで工事してきます。
私のアイディアもたくさん確かめられるのでとても楽しみです。

2016年5月7日土曜日

家を長持ちさせるために日々勉強が必要です。

今日も勉強にいってきました。
木の建築フォーラム主催の木材などの勉強です。
わたしは、家を長持ちさせずっと長い間使われ続けるように頑張っています。
使いやすさ、耐久性、耐震性、温熱性など住み続けられるためには数々の条件が必要だと思います。
その中のひとつとして建物を構成する、木材の知識は重要です。
長い間、建築に携わってきていますからそれなりの勉強はしてきています。
しかし、技術のレベルは進んでいますし、研究も進んできています。
特に木材を人工的に乾燥させることなどは、ここ2、30年の技術なのです。
それを 中途半端な知識で知ったかぶって語ることはできません。
今日は その道で研究の主となっている東大の信田先生と 建築研究所の槌本先生の講義です。
忙しいのですが聞き逃してはならないと、また東京です。
もちろん知っている話が多いのですがひとつでも持ち帰ろうと必死に勉強してきました。

木材は木材に含まれる自由水がなくなったあとの結合水が減りはじめてから、収縮などの変形が始まります。その事は皆さんご存じの方が多いと思います。地域によって平行含水率は違いますが、一般的にはこの含水率になるまで木材の変形が進んでいきます。それでは、一度もっと乾かしてみたらその後どうなっていくのか?床暖房のように高温が続いたらどうなるのか?私が作っているような超高断熱住宅な場合木材はどうなっていくのか?
その辺の物性を聞いてみました。

また、乾燥の方法によって 木材の性質が変わります。
より強い安全な木材はどういうものなのか?

その他もろもろ勉強になりました。皆さん興味ありますよね。

日々勉強は必要です。
それも中途半端な勉強でなくその道の最高の先生から教えてもらうことが何よりも重要だと思います。

設計者や大工さんの思い込みによる間違った木材の知識もあります。
実験などによって検証できるものもあったりなかったりします。
単純と思えることでも真実がようやく解ってきたこともあります。

経験により、見聞きして自分で理解していると思っていても間違った知識が植え付けられている場合もありますし、自分はよくわかっているから勉強する必要はないと思っている人もいますね。
それは、あのベストセラーになった「バカの壁」のひとつですね。

間違って覚えたまま。中途半端な知識のまま、知っていると勘違いしているまま。
新しいことがわからないまま。
そんなことがないように 日々勉強していきたいと思います。

2016年5月5日木曜日

さらなるコストダウン

当社の建物の内容をご存じの方は 当社が十分価格競争力があり コストダウンが出来ているとわかってくれていると思う。

日本全国から当社の建物の視察に工務店、設計事務所、メーカーさんなど訪れるが、建物の性能に関心を示しびっくりした後必ず価格の話になる。

同業他社の方は[髙橋さんそれでやっていけるの?」と不思議がる価格だ。

当社は,あまり宣伝もしないし、営業もいない。少数精鋭で経費をかけずにがんばっているから、安めなのだろう。

しかし、内容があまり高性能とはいえない中途半端なレベル(その工務店はもちろん自社の建物を高性能だと行っている)。少し、時代後れなレベルの建物しか作ったことの無い工務店は、当社の建物を少し高めだとみるようだ。まあそれはやむを得ないだろう。比較する方に無理がある。

当社の建物は内容の割にはかなりコストパフォーマンスが高いのは間違いない。
しかし、30歳前の若い方や 所得が少なめの人などにこそ この光熱費が少なく済み 健康で住みやすい家の 恩恵が受けられるべきだと考えた。
それにはさらなるコストダウンが必要だ。
子育て最中の世代や 定年を迎えた方々、皆に建てやすい価格にしたい。

耐震性能や断熱性能,耐久性など 安心、安全、健康に関わる性能は落としたくない。
最近はいろいろ試行錯誤しながら、仕様を見直したり、新しい納まりを考えたりしている。

もう少しで規格化できる予定だ。
興味がある人は是非お声がけください。

ニトリの家具、カーテンはとても安かった。
値段の安すぎるものはちょっと考えさせられるレベルのものも多いが 「これは!」というものもある。
上手に選べばとてもいいと思う。