2017年12月31日日曜日

建築費用

リクルートから 今年の建築費用が発表されました。
土地代など他の物を含めない純粋に建物だけの費用とのことです。

平均2775万円だそうです。
首都圏に限ると3164万円だそうです。
平均的な大きさが書いてはないのですが、30坪から40坪くらいなのでしょうね。
建物のみの値段ですから割と高いですね。
ここで解るのは皆さん広告の単価なんかでは作っていないと言うことです。
あの広告の値段はほとんど嘘でいろいろな追加費用諸費用が取られるのです。
坪32万円と書いてあっても最終は全く違うと言うことですね。
あの表示何とかならないですかね。
お客さんの気を引き だます?言いくるめる?のが仕事なんでしょうか?
内容を確定した総額表示が浸透すれば良いですね。

それと私が感心したおもしろいデーターはこれです。

宅配ボックスをほしい人が67.4%もいると言うことです。
当社でも扱っていますが 設置した方からはとても喜ばれます。
アンケートでも理由は様々です。
 外出するのに気を遣わない。
 不在が多い
 受け取りが面倒
 宅配やさんのために
 防犯対策
などあります。
10kg入るパナソニック製の物が設置費まで入れると5万円くらいしますが
その後の便利さを考えるととてもお得かもしれません。
不在時の再配達がとても手間がかかるようなので 皆さんが設置するようになれば宅配の手間が減らせてコストも安くなるかもしれませんね。
今後はアマゾン、楽天などインターネットショッピングがより増えていくと思いますので設置者が増えそうですね。
皆さんも先駆けていかがですか?
当社常時在庫しております。 お声がけください。

2017年12月21日木曜日

ZEH補助金抜き打ち調査

経済産業省が行っているZEHの補助金の抜き打ち調査がありました。
ZEHの補助金では初めてです。
SII(環境共創イニシアチブ)という補助金の窓口の方がお越しになりました。
抜き打ち検査と行っても2,3日前には連絡があったのですが(笑)
高額な補助金ですので、国もズルする人を見つけたいのでしょうね。

(顔出しの許可をいただき記載しております)
まずは提出してある書類が間違いないかチェックです。
建築確認申請書
完了検査済証
補助金申請書
完了報告書
長期優良住宅認定書
保証書
出荷証明書
など
そして 建物の細かい調査です。
床下点検口や 天井点検口から覗いて断熱材のチェック
設備機器の品番のチェック
サッシの仕様のチェックなど本当に細かいです。

担当者さんから きちんとできているし 書類もしっかりしているとお褒めの言葉をいただきました
「いつもこの性能ですか.すごいですね」とびっくりしていました。

見ていて 担当者さんも大変だなと思いました。
日本で40棟見て回るそうです。
観光がてら行ければいいですがほとんど日帰りだそうです。
移動が結構大変とのこと。
お疲れ様です。

この補助金をもらうことで 住宅がワンランクアップさせられます。
当社の住宅は常に最高性能ですが、今回はさらに太陽光発電を増設しました。
本当にありがたいですね。

2017年12月12日火曜日

大阪 日帰り出張

今日はパッシブハウスの作り方セミナーで講師を務めに 大阪まで行ってきました。
3時間ののセミナーです。
先月今月は すでに 京都、新潟でもやってきたので だいぶなれてきましたし内容も濃くなってきました。 (笑)

今日の大阪は なんと日帰りです。
一日めいっぱい使う ハードなスケジュールでした。

レッドアローや 新幹線の中ではパソコンを開いて 仕事ができるので無駄にはなりませんけど。

めいっぱい働いています。(笑)

そこで気がついたことがあります。 片道5時間かかります。
その5時間の内訳が 小鹿野から東京駅まで2時間半
東京駅から新大阪までが2時間半なのです。
新幹線 はやい! 安全だし 乗り心地はいいし 
金額は乗車券と特急券 指定席で片道14250円
池袋から西武秩父までのおよそ10倍もします。

これだけ早いのならリニアいらないんじゃないかな?
その分安くするとか 新幹線がないところに引くとかした方がよさそう。
東京-名古屋-京都ー大阪 は 今の新幹線で十分ではないのかな?

地方を活性化するために まんべんなく枝を伸ばしてほしいと思いました。

一番人が動くところに投資するのは解るけど 万遍無いインフラ整備をしないと
人口の集中が止まりませんよね。

小鹿野の発展も同じことが言えて、トンネルで秩父につながって便利にならないと
どんどん若者が出て行ってしまいますね。
道路工事が無駄だという人がいますが 道路などのインフラは必要ですし,産業がない地域の仕事の確保の面でも有効です。
林道などもきちんと整備すれば将来に役立ちます。
使わない箱物はだめですが、インフラ整備は重要ですね。
栄えるには いろいろな要因があると思いますが 道路や鉄道がある便利なところでないと最初から脱落ですね。
企業誘致したいなら トンネルは必要でしょ。 西武秩父駅から15分くらいで来られるようになればいいな。

2017年12月11日月曜日

当社の施工が紹介されています。

当社の施工が紹介されています

http://neoma-house.com/category/nlc-member/%e9%ab%98%e6%a9%8b%e5%bb%ba%e7%af%89%e6%a0%aa%e5%bc%8f%e4%bc%9a%e7%a4%be/

旭化成さんの新しい高性能断熱材 「ネオマゼウス」を使った施工です。

お客様の協力も有り メーカーがお願いしているカメラマンが撮影をしながら 実際に施工をします。
当社の施工が早くて確実と言うことで メーカーさんと共同で施工の手順を確認するマニュアル作りや施工の新しいノウハウの確立 施工スピードの検証などすることとなりました。

このおうちは 秩父夜祭り前に引っ越しをしていただきました。
暖かく暮らしていただいているようです。 

2017年11月29日水曜日

新住協関東支部勉強会に参加

大宮で新住協の研修会です。

まずは事例発表
宇都宮の吉田さん
Q=1.3 UA=0.34 G2レベルの家です。
かなり高断熱です。
暖房床下エアコンと吹き抜けに冷房用のエアコンです。
とてもかっこいいですし、川に面する敷地を生かした 採光 通風計画もとてもうまくできていました。
質疑応答でアライさんが質問していたのですがそこまでの断熱なら床下エアコンは無駄では無いかと言うこと。
私も同感でした。最近床下エアコンがはやっていますが 本当に高断熱な住宅では床下エアコンは効率が良くないですね。 基礎床の断熱をあげてどこかにエアコンが付いていれば良いレベルになります。床下エアコンではもったいないですね。
これから高断熱が進んでいくときっと床下エアコンは見直されてくるでしょうね。

お二人はさんで

最後が 東松山の夢建さん
28坪2000万Q=1.2の家の紹介です。
最近は安い家をやり始めたとのこと。
430トリプル イノベスト 
施工もしっかりしていますね。
安くするための工夫もたくさんされていました。
まず窓の数を思い切って減らしています。
外壁はガルバ
換気は第三種
落とせるところはとことん落とす工夫がされていますね。
それでいて粗利もきちんと確保しているし見習宇ところがたくさんありました。

さあこれから 渋谷に移動です。
宿谷先生の勉強会です。
これはいつも楽しみにしているとてもマニアックな講習会です。
楽しみです。

YKKさんの高断熱指南のホームページ お手伝いしています。

工務店さんに高断熱の作り方を指南するYKKさんのホームページが立ち上がりました。
http://www.dankinavi.jp/
このようなページです。
YKKさんから依頼を受け 当社が半年前からお手伝いをしていました。
施工の具体的な納まりをお話しし図面化できた物をチェックするというお仕事です。
「一歩先」はすぐにでも取り組んでもらいたい最低ラインの物。
「3歩先」はこれから目指していってもらいたい仕様の物です。
高断熱の技術はこれで終わりではないですから
さらに先にも進んで行けたらいいですね。
最近の高断熱のディテール集を見ると、断熱の先駆者たちが「うちはここまでやっているよ。すごいだろ」的なやり過ぎな感じの納まりが多くなっています。
今回の企画は 普通の工務店が無理なく取り組めきちんと簡単に施工できる内容を主眼にしています。
皆ができることが重要ですからね。
ページの下の方に当社の名前も載っていました。(笑)
これから高断熱をがんばる工務店さんに活用いただけたらと思います。




2017年11月28日火曜日

湿度のコントロール

昨日、新潟でセミナーをしてきました。
そこで、聞いてくださった方からメールで質問が来ましたので ここに私のお答えを載せておこうと思います。
住宅建築をお考えの方にも参考になると思います。

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Q:全館暖房ということですが、湿度管理はどうしているのでしょうか?

Q:湿度は何パーセントくらいになるようにしていますか?どのように保っているのでしょうか?

この質問をされた方はたぶん普段から温熱のことをきちんと考えてがんばっている人だと思います。
がんばっている人はさらに考えが進んでいきますね。
暖かい家を作るのは気合いを入れてがんばれば比較的簡単にできるようになります。
 先に進んでいる人はこのような悩みになってきますね。 

温度ムラを少なくすること
  各場所ごと
  24時間の中で
  晴れや雨の日でも

湿度のコントロール
  冬の乾きすぎ
  夏の除湿

輻射面温度のコントロール
  
そんなことに移っていると思います

ご質問の回答ですが私なりにお答えします。
まず目標湿度ですが 夏は60%以下 冬は40%以上を目指しています。

湿度コントロールは難しいですよね。
今年のパッシブハウスアジアカンファレンスでも除湿がテーマになりました。
最近のエアコンは効率の競争で 顕熱(温度の成分)を下げるのは得意ですが潜熱(湿度の成分)を取るのは難しいですね。
普通にエアコンを付けると夏場は 温度が下がっても湿度65%70%の空気しか作れないことが多く
あまり快適な感じはしませんね。
東大の前先生は 湿度を取る(潜熱を下げる)のはエネルギーを使うから 他の要素で涼しくすれば良いのではないかと言っていますね。
服を脱ぐ 風に当たる じっとしている 温度を下げる です。
具体的には
  着衣量を少なくする(薄着にする)
  気流を多くする。(風に当たる)
  運動量を少なくする
  顕熱を下げる(温度を下げる)
ということですね。
しかし 私はそれが一番快適だとは思いません。
少し温度が高く カラッとしている方が気持ちよい様な気がします。
私がデブで汗っかきだからでしょうか?
服を脱ぐのにも限りがありますし 扇風機の風にずっと当たっているわけにも行きませんし
ずっとじっとしているわけにはいきません物ね。
確かに温度を下げるのも手ですが 人によっては「寒すぎる」と不快に思う人が出てきます。
そう考えると やはり一番難しい「湿度を下げる方法がないか」と考えざるをえません。
パッシブハウスの考え方では快適性を犠牲にせずにエネルギーを減らすことにありますから
この辺もできるだけ妥協せずにがんばっていきたいです。


夏の湿度を下げる。温度を下げすぎないで。
皆悩んでいます。

私たちが考えている一つの解決策として 給気エアコンがあります。
パッシブハウスレベルの性能の住宅でしたら24時間換気の給気量だけ冷房すれば全体の温度が下がります。
換気システムの給気量はエアコンなどの風量と比べてとても少ないため、熱交換器で除湿が促進されます。
吹き出し温度が低いですから かなり乾いた空気が作れます。
とても良い方法なのですが、まだ実験レベルであるのとパッシブハウスレベルの断熱が必要です。
いろいろな技術的課題が解決され早く製品化されるといいですね。
ダイキンのアメニティーエアコンを使って皆さんいろいろ試していますね。

一番簡単な方法は 日立の再熱除湿付きのエアコンを使うことです
エアコンでたくさん冷やし除湿した空気をちょうど良い温度に再加熱する機能を持っていますので室温は下がりすぎずに湿度のコントロールができます。
ですが、冷やして暖めるということをやっているのでエネルギーはとても使ってしまいますね。

私がやっている方法は 小屋裏エアコンでで少しショートサーキットさせ冷たい空気を作りそれをファンで適量配りちょうど良い室温にするという方法です。
小屋裏で22度70%位の空気は今のエアコンで作れます。
そのままですととても寒いので ファンの強弱で各お部屋に分配し26度55%位を狙っていきます。
この方法は理論的にはうまくいくのですが実際にはコントロールが難しいです。
各部屋の温度ムラを作らないために 確実な日射遮蔽、高い断熱性能が必要です。

もちろん今皆さんが多く取り入れてきている熱交換換気扇を全熱のタイプにするというのも少し良くなります。
当社もこれは最低限の取り組みとして行っています。

日本の夏は難しいですね。


冬の過乾燥も問題ですね。
高断熱できちんと換気をすると外の乾いた空気が入ってきて室内で暖められますから相対湿度はどうしても低くなってしまいます。
何も対策をしないと30%台なんて普通に起こってしまいますね。
私がやっている対策ですが
全熱の熱交換換気扇で少しは良くなるとはおもいますが、それだけでは足りません。
プランでの対応とお客様の協力です。住まい方の工夫です。(笑)
洗濯を干す場所を室内のどこかに必ず作ります。
「冬場乾燥するときには室内干しを積極的にしてくださいね」
なんて言っています。
それと 観葉植物 水槽なんかもおすすめします。
あと 浴室のドアを開けたままにしてもらうということでしょうか?
技術的なことではなかなか難しいですね。
加湿器をかってもらえば良いのかもしれませんが エネルギーをあまり使わないようにするためにも 建築側 住まい方でまずは解決できるといいですね。

ご質問してくださった方も いろいろ考えていらっしゃると思うので 何か良い方法の情報をもっていらしたら
是非、教えていただけるとありがたいです。

このような情報交換が できる仕組みができて みなで議論できるといいですね。
みんなレベルが上がりますよ。(笑)

2017年11月26日日曜日

夜の見学会 温度測定しました。

昨日 今日と パッシブハウスレベルの住宅の見学会をしています。
昨日 朝9時開始 無暖房状態で夜を迎えました。
日射取得とお客様の内部発熱で日中は25℃まで上昇
そのまま日が暮れ夜に突入。
夜終わったとき21時30分 外気温2.9℃
室内は1F 24.0℃ 2F 23.9℃でした。
これだけでもすごいでしょ。
とてつもない温熱性能
これが高橋建築の力です。
暖房なしですよ。(笑)

さらにすごいのがここから
電気をすべて落として人も誰もいない内部発熱
0Wの状態で朝を迎えました。もちろん無暖房。
外気温が-1.9℃まで下がりました。氷張ってます。(笑)
室温はどうでしょうか?
1F18.2℃ 2F18.7℃
すごいでしょ。
面の中で一番寒かった床のサーモグラフィー

天井



壁には熱が残っていますね。
トリプルガラスの樹脂サッシでもさすがに
寒いです。


室温は18℃に下がりましたが面の温度が18℃前後で寒いところがないので快適です。
ブログを書いているうちに日射取得が始まりました。
今日も晴天 暖かくなりそうです。

外気温がー1.9℃まで下がっても 無暖房 さらに内部発熱なしでこの性能 皆さんどう思いますか?

使った断熱材は 旭化成建材さんの高性能断熱材 ネオマゼウス
λ=0.018w/(m・k)
来年発売です。
この断熱材のすごさを実感しました。
すごいぞ 「ゼウス」

12/3は秩父夜祭

昨年の私の最高のショットを皆さんにお見せします。(笑)
すごいでしょ。

2017年11月23日木曜日

今週末現場見学会の現場の記事です。

旭化成さんのホームページで今週末完成見学会の現場が紹介されていました。
http://neoma-house.com/category/nlc-member/%E9%AB%98%E6%A9%8B%E5%BB%BA%E7%AF%89%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E4%BC%9A%E7%A4%BE/
お客様のご厚意で現場見学会を行わせていただいたり、ネットに記事を載せていただいたりしています。
本当にありがとうございます。
現場見学会の住所です。
グーグルマップのリンクです。
https://www.google.co.jp/maps/place/%E3%80%92368-0051+%E5%9F%BC%E7%8E%89%E7%9C%8C%E7%A7%A9%E7%88%B6%E5%B8%82%E4%B8%AD%E6%9D%91%E7%94%BA%EF%BC%94%E4%B8%81%E7%9B%AE%EF%BC%99%E2%88%92%EF%BC%98/@36.0090842,139.0778462,15z/data=!4m5!3m4!1s0x601ec99cc30e103b:0x5934034077e790ba!8m2!3d36.0012104!4d139.0784329?hl=ja
気を付けてお越しください。
高橋

2017年11月22日水曜日

電車で席を譲ろう!(追記)

今日も都内で設計と経営の勉強です。
あの飯田さんの講義を少人数て直接聞く機会に恵まれました。ラッキーです。

もちろん電車での移動です。
私は飯能から座って乗っていくことができますがさすがにどんどん混んできてたっている人が多くなってきます。
年配の女性が前にたちました。
いつも私は直ぐに席を譲ります。
当たり前のことですよね。
最近それが自然にできなくなってきました。
回りの人より私が平均以上の年配になってきたからです。
もちろん席を譲る相手がかなりの年配なら躊躇せずすぐたちます。
しかし、見た目10際くらいしか違わなそうだととても迷います。
今回は明らかに年配の方なので席を譲ることができました。
若い皆さんは、迷わずにすんでいいですね。直ぐ立てますから。
「あなたと変わらないわよ」なんて思われるとなんて思われることはないですからね。

それと、私の回りで座っている人が若い人ばかりの場合です。
若い人がどんどん席を譲ってくれればいいのに、全く立つ気配もありません。
そんな時も非常に立ちにくいです。回りの人より明らかに年を食っている私が立つと座っている若い人の嫌な思いが伝わってきそうです。
こわい。

若い皆さん。若いときしか、堂々と席を譲れませんよ。

皆さんどう思いますか?

追記
この話を息子にしたところ 座りたいお年寄りは優先席の前に来るはずだからその時に譲ればいいのじゃないかといわれました。
普通の席の前に来る人は立っていたいのじゃないかと。
体鍛えたいのかもしれないから声かけるのは失礼な可能性もあると。
そう考える人が多いのかな?
「お年寄りのほうが疲れやすいはずだから、自分が我慢しよう。座りたいと思っているのじゃないのかな?」
そうは考えられないのかな?
こちらも疲れていてどうしても譲れないときもありますね。
私もそうです。そんなときは「ごめんなさい。」そう思って私も座っています。(笑)
私も倒れることはできませんから。こんなことを書きましたが私もできるだけです。毎回じゃありません(笑)
私の息子は小学生の時、1日に7回も席を譲ったことがありました。その頃はそれを自分でもとても喜んでいました。心境の変化は 席を譲ったことで何か嫌な思いをしたことがあったのかな?

優先席の件は これがあることで優先席以外では席を譲らなくていいという勘違いが起こっているような気がします。とすればとても残念ですね。



完成現場 最後の仕上げ段階です。

今週末の見学会に向けて急ピッチで現場が進んでいます。

夜もよい感じですね。

2階の吹き抜け部分です。ロフトが見えます。現在 当社の建具家具部がロフトに上がる箱階段を製作中です。どんなのができるのかな?楽しみです。


洗面台です。


1Fリビングは小上がりの畳リビングがあります。

玄関です。ステンドグラスの入った 当社の建具家具部が作った手作りのドアです。
左側に見えるのは大きなカウンター玄関収納です。
玄関周りにはたくさん収納があります。

このおうちは2世帯住宅 お母様と若いご夫婦です。
皆さん ミニマリスト
収納計画が普通と違いました。
普段 私は収納をたくさん取る計画をします。
しかしこのご家族は収納はほとんどいらないとおっしゃるのです。
最近物をできるだけ持たない新しい住み方がはやり始めています。
現代のものにかもまれた生活を見直そうという考え方です。
ですからそれほど収納を必要としません。
選ばれぬかれたお気に入りの小物が少しあればOKのようです。

ですから 建築側はとてもシンプルです。
あまり作り込むことはせずにバランスだけ取りました。

完成が秩父夜祭に間に合いほっとしています。
神社にも近い好立地です。
ご家族がここでゆっくりお祭りが迎えられればいいなと思います。


2017年11月20日月曜日

秩父市中村町現場見学会のお知らせ

11/25(土)26(日)に現場見学会を行います。
いつもご案内が直前で申し訳ございません。
新築の現場見学会は10か月ぶりですね。

秩父市中村町 公園橋と秩父駅の中間ぐらいのところです。
今回の物件は 旭化成建材さんとの共同プロジェクトです。
来年出荷開始の超高性能断熱材の試験施工や
当社が考えた床断熱工法の施工検証(特許申請中)
外張り断熱材の施工方法のマニュアルつくりのプロジェクト
外張り気密簡易施工の性能検証
など行われた物件です。
もちろんこの物件は
パッシブハウスクラスの超高断熱となっています。

今回、お施主様のご厚意で 完成したて 引き渡し直前の物件をご覧いただけます。
パッシブハウスの真の実力をわかりやすくするため 夜の現場見学会も行います。
午前10時から午後9時までの予定です。
今回はインターネットご覧らんのかたと 今までお問合せいただいた方にDMでのご案内だけです。
今まで当社で建てていただいたホームオーナー様もぜひ遊びにいらしてください。(笑)
もちろんこのブログをご覧になった新規のお客様も大歓迎です。
他社との圧倒的な違いをご覧ください。
2世帯住宅ですが少し変わった間取りです。
2階はとてもオープンな勾配天井の吹き抜けとロフトがあります。
珪藻土仕上げの多い自然素材のおうちです。
長期優良住宅
耐震等級3
ZEH(ゼロエネルギーハウス)
など当たり前
UA0.3以下 C0.2以下

当社は来年の着工分はすでに埋まっておりますのでご了承ください。
再来年分残りわずかです。
他社で決まっている方は見ないほうが良いと思います。
申し訳ございません。

2017年11月11日土曜日

本日、パッシブハウスデー

今年で5回目位の参加となる国際パッシブハウスデー
今日11/11(土)明日あす開催です。
場所は小鹿野町下小鹿野144

世界中のパッシブハウスが同時に公開されます。
パッシブハウスの圧倒的な性能が体感できますよ。
今朝の温度は3.2℃。室内は無暖房で20.8℃
炬燵もありません。(笑)
この家は冬中全く暖房しないのです。
ビックリしますね。
来ていただいた方にはその辺の仕組みをご説明いたします。

ハウスメーカーの工業生産品と違う暖かみのある思いのこもった手作りのおうち。性能もハウスメーカと比べ物にならないほど圧倒高性能。地元工務店ならではのアフター。それなのに価格が安いのは秘密があります。

当社は普段は宣伝していません。ですが当社に気づいたかたはだいたい当社で建築を希望してくださいます。そのため営業しないのに、完成までは2年待っていただくことになってしまいます。
再来年12月完成が今の申込みできる最短の枠となっております。
ご興味ございましたらぜひお越しください。
お待ちしております。
建築中の現場にご案内することもできます。
★基礎工事中の物件(小鹿野)すごい基礎断熱が見られます。
★上棟が終わり分厚い外張り断熱材が張られた物件(秩父市)トリプルガラスのサッシ取り付け中
★こちらは内部の天井下地や外部の下地工事中(皆野町)木製の軒天張っているでしょうか?
★大工工事終盤(秩父市)現在作り付けの玄関収納やスタディーコーナー。キッチンの組み付け中です。
★内装工事(秩父市)珪藻土塗り、タイル張りなど行っています。
★当社作業場 現在手作りのドアなどの建具を製作中。お客様お気に入りのステンドグラスをはめ込んだ建具など作っています。


2017年11月9日木曜日

家事・育児の労働の軽減

前回のブログでIOT補助金の話を書きましたが この補助金を使ってのIOT推進の一番の利点は家事・育児の労働の軽減にあると思います。

昨年でしたか「逃げるは恥だが役に立つ」という新垣結衣主演のドラマがはやりましたね。「恋ダンス」のドラマといったほうが分かるかもしれません。
みくりという名の大卒の若い女性が、就職が決まらず困った末、家事を仕事とする偽装結婚をする話です。

ここで 女性の家事労働を賃金にした話が出てきます。
働いている女性の平均賃金が 時給にすると1383円だそうです。
子供がいない夫婦の家事の時間は140時間だそうです。1日4時間半くらいです。
そうすると 19.4万円が女性の家事の給料ということになります。

そう考えると 家事にかける時間はとても長いし、家計に対しても大きいということになりますね。
これを少しでも住宅の内容で削減できれば良いと思います。
食器洗い機、ルンバ 今回のIOTでのいろいろできるようになることも期待できます。

住宅が便利になることで人間がものぐさくなるという人もいますが、家事はとても重労働ですね。軽減できた時間をほかに利用できればものぐさになるとは言えないですね。
私の家も共働きなので 食事なども半分は私が準備します。食事の準備にかかる時間の多さは大変です。最後の食器洗いなどまで含めると本当に膨大な時間です。洗濯や掃除なども毎日のことですから足し合わせるととてもおおきな時間ですね。
(建築をお待ちいただいている方からは家事をやらずに、もっとたくさん家を作れと言われそうです。(笑))

お金で考えると専業主婦は大金を稼いでいるのと同じということです。

子供がいる世帯ではさらに家事、育児の労働時間が増えます。 夫が500万くらいの給与なら30%の家事を夫が負担すべきという話もあるらしいです。そう考えると土日は夫がすべての家事をやって妻はまったくやらなくてよいというのが調度よいということになりますね。

夫が1400万以上稼ぐなら夫の家事負担は0で良いという計算もあるそうです。そんなに稼ぐ人はなかなかいませんね。
これは極端な話です。

話がそれましたが 家事、育児の労働はとても時間を使い大変ということです。
それを少しでも住宅で改善できればというお話でした。

詳しくは 
「逃げ恥」にみる結婚の経済学
をどうぞ
https://books.rakuten.co.jp/rb/15114271/
http://7net.omni7.jp/detail/1106806955
https://store.shopping.yahoo.co.jp/hmv/8188594.html
日本のために海外の通販ではないサイトをご紹介しました。(笑)
日本からお金を出さない努力を皆でしましょう。

2017年11月7日火曜日

住宅のIOT

皆さん「IOT」ご存じですか?
いろいろなものがインターネットと繋がり便利になっていく仕組みですね。
日本でも国をあげて取り組まれようと始まりました。
これにより、住宅においては、安心、安全、快適、家事労働の削減等を目指していきます。

いろいろな活用が考えられますが現時点ではこんなことのようです。
監視カメラやドアホンなどをスマホと連携させ外出先からも、訪問者と話ができたり、不審者の行動を録画したり、ペットやお年寄りなどの様子が観察できたり、自動で鍵をかけたり外出先から人の出入りまでわかってしまいます。
留守中の宅配の受け取りなども自動です

また、日差しが強くなりすぎたら自動的にブラインドシャッターが閉じたり、カーテンが明け閉めされたりエアコンのコントロール等も自動で行われ快適空間を維持します。

もちろん、照明やテレビのオンオフ等もできたりします。

太陽光の売電や蓄電池の充電、エコキュートのお湯沸かし等もその日の天気の情報に応じて環境に優しい方法やお財布に優しい方法などを選びエネルギーマネージメントする機能もついてます。

他にも 家事の負担を軽減するIOT技術もたくさんできそうです。

まだ、始まったばかりで、上手く連携するところまで出来ていなかったり、これから開発しなくてはならないところもたくさんあります。

今回は私たちをパナソニックさんが全面バックアップしてくれ技術をつぎ込んでくれるそうです。
世の中的には まだ早いと言われそうですが 国土交通省が補助金をくださります。
全額補助ではありませんが、コストアップ分を相当補助してもらえます。
ですから少しの負担で便利になります。(笑)

当社で現在打ち合わせしている方でご興味あり協力してくださる方は名乗りをあげてくださいね。再来年完成までOKですので、現在設計契約までしていただいてお待ちいただいている方はギリギリ間に合います。これから設計契約の方は再来年完成できないかもしれませんので申し訳ありませんが この補助金を使いたいから設計契約するという方は残念ながら無理だと思います。その様な方はまた他の補助金がご案内できると思います。


日本中から先進的な工務店が集まりました。

今日は名古屋です。 
エコワークスの小山さんが中心になって作られたZEH協のIOTの研修です。
小山さんの掛け声でこれだけのメンバーが揃うとはさすがです。
このメンバーに私も加えていただくことが出来てとても光栄でした。

小山さんのfacebookから転記させていただきます。
キックオフ

今日はZEH協として国交省から採択されたサステナブル建築物等先導事業(次世代住宅型)のキックオフでした。

北は北海道から南は鹿児島まで約30名の方々にお集まりいただきました。

北海道の棟晶さん、宮城の北洲さん、埼玉の高橋建築さん、小林建設さん、東京の相羽建設さん、千葉のアールデザインさん、静岡の足立建築さん、愛知の新和建設さん、ウェルネストホームさん、阿部建設さん、イトコーさん、岐阜の凰建設さん、兵庫の松尾設計室さん、岡山の近藤建設興業さん、香川の石川組さん、山口の安成工務店さん、宮崎のアイホームさん、宮住さん、鹿児島のヤマサハウスさんというメンバーです。

それぞれ工法は異なれど地域においてエコハウスの先導的な取り組みをされている皆さんです。

今後、ZEH協では国の未来を拓くべく、住宅省エネ施策に掛かる様々な補助事業の公募に挑戦して参りますのでどうぞよろしくお願いします。

写真は、会場をお借りした名古屋の新和建設さんの最新モデルハウスです。

2017年11月4日土曜日

BEST-H 安いです。

皆さん BEST-Hというプログラムをご存じですか?
http://www.ibec.or.jp/best/event/2017/04/best_44.html
このプログラムはIBECで開発されました。10月から公式に売られています。
プログラムの紹介文です。
《BEST-H(住宅版)》 は、スマートウエルネス(健康・省エネ)住宅の検討に向けた総合的な建築・設備のエネルギー消費量算出ツール(BEST) の住宅版プログラムです。
《BEST-H(住宅版)》 を使用して住宅設計における以下のような検討が可能です。
(1)住宅における時刻別エネルギー消費量の算出
(2)断熱、日射遮蔽性能による温熱環境評価
(3)最適な住宅設備の導入検討
(4)再生可能エネルギー導入によるZEH検討 
(5)生活パターンによるエネルギー消費特性の把握 、など

時刻別の解析ができて年間15000円です。
このプログラムとホームズ君の温熱プログラムが良く比較されますが 値段は全く比較にならないほど安いですね。

計算エンジンはこのBEST-Hの方が優れているとの評判です。


時刻ごとに各部屋の室温や床面の表面温度なども出せます。
もちろんエネルギーも算出できます。

エアコンの置く位置などでエネルギーがずいぶん違うことなどもかなり正確にシミュレーションが可能です。
私はこれを使ってエアコン計画などしますが 当社のレベルの高断熱住宅の場合は床下エアコンがとてもエネルギーが無駄になることも解っています。
床下エアコンは暖房負荷がまあまあレベルの住宅をいかに快適にするかというレベルで考える方法と言うことですね。

私はこのプログラムを開発段階から試験的に使わせていただいていて開発者の方々に入力方法などについてアドバイスさせていただいておりました。
どんどん使いやすくなっています。

これだけのすばらしいプログラムが年間15000円は本当にすごいです。
質問などのサポートも受けてくれます。

ホームズ君などはプログラム代金の他に年間サポート料もかかりますから、価格の差は歴然としていますね。
皆さんたくさん使ってみんなの力で良いプログラムにしていきましょう。

2017年11月2日木曜日

冬が好きになる住宅

10月最終日に霜が降りました。
寒くなってきました。

皆さんすでにご承知だと思いますが、当社の家は 他社の家と比べて 全く違うレベルの暖かさです。
エネルギー消費量もとても少なく お財布に優しい 経済的な家です。
不思議なことに皆さん冬が楽しみになっていくのです。
外が寒くても 家の中がどこに行っても ぽかぽか暖かく 気持ちがいい。
本当に贅沢な話です。(笑) 

昨年の冬の話ですが 当社で建てた住宅に住んでいる方が 他車で建てたお友達の新築住宅に呼ばれて行ってきたそうです。
そこで お友達に「暖かいでしょう」とか 自慢されたらしいのですが コメントのしようが無くとても困ったという話を聞きました。
当社で建てた方が口をそろえて、自分の家が一番気持ちが良いと言ってくださいます。

当社では、希望の方と新しい構法で建てたときなど温度測定をしています。
現在、21軒の方が参加してくださっています。この装置ではお客様が相互に見ることが可能です。自分の家はもちろんですが、他の家も見ることができます。

スマホでも簡単に確認できます。
外気温度と室温。湿度。CO2の濃度まで計れてしまいます。
換気が必要かどうかも一目でわかりますね。
当社で建ててくださったお客様同士が 他の方の住まい方を研究することもできます。
温度を高めで住んでいる方や 低めで住んでいる人
暖房が連続運転の人や 朝だけの人 夜だけの人 など使い方は様々です。
皆さん上手にすんでらっしゃいます。
すごい高い温度で住んでいる人もいておもしろいです。真冬に朝から晩まで25度以上維持したり場合によっては30度となってしまっているおうちもあったりします。
見ていると楽しいです。

エアコンの取付方によっても差が出ますね。
当社のような高断熱住宅ですと 最近よく見られる床下エアコンの連続運転はそれほどおすすめできなくなります。床下エアコンでも間欠運転の方が電気代が安くなります。
エアコンも床下ではなく お部屋のどこかに付いている方が良いということもあるようです。
住宅の性能が良いので温度が均一になり外には熱が漏れませんからリビングなど一番暖かくしたいところのどこかというのが理想のようです。

今度 この温度計を付けていただいている方が集まって座談会でもしてみたいですね。
貴重な情報交換ができそうです。


2017年10月28日土曜日

長期保証 や メンテナンス費 よく考えてみましょう。

皆さん ハウスメーカーのもうける仕組みをご存じですか?

長期保証制度というのがありますね。
20年保証 長いのは 60年保証とか言うのまであります。

多くの場合は保証内容は 雨漏りや構造区体の保証です。
窓が閉まりにくくなった。とかシャッターの不具合 外装の痛み
電気器具の故障 内装のはがれ 床板の痛みまで保証する物ではありません。
保証内容は本当に限られています。

10年目の点検は無料だったりしますが そこで痛み始めているところを指摘されたら、お客様がお金を払ってきちんとメンテナンスをしたら、次の保証期間に進めます。

また20年目に普通は点検も有償になりますが有償点検を受け有償のメンテナンスをしたら、さらにまた次の保証期間に入れるという仕組みです。

ですから 点検があるごとに 有償のメンテナンスを繰り返し 長持ちさせると言うことですね。
それはそれで悪いことではないかもしれませんが 修理費を他社と比較するわけでもなくそのハウスメーカーに頼まないとそこで保証期間が終了します。
言いなりで金額が決まるのです。
ここまで書くと 察しの良い方は解ると思いますが ずっと高い費用を取られ続ける保証プログラムに組み込まれると言うことですね。(笑)

実際 電動シャッターが壊れたとしましょう。
民間の会社でYKKやLIXILの汎用品で2万円くらいで修理可能な物が その保証プログラムで修理すると10万円以上かかるなんて言うことはざらです。(笑)
実際そういうおうちがありました。
それも もうその保証プログラムはいいからと ハウスメーカーではなく近くの工務店に修理を頼もうとしても そのしゃったを扱っているメーカーが ハウスメーカーに圧力をかけられ修理できなかったりします。 修理するときは必ず建てたハウスメーカーに頼んでくれと言われるそうです。(笑)
そのお客様は修理できなくて 泣く泣く高いお金を払ってハウスメーカーのメンテナンスを頼むことになります。
シャッターメーカーも隠れて直接修理することがハウスメーカーにばれると 大変なペナルティーとなるとのことです。
ですから シャッターメーカーもお客様のために 安く修理してあげたくてもできないのが現状で困っているようです。

こんな話はたくさんあるのです。

修理を頼みたくても頼むことができない。
他に頼むことができたとしても長期保証プログラムがそこで終わってしまう。
メンテナンス費が市中価格より話にならないくらい高い。

このビジネスモデルはすごいですね。
ハウスメーカーもたいした物です。

皆さん こんな仕組みだと思わなかったですよね。

「大手メーカだから安心」村亜子とは全くないと言うことは解ると思います。
よく考えて 判断してくださいね。

スマートスピーカー

少し前のブログでも書きましたが 待望のソニーのスマートスピーカーLF-S50Gが出ました。エンジンがグーグルアシスタントなので音声認識の技術も優れています。早速注文しました。
基本的なところはグーグルホームと変わらないみたいですけどSONYの音へのこだわりに期待です。
キッチンなどで使うことを想定しての防滴やジェスチャー入力も良さそうです。
これで日本独自のエコーネットライトの信号も出せると最高なのですが。
そうすればエコキュートやエアコンのコントロールなども容易に最適化できます。
たぶん住宅のIOTもこれに集約されてくるのではないでしょうか?

大手の住宅メーカーが各社自分独自の技術を開発していますが残念な結果になることは目に見えています。
やはり グーグルにはかなわないということになり住宅に設置されてしまった機器の更新が行われなくなり困ることが出てくるのだと思います。
世界の流れを読まないで独自に進めるのは怖いですね。

どんなにデバイスでがんばっても 音声認識技術などAIを制さないとだめですね。

でも グーグルかアマゾンかアップルかはまだ解りません。しかし電機メーカーがグーグルアシスタント採用を始めているところを見ると流れはグーグルなのでしょうか?

2017年10月25日水曜日

電気自動車が増えていくことについて考える

地球温暖化問題が叫ばれ 化石燃料を減らす努力が行われています。
本当に化石燃料を燃やすことで温暖化が進んでいるのではないということも言われていますが、化石燃料の奪い合いは戦争などにも発展しますから 化石燃料を使わない方向に持っていくことはとても良いことです。

そこで化石燃料を使わないために電気自動車が脚光を浴びるわけです。
中国、イギリスを始め多くの国が今後数十年以内に電気自動車100%にすることを政策として掲げていますし、すでに電気自動車の優遇制度を設けガソリン車を少なくする用に仕向けています。

ですが、急に切り替わることができるかというとそうでもありません。
蓄電池をはじめとして、今の需要を満たすのが精一杯で急には供給能力を増やせない部品も多いようです。
さらに 電力が莫大に必要になりますから 電力網のインフラ整備も必要です。

しかし、社会も変化していきますね。
自動運転車やカーシェアリングなどの技術により 自動車の数が激減するかもしれません。
IT技術で乗り合わせなどが容易になり交通量も減るかもしれませんし、物流も形が変わりトラックなどの台数も減るかもしれません。
電力の面でも モーター技術の向上や 自宅で発電、それを蓄電するなどで 電力のグリッドに負担をかけない技術は発展するでしょう。
ですからもしかするともっと急速に電気自動車が浸透していくかもしれません。

そうなってくると 住宅は、やはり発電がたくさんできる方が良いと言うことになると思います。
今は家庭内の消費電力のみ太陽光で発電できれば良い、という基準のゼロエネルギーハウス(ZEH)ですが これから目指すのは 自動車の消費電力まで含めてゼロエネルギーにしていく必要があるかもしれません。

最新の電気自動車で日産のリーフが40kWhで400km走れますから1kwhで約10kmですね。
我々のような田舎住まいですと 1日30km位は普通の生活で走ります。それも夫婦別々の車です。そうすると60kmですから6kWh 実質の燃費など効率も考えると 10kWh位作れた方が良さそうです。

自動車に蓄電することを考えると、現在5kWの太陽光でZEHになっている住宅も3kW位追加して8kW位のシステムにしておくと良いかもしれません。
家庭の蓄電池も20kW位は必要になるでしょうね。
家庭の蓄電池と自動車の蓄電池をうまく使って電気をためて上手に使う使い方も考えていかなくてはなりません。それによって家庭の蓄電池の量も大きく違います。
日中車が家にあることが多ければとても有利です。
蓄電池の使い方のために夜お買い物に出るという家庭も増えてくるかもしれません。

これから数年 自動車を中心に 大きく変わりそうな気がしてなりません。
今家を建てる人はそのことも考えておくべきだと思います。

近代美術館で木の家展

戦後の建築家の代表作が図面と模型で展示されています。
改めて感じましたが、建築家はスキップフロアーとガラス張り。中に浮いたようなデザインが好きですね。


スキップフロアーは部屋の繋がりがいろいろできて空間は豊かになるかも知れませんが生活スペース全てがスキップというのも日常では大変そうです
でも私も憧れます。変化に富んだ空間でその時々に応じて様々な使い方ができそうです。
全面ガラス張りはさすがに真似できませんね。
プライバシーのかけらもありません。


町家形の真ん中に中庭のある長細い家も良くあるパターンです。
安藤忠雄の住吉の長屋も有名作品ですね。傘をささないとトイレにいけないなんて有名になりました。四季が感じられていいのだとか。(笑)
究極がこれ。家じゃなくて防寒着でしょ。雨風しのぐのが住宅の目的ならこれで十分だって?
もう、屁理屈の世界ですね。
やはり、住まいとしはこういうのが落ち着きますね。
他にも事例がたくさん。とても参考になります。皆さんも見に行ってはいかがでしょうか?

2017年10月24日火曜日

google home AIスピーカー

アメリカではとてもはやっているという Google Home や アマゾンエコー
日本でも発売されましたね。
これは 音声を認識するAIが入っていて 人の自然の言葉で話しかけると それに反応してくれるという物。

人に聞くように話しかけると答えてくれるスピーカーです。
「天気は?」「今何時」はもちろん いろいろな質問に答えてくれたり 音楽を流してくれるのだそうです。

音声認識技術は googleが一番進んでいるようであまり間違えないそうです。
早く使ってみたいですね。
これとHEMSが組み合わさると 住宅でもいろいろなことが簡単にできるようになりそうですね。

この分野で日本企業の遅れが見れますが SONYから発売されるようです。
sonyspeaker-TA
今からとても楽しみです。
AIはgoogleの技術みたいですけど

2017年10月20日金曜日

窓の付け方。

新潟のオーガニックスタジオの相模さんの現場を見せていただきました。
飯塚さんの設計です。

この家は少し西に振ってます。
上手にそれを生かして、日射取得されています。冬の東の窓の朝日はとても明るく気持ち良さそうです。
また、窓の付け方が絶妙です。高さなど上手く整理されていて無駄な線がないのでとてもきれいです。全くごちゃごちゃしていません。
これが万人が素敵に見えるデザインですね。

西の窓は縦長です。細くしてガラス面積を抑えて西日が入るのを少なくします。
でも棟まで届く縦長の窓にすることで建物の奥まで光が入ることを狙っているのですね。
さすが今一番注目されている住宅の設計士さんです。
その他もいろいろ見所はありましたが、窓の付け方が一番印象に残りました。

2017年10月17日火曜日

パッシブハウスオープンデー

今年もだんだん寒くなってきましたね。
恒例の パッシブハウスオープンデーの季節です。
このイベントは 世界中でパッシブハウスを同時に公開しようという物です。
http://passivehouse-japan.org/ja/opendays2017/
当社も参加いたします。

当社は11月11日(土)12日(日)に参加いたします。
WEBサイトでは予約が必要と書いてありますが 当社は予約必要ありません。
お気軽にお越しいただければと思います。

当社のパッシブハウスは 秩父の寒さの中で 無暖房で住めるほどの性能です。
昨年の冬も一切ストーブ、エアコン、こたつさえも使いませんでした。

暖かさも無理に暖房した暖かさとは全く違う ほんのり暖かい 本当に異次元の住み心地の住宅です。
最近はなかなかパッシブハウスを後悔する機会もございませんので 是非この機会にご体感いただければと思います。

2017年10月16日月曜日

落ち着いた雰囲気の嵐山パッシブハウス

嵐山パッシブハウスが この夏完成しました。
おそらく嵐山町でパッシブハウスクラスの住宅は第一号だと思います。
暖房負荷が13.85kWh/㎡ 冷房負荷が7.42kWh/㎡ 


ちょっと和テイストの住宅です。
夏場の日射遮蔽もしています。
この夏、とても涼しかったみたいです。


奥様の好きな緑色のソファーです。


明るいLDKですね。日中明るくて本当に気持ち良いとおっしゃっていました。

ピークの暖房負荷が9W/㎡ですから 有効床面積125.1㎡をかけると
1125.9Wです。一番寒いときでも6畳ようエアコンの半分で足りてしまう高性能さ。
びっくりです。
冬が楽しみですね。


トイレは大柄のクロスです。すてきですね。奥様のセンスが光ります。

3ヶ月住んでもらってのアンケートでは とても満足していて不満は全くないそうです。
本当に家を建てて良かったと喜んでました。
そう言っていただけると 本当に私たちもうれしいです。
これを励みにさらにがんばっていきたいと思います。



デザインもすてきな東松山パッシブハウスⅡ

東松山市の高坂にパッシブハウスクラスの建物が完成しました。
東松山市では2軒目です。
太陽の自然の恵みで 暖房が本当に少ししかいらない高性能住宅です。
暖冷房負荷が15kWh/㎡以下に抑えられています。
とんでもない異次元の住み心地が実現できます。

リビングもすてきですね。車いすで入ってこれるよう玄関スロープです。
そこにカウンターが設置されていてお花など飾ることができるスペースとなっています

カウンター上部は吹き抜けです。
吹き抜け面には南側にたくさんの窓が付けられています。





























ダイニングもすてきですね。
奥にはワンちゃんの柵がありますね




女子高生のお嬢さんのお部屋です。
かわいい感じのデザインに仕上がりました。
ロフトも付いています。




かわいい小物が置かれています。


お父さんの書斎(こもる部屋)
紫檀のフローリングです。


この家は 高基礎にもなっていて床下空間が 「倉」のように倉庫として利用できます
6畳間3つ分くらいの大規模な収納です。360度写真で見るとこんな感じです。
すごいですね。何でもしまえてしまいそうですね。


キッチンも使いやすくできています。
これも360度カメラで(笑)

キッチンの左端に水切り棚がありとても便利そうですね。

外観は写真の撮り直しですね 暗くてよくわかりません。

「高性能」で「おしゃれ」で「収納力抜群」なおうちの紹介でした。




2017年9月25日月曜日

働き方セミナー

生産性をあげたり、ワークライフバランス向上のため働き方セミナーに行ってきました。
VAIOさんの主催でMicrosoftさんのオフィスでセミナーです。


フリーアドレスといって決まった机がなくどこでも仕事できます。快適な場所が様々な場所に用意されています。もちろん家で働いたり、スタバなどでもOKです。
みんな意識が高いのでサボることは考えずよりパフォーマンスを上げること考えます。
いろいろな場所から会社のファイルにアクセスしたり仲間と情報の共有やコミュニケーションも必要です。
今はインターネットを使えばこのような
ことが簡単に実現できるようです。
中小企業こそ積極的に使った方がいいのかもしれません。マンパワーに限りがありますからね。
紙の使用量も激減したり、資料も皆クラウドにあるので、誰でも利用したりできて効率化しますし、探すのもとても楽だと言っていました。
書類を探す時間って結構奪われますよね。

昔からSkype等のテレビ電話の仕組みがありますがそれもとても進化していました。
当社でも外部の設計士さんとのやり取り等にはとても有効に使えそうです。

世の中、どんどん変わってきてますね。
工務店もいろいろ頑張らなくてはなりません。


研修旅行

愛媛の今治まで旭化成さんの研修旅行に行ってきました。
旭化成さんにとって大事な大きな工務店さんばかりで当社はイレギュラーな存在です。
技術的お手伝いしてるので特別枠ですね。
日本一の工務店と呼ばれる「シンケン」の迫社長ともご一緒できました。
名だたる社長さんたちとの交流はとても貴重です。とても価値のある二日間でした。
研修内容もすごいです。まずはサッカーのワールドカップの岡田監督の研修です。欧米で盛んにされているという体を使った組織マネジメント研修。いろいろな課題を与えられそれを組織で解決していきます。
だいぶ体に答えました。旭化成の社長さんと同じチームでしたが社長もくたくたのようでした。
運動の後のビールは格別です。岡田監督、旭化成の社長さんの近くで 苦労話など聞けてとてもラッキー。事務局のご配慮に感謝です。

岡田監督の作ったサッカーチーム「FC今治」の出来立てのサッカースタジアムで選手の体験。試合前、ここで心を集中するそうです。
そのため隣の選手が見えないようにそれぞれに仕切りがあるとのこと。
今治は残念ながら負けてしまいました。
試合観戦もチームプレイの勉強?

本州と四国をつなぐ「しまなみ海道」サイクリング。
ロードバイクで自撮りは危なかった。(笑)


気持ちがとても良いです。これはおすすめですよ。今度は家族でこられればいいなと思いました。
遊覧船からの渦潮。造船所見学


この大きな船を3ヶ月で作るそうです。計画と組織マネジメント、チームプレーですね。

いろいろとても勉強になりました。
妻からは「遊びに行ったの?」と言われましたが決してそんなことはありません(笑)
楽しかったのは事実ですけど(笑)