2016年6月14日火曜日

高性能断熱材 ネオマフォーム 

高性能な断熱材 ネオマフォームですっぽりくるまれた高性能な住宅を造っています。

ネオマフォームは熱伝導率が 0.020W/㎡Kと とても優れた断熱材です。
高性能グラスウール16Kが 0.038 発泡ポリスチレン3種が0.028 発泡ポリウレタンが0.034 というのを比べるとそのすごさが解ると思います。
さらに長期にわたり性能が落ちにくいのです。発泡系の断熱材によっては時間とともに性能が落ちて行ってしまうものが多いのですがネオマフォームは安定しています。

その高性能断熱材をふんだんに使い建物を造っています。
屋根の断熱です。
90mmのネオマフォームを2重にしています。
壁は パネル化にしています。
地震に強くなるよう構造用合板を使いそれに間柱とネオマフォームをつけています。
兼希工業さんに造っていただきました。
パネルかで施工性アップです。
さらにネオマフォームの90mmを外張りします。

屋根、壁がネオマフォームの90mmで外張りされていると言うことは凄いことです。
柱の間に断熱するのとでは訳が違います。
木材は断熱材という人がいます。ある意味あっていますが違います。
断熱していない空間でしたら 木材でも大きな効果があるでしょう。
しかし 断熱材と比べたら全く効果が違います。
ネオマフォームが0.020 木材は 0.13位 なんと6倍も熱が逃げてしまうのです。
柱と柱の間に断熱材を入れても 柱を通じて熱が出入りをしてしまうのです。
ですから 外側をすっぽりくるみこむ必要があります。その方が効果が何倍も高いのです。
この柱のように熱を伝える部分を熱橋といいます
熱が伝わる橋です。
この熱橋をいかに少なくするかが重要なのです。

今回の住宅はネオマフォームの90mmですっぽり包み込んでいますから 熱橋がとても少なくなっています。
これがとても効いてきます。
同じ断熱でも断熱材の選び方や施工の方法で大きく差が出てしまうのです。

ネオマフォームのような高性能な断熱材を 断熱材の性能を生かした方法で施工する。それが重要です。


0 件のコメント:

コメントを投稿