2016年7月21日木曜日

電車が寒い❗

今日は都内に勉強のため出張
レッドアローに乗ってます。
とにかく寒い!
絶対湿度が13gあるけど24度は寒いですね。
着衣量が足りなかった!
長袖でも着てれば快適だったかな?
冬なら暑いと感じる温度ですよね。
季節によってずいぶん違うものです。  
快適な空間を作るためにどの温度湿度を狙って空間をつくって行くのかはとても大切なこと。
妻と出掛けても、その時の温度湿度の話題が多いです。
「33℃18g!」
「32℃19g」とか言っています。
(笑)
最近は妻の方が勘がよい!
ちょっと悔しいです。

2016年7月15日金曜日

古い住宅を最高の水準までよみがえらせる。

もう数年前になりますが、パッシブハウスの第一人者である 森みわさんの自宅のリフォームを手伝いました。

古い家は寒い寒い家で、カビなども生えたり大変な状況だったようです。
それを パッシブハウスレベルまでリフォームするという超難関の施工です。

その当時 高断熱住宅をきちんと出来る工務店さんが少なく 高橋建築に施工に来てくれと頼まれました。
大工さんたちと 鎌倉の旅館に泊まり 施工をしました。
大きな台風が来て大変な目にあったりしましたが 無事工事しました。

その物件の記事が載っていましたのでご紹介します。

下リンクを見てください(笑)
http://passivehouse-japan.org/magazine/award2016_omachi/

私も施工者として一緒に写真に写っていますが ちょっと太りすぎですね。

(笑)

2016年7月9日土曜日

木質パネル

木質のパネルにも様々なものがありますね。
今日はそれらの勉強をしてました。
講師は東大の青木先生と森林総合研究所の渋沢先生です。
これらのすごい先生方に直接教えていただける機会に恵まれとても感謝しています。
材料の基本性能をきちんと理解していないと、良い建物を作れないと思います。
発表されている、表面的な情報やネットなどのうわさレベルの情報で物事を判断するのはとても危険ですね。
レベルの高い先生から直接話を聞き、疑問点を質問して正しい解決方法を見つけられるそんな機会はとても貴重です。
今日もみっちり勉強できました。
細かい話をここで書くことはなかなかできませんが、例えば地震に強い家を作る為の構造用の面材についてだけでもとても奥が深いです。
面材の種類も多種多様ですね。
皆さんもいろいろご存知だと思います。
それぞれ様々な特徴がありますね。
合板でも樹種や接着剤でいろいろありますし、OSB,パーティクルボード、インシュレーションボートやMDF,その他いろいろですね。
値段が安いのは針葉樹合板やOSBですね。強度も高いです。透湿抵抗が高いのは弱点といえるかもしれませんね。
MDFは透湿抵抗が低いので良いですが、少し水に弱いものもありますね。白蟻が食べにくくしたものなどは少し値段も高いですが、強度もあり使いやすいです。
木質系ではないですがダイライトやモイスといった選択筋もあります。
燃えないし白蟻も食べない。透湿抵抗も低いですから、とても良さそうです。じん性が少ないですから、設計時にその辺も配慮した壁配置等、余計デリケートに考えた方が良いかもしれませんね。
合板に関して本当に長持ちするのかとても疑問に思っている方も多いと思います。
特に長年、建築に携わって来た人なら、なおさらだと思います。
屋根や床などに使われた合板がバラバラに剥離して!強度が無くなってしまっているのを目撃した人は多いのではないかと思います。
フローリング等がフワフワしてるのも多くの方が経験しているのではないでしょうか。
原因はいくつか考えられます。
合板そのものが構造用ではない場合がかなりありそうです。見た目では分かりませんから、普通の合板を張ってしまっていると思います。
安物のフローリングもそうです。基材の合板の接着剤がとても悪いです。
それと、原因として多いのは、湿気るような使い方がされていることです。
湿気の逃げ道が作られていない場合はやはり傷みます。
強度がギリギリで繰り返し荷重を受けるところも注意が必要です。
きちんと選んできちんと使えば天然の木材と同じように長持ちします。
良い接着剤が使ってあれば、接着剤が原因で剥離することは無いそうです。
合板は長い歴史がありそれも確かめられています。
接着剤も健康に害の無いものに変わって来ています。
耐力面材は地震に強いのは間違い無いですから、上手に選んで使いこなすことがとても大切ですね。

ソニーのVR凄そう!!

熊本から朝イチの飛行機で羽田に飛んで、今日は京橋で午後イチから研修。
一時間ほど時間があったので有楽町のソニービルに立ち寄りました。。
そこで目にしたのがこれ!
PSVRです。
バーチャルリアリティーと言うらしいです。
360度全て映像が見えるということで振り向けば後ろの映像も見え、仮想現実世界に引き込まれるそうです。
体験している人を見たら、叫んだりのけ反ったり、身体中で反応していました。
メチャクチャ楽しそうです。
体験も予約制で満員。試してみられず残念でした。
商品も人気があり、もうすでに予約も出来ないそうです。
ゲームの世界も進化していますね。
建築に利用するなら、この装置で計画中のおうちの中が見られるととても良いですね。

熊本地震視察 2回目

熊本地震から2ヶ月少々たちました。
今回はJBNの主催の熊本地震視察に参加です。
地元で数百棟の引き渡しを行いながら一軒も倒壊しなかった工務店の話を聞きに行って来ました。

地震が起きてからの、工務店としての行動の仕方を主に学んで来ました。
倒壊は無かったとはいえ損傷のある家はあります。
ホームオーナーさんはとても心配な日々を過ごしています。
そのフォローの仕方や修理の進め方。日本中の工務店の仲間からの支援の受け方等とても重要です。
大きな災害では、人の助けを借りねば、復興は進んで行きません。
せっかく工務店の仲間が日本中にいるので
皆で協力体制をとって行き工務店のホームオーナーさんを守って行こうと確認できました。

2016年7月5日火曜日

樹脂サッシが当たり前になってきています。

サッシの営業が来ました。
ドイツのprofineというメーカーのサッシを 国内で生産するらしいです。
生産すると言っても ドイツで作られた樹脂のバー材を輸入して 切断組み立てガラスをはめるのだとおもいます。
それでも 国内で高品質のサッシの組み立てが始まりメンテナンス体制が整うことはとても良いことですね。
写真の断面を見ていただくとわかる通りフレームの中の仕切りが多く熱を伝えにくい構造となっています。
とても良さそうなサッシです。
良いサッシが入ってきて安くなると 性能の良い住宅が作りやすくなりますね。 

2016年7月4日月曜日

熊本地震の調査が進んでいるようです

熊本地震の木造建築被害の原因分析が進んでいます。
委員会資料から

この表は 益城町の大きく被害が受けたエリアでの 地震の基準の違いでの倒壊の一覧表です。
旧耐震基準は32.1%が倒壊
新耐震基準(1981以降)で作られた建物は9.1%倒壊 
新しい基準(2000年以降)は2.9%倒壊
とのことです。
やはり 新しい基準で建てられた建物の安全性の高さがわかります。
1981年の改正では 筋違いなどの耐力壁の量が 以前のものと大きく違います。
2000年以降の基準では 柱や土台、梁、筋違いなどの接合部の金物がきちんと計算され強くなりました。また筋違いの位置のバランスの計算をするようになりました。

2000年以降の建物で壊れているものは7棟と少ないですが どのような理由で壊れたのか調査,分析が引き続き行われるとのことです。
きちんと計算されていなかったのかもしれませんし、施工ミスがあったのかもしれません。基準がまだ甘いのかもしれません。
今後調査が進み報告されると思います。 

今週も熊本で現地視察にいってきます。 改めて現地の視察と 全く被害を受けていない仲間の工務店さんのお話を聞いてきます。
しっかり勉強してきたいと思います。