2013年8月20日火曜日

オフグリッド目指して

電力の供給を外部から受けずに 自分の家だけで完結させる。
そんなシステムを 住宅のオフグリッドと呼んでいます。
住宅も省エネ化が進み冷暖房にそれほどエネルギーを必要としなくなりましたし、家電品も省エネ製品が多くなってきました。太陽光発電も身近になってきました。いよいよ、エネルギー自給自足の住宅造りが視野に入ってきました。

原発問題や資源の輸入依存率、災害時の停電、いろいろな問題があります。
政府や役人、東電は信じられないと考えている人も多いと思います。

今回の原発事故での対応を見ても、考えるだけいやになるばかりです。

自宅の太陽光でエネルギーを造り自給自足し 東電に頼らない。
そんな、人たちが増えることで、政府や東電も考えるようになってくれればと思います。
そんな願いも込めて、オフグリッド化を真剣に取り組んでみたいと思いました。

もちろん 個人の損得を考えれば 太陽光で出来た電力は 余剰電力の買い取り制度がありますから 高く買い取ってもらい 安い深夜電力を買った方がお得です。
オフグリッド化するには、電池や電池を制御したりする余分なシステム代金もかかります。
ですから、現段階では皆がするものでは無く、環境意識が高かったり、危機意識が高い、東電に嫌悪感を抱いているなど一部の人だけでしょう。

オフグリッドするのに電池にエネルギーをためそれを使うということも今だけで,今後はもっと良い物が出てくる可能性もあります。
余剰電力でガスを造りそれで発電したりお湯を造ったりするコジェネレーションも出てきそうです。

今日、都内で その辺の技術に詳しいエンジニアの方にいろいろ勉強させていただきました。
本や,メーカーのカタログに書いてあることと実際のことではかなり差があるようです。
やはり、ネックはバッテリーです。現在の技術ではバッテリーのコストがかなりかかってしまいますし寿命も短いようです。
長持ちして快適な家を造るのが,当社の考えですから、長持ちしない設備に頼るのは躊躇します。
価格が安かったり,長持ちするかリサイクルがしやすいなどの良いバッテリーを探す必要があります。
いろいろな提案をしてもらいましたので、すこし整理して取り組んでいきたいと思います。
自宅で実験を始めてみようかと思っています。



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