2013年8月21日水曜日

気密の重要性1

勉強していない工務店ほど気密性能に関して無頓着だったり、重要性を理解していない。
そんな工務店は、要注意だ。
未だに、気密性能なんて必要ないと言っている工務店がいる.
いろいろなへりくつをつけて、もっともらしく話すからだまされてしまう。
高気密住宅は息苦しいとか、毒がたまる。とかまで言う人がいる。
そんなことまで言う人に気密の重要性、必要性を話しても時間の無駄だから相手にしないようにしよう。

気密性能は、高ければ高い方が良い。
日本では、相当隙間面積といういわゆるC値で現される。
これは、家全体の隙間が 床面積1㎡あたりどのくらいあるかという数値だ。

もし 40坪の家があり 家全体の隙間を全部集めたとしたら 10cm×10cmの穴になるとしよう。
10cm×10cmは100c㎡だ。40坪の家は約40×3.3で132㎡ この面積の割合がC値であるから
C=100c㎡÷132㎡=0.76c㎡/㎡となる C=0.76の家と言うことだ。

穴が10×10の家でもC=0.76 C値が1.0を切る家が高気密住宅と言われることが多い。
高気密住宅でもこんな大きな穴が空いているのだ。

気密施工をきちんと行わない普通の住宅の場合はもっともっと多い。
この10倍くらいは平気で空いている。

当社は,気密測定も行っていて、他の工務店の気密測定を請け負うこともあるが、気密工事を勉強したことの無い工務店の現場の場合、穴が大きすぎて測定できないことがほとんどだ。
まあまあ見よう見まねでやっているところでも、何とか測定できる程度でC=5 くらいという場合が多い。

どうして測定できないの?と思う方もいるかもしれないので簡単に測定の方法をお話します。
建もの外に面する窓やドア換気のための穴をふさぎます。
そして一つの窓に換気の測定装置をセットします。
その測定装置にはファンが付いていて家の中の空気をどんどん外に出すのです。
空気を外に出すと室内の空気は薄くなり室内と屋外に気圧差が生じますよね。
その気圧差を維持するためにどのくらい空気を出し続けなくてはならないかを計るのが気密測定です。

10パスカルずつくらいの気圧差の時の空気の流量を計り、隙間の面積を推定するのです。
これを減圧法による気密測定と言います。

日本ではこの測定方法しか行いませんが、海外では逆に室内の気圧を高くしたときの気密測定も行います。これが加圧法です。

建築のプロなら当たり前に知っていることですのでこのことを知らない建築やさんがいたら要注意です。

建築業界には、見よう見まねで取り組んでいる業者も多いので注意してください。

形だけは,かっこよくても中身は大変なことになっているのがたくさんありますから。

0 件のコメント:

コメントを投稿