2013年10月24日木曜日

北海道の工務店

北海道で すごい家を造っている工務店さんたちが パッシブハウスの見学にやってきました。
寒い寒い北海道で先端を走っている工務店さん方の訪問でかなりの緊張。
大丈夫かな?

網走の工務店さんの現在の標準仕様は 壁厚が400mm 天井断熱が500mmだそうです。
すごいですね。
当社が北海道の次世代省エネ基準の倍の性能ぐらいですが、それを上回ります。
さすがです。

見学していただいて北海道の皆さんもパッシブハウスの性能には驚いていました。
しかし、今までの見学者とは違います。
明らかに、みているところが違います。
まずは、サッシの付け方、納めかた。当社の木製サッシの取り付け位置は、断熱に一番良いだろうと思われる位置についていますが、さらに壁の厚い北海道ならではの付け方と比較しておりました。外気温がもっと寒いと起こる様々な問題についてお話を伺いました。当社の仕様がさらにバージョンアップした際には、考えようと思います。
次は 熱交換換気システムの結露凍結の状態、結露水の処理について。
この辺も難しい問題があります。
断熱材の内部結露のリスクについて。万が一木が反ったりテープがはがれたり断熱材の隙間が空いたりいろいろな状態の時のリスクについて、起こりうることを前もって検討してあるか?
室内のわずかな気流、今まで気がついた人はいませんでしたがわずかな室内の気流に気がつきました。この気流の原因は?との質問。
冷暖房器の位置の選定について。位置によって対流の置き方が違います。その位置で燃費が大きく変わります。その場所について。
その他いろいろとても参考になりました。実際に経験を積み重ねていかないと理屈だけでは なかなか得られない情報です。

そのような方たちですから秩父パッシブハウスの性能はすぐに感覚で読み取れたようです。半端ない気密がとれているということが、数値もみないで体感しているだけで分かるとおっしゃっていただきました。断熱性能もすごいと言うことが、説明されなくても肌で感じられるとのことでした。
今日は肌寒い日でしたが、中はポカポカ。 完全に締め切っていると中はだんだん暖かくなっていきます。窓を開けると気持ちいい風がうまく通り抜けていく。本当に驚いておりました。

お昼ご飯は 小鹿野名物「わらじカツ丼」を召し上がっていただきました。
最近の一押しは 下小鹿野のどさん子の 「わらじカツ丼」
肉が厚くジューシーで 衣の味付けも絶品です。
ラーメン屋さんだけど、すごいのです。某系列のホテルやレストランなどで腕を磨いたすごいシェフが入り、味が一段と良くなったのです。
ここの「わらじかつ丼」皆さんも確かめてみてください。
北海道の人たちを「どさん子」に案内するのは、おかしいのですが、すごい喜んでくださいました。
埼玉の山奥で北海道の人が「どさん子」で食事。記念撮影しようと盛り上がって、写真を撮りました。
同行していた北海道の新聞社の方も写真撮ってましたよ。
お店の方に 忙しい時間にシャッター押してもらいました。仕事のじゃまして申し訳ございませんでした。


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