2014年1月14日火曜日

今日はオーストリアのインスブルック大学でパッシブハウスの概念を造ったファイスト博士の講義を聞かせてもらう機会に恵まれました。その後の夕食もご一緒できました。日本で初めてパッシブハウスを造り紹介した森みわさんと
博士の熱い思いのこもった話を聞くことが出来てとてもすばらしい一日でした。
グラフの左側のグレーの部分がドイツで少し前に建てられた平均的な住宅の暖房エネルギー日本の次世代省エネレベルに近いと思います。、次のグレーの部分がドイツの現在の建築基準法レベル、残りの3つがパッシブハウスレベルの建もの。グラフで見るとパッシブハウスが以下に省エネであることが解ります。
住宅の性能では日本は取り残されています。政府は国民のことは考えていないのです。中国や韓国は本気で取り組んでいて日本より進んでいます。
ファイスト博士も中国に頼まれ積極的に高断熱かを進めているみたいです。
今度の中国訪問時についでに日本によってくれることになりそうですが、本当についでに立ち寄るレベルのようです。日本の現状にはあきれているようです。
本当に情けないです。
今、日本の世の中にたくさん建てられている次世代省エネ基準の家くらいでは、エネルギーの消費や快適性が全くだめです。パッシブハウスのレベルに近い建ものを造っていかないとならないと思いました。
ドイツの建築基準法では日本で補助金をもらえるレベルの断熱性能の家が建てられないことも解りました。恥ずかしいですね。

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