今、皆の目標となる住宅の仕様を改めて考えてみた。
私が今住んでいる家はもうすぐ築15年となる家。
最近の国の目標は 「ZEH」 ゼロエネルギーハウスだ。
なぜか 私の家はその仕様にほとんど近い。
当時、未来を見抜いていたようだ。
周りがほとんど興味を示していないことを実践していた。
ぞっとするくらいの内容だ。
それに必要なのは 暖房負荷のかからない外皮性能。
今はUAで現されるが当時はQ値
我が家はもちろん次世代省エネ基準以上C=2.0以上だったと思うが再計算必要あり今度やってみよう。
断熱性をきちんと確保するには 気密性能も絶対条件
我が家は 0.38c㎡/㎡ 今でも通用する凄い性能
換気は第三種だがダクト式で換気経路を今と同じようにきちんと確保。まだ24h換気が義務化されていない頃だ。
レンジフードの局所換気もきちんと同時給排
基礎断熱
アルミ樹脂複合サッシでペアガラス。もちろん枠も障子も樹脂できちんとブレイクされているもの(今はさらに樹脂ペアの内窓。結局4枚ガラス)
日射も考え庇もきちんと出している(今はさらにアウターシェードやオーニングがついてます)
南面は大開口で日射取得量が大きい
通風も十字にきちんと流れる設計
縦滑り出しを多用し ウインドキャッチしている
浴槽はもちろんウレタンで覆われている高断熱浴槽。壁も断熱パネル。
白熱灯は使わない。蛍光灯 途中でLED化していますが。
エコキュートは、発売前だったが メーカーのすすめでつけてみた。
初期のエコキュートのチラシで私たち家族の写真が使われているほど。
電力量計で実測してました。1年経ったところでメーカーがサンプルとして引き上げていき寒冷地仕様に付け替え。
その頃 ほとんど誰もつけていない 太陽光発電 4.29kW(これがもう少し多ければ完全にZEH 当時は発電効率が悪くめいっぱいのせてこれだけでした。
ちょっと残念なところ。やむを得ないが。)
R410のエアコンCOP5.38当時はこれでも凄かった。
ターントラップの節水便器
IH(その頃から電磁波計ってみていました)
ほとんどの壁が珪藻土
自然素材仕上げ
やむを得ず使っている合板も健康に配慮したものを使っていた。
間取りも今に通用する 吹き抜けもあるし リビング階段 ロフト スタディーコーナー 対面キッチン スキップフロアー 勾配天井やあらわしの梁
洗濯干しコーナー 食品庫 薪ストーブ など
私の家以外でも この当時作っていた住宅の仕様がほとんどこの仕様だ。
今でも最先端で通用する。
びっくりするくらいだ。
この当時 当社以外で 建てられた建物は 今見るとちょっとかわいそうに思える内容となってしまった。(建て替えられれば建て替えたいと思うほど昔の仕様となってしまった。)
まじめに 考え抜いて作っていて 本当に良かったと思った。
住宅は 長く使うものだ。
携帯や 車とは違う
これからも長く使える住宅を作っていきたい。
今の住宅が これから先の15年後も最先端であるように頑張ろう。
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