住宅の品質で最優先されることは生命を守ること。
「耐震性」だと思います。これは基本中の基本
次は?
私が考える次は 長持ちすなわち【耐久性】
どんなに安い住宅でも建て替え時期がひゃかったら高い住宅を買ったのと同じですね。
外壁や床が痛んでメンテナンス費がたくさんかかったらやはりたかいかいものをしたのと同じです。
作っては壊す スクラップアンドビルドでは環境にも良くありませんね。
断熱だって省エネと住み心地のためということがありますが,私が高断熱を始めたきっかけは壊されないため。つまり長持ちさせるためです。
きちんとした断熱技術が無いと部材が痛み家が長持ちしませんし、住み心地が悪ければほかがどんなに良くても建て替えられてしまいます。
耐久性を高めるため今日は大手の○ホームの耐久性の研究者さんの話を聞きに東京に出張です。
○ホームさんは大きな会社なので
いろいろな研究実験を行いながら耐久性のレベルを上げているようです。
貴重なうまくいかなかった事例などもお聞きしたり、工夫している納まりなども教えていただきました。(大手さんでもいろいろ問題は起こるようです。)
ハウスメーカーさんは沖縄から北海道まで建てなくてはいけませんから大変です。
地域の特性に合わせて納まり尾替えていかなくてはなりません。ですから地域によっては過剰な納まりになってしまうこともあるかもしれません。
興味深かったのはサイディングの壁の通気の問題
スターターの部材の形状取付方などでかなり通気量が違ったり,横胴縁の問題。
2辺さねと4辺さねの漏水の比較
はっとジョイナーの納まり位置での漏水の問題
サイディングの種類による吸水性の違いと通気量で塗膜が痛んだときの問題など
とても興味深い話しが聞け勉強になりました。
当社は耐久性を考えサイディングではなくALC(パワーボード)をつかっているので通気の納まりなど若干違いますし、耐久性等も違います。
ですが、とても役に立つお話を伺うことができました。
0 件のコメント:
コメントを投稿