当社でも昨年1件だけとれたものだ。
最高350万円も出る。
これは、それほどの性能の住宅で無くとも、高価な省エネ設備をつければ、簡単にクリアできるというものだ。
しかし、工期が短く、一生懸命丁寧につくる工務店にとってはとても使いにくい。いつでも対応でき、工期の短いハウスメーカーのためにあるような補助金だ。6月に応募して採択されるのが7月末。8月から工事を始めて12月には、工事を完了させてお金までもらえというなんとも忙しい補助金だ。去年は、翌年の1月いっぱいだったのに、12月までにされてしまった。
今年は工務店では対応しにくく25億もの補助金が、ほとんど大手のハウスメーカーに流れていく。
とても馬鹿らしい補助金だ。
会場の挨拶をした役人にそのことを話したら、「年度内事業だから」との回答しかしない。年度は3月までだろう。
自分たちが楽をしたいだけなのか?
わざと工務店に使いにくくしてハウスメーカーに流れていくように癒着しているのか?
我々のような工務店だと断熱を良くして性能を上げるので高い機械が売れなくなるから経産省の趣旨に合わないのかはわからないが、日本を良くしようとして出す補助金には到底思えない。
抵抗する意味でも1件だけでも、チャレンジしたい。
0 件のコメント:
コメントを投稿