2017年7月21日金曜日

ZEH補助金とても残念な運用

ZEHの補助金の追加が発表されました。

せっかくの補助金ですがとても残念な運用しています。
住宅を高性能化して住みやすくさらに太陽光によってゼロエネにする
補助金の趣旨としてはとても良いものだと思います。
経済産業省が住宅建築のために皆が使える補助金を出すというとてもすばらしい内容です。
しかし、とても残念なことがあります。
上の表を見てもらうとわかりますが4次公募でさえも9月12日に交付決定されて1月29日に事業完了です。9月12日に交付決定されても通知が来ないと着工できないことになっています。ですから着工は9月の15日の予定を立てるのが最短です。
1月29日にの事業完了には集金も終わっていなくてはならないという訳のわからない制度。正味4ヶ月しか工事期間がありません。
8字溝簿に至っては10月16日交付決定ですから3ヶ月の工事期間です。
笑っちゃいますね。
一部のハウスメーカーしか作れないでしょう。
工務店ではまず無理です。
そんな工期で工事して良い建物ができるはずありませんね。
建て売りレバルの内容ならギリギリできるかもしれませんけど。
これを作った人たちは 頭の良い人たちばかりですから何か考えがあってのことかもしれませんね。
どんな意図があるのでしょうか?
今年はZEHの補助金申し込みが少ないとのことですが 皆が申し込まないのは工期のもんだということに気がついてないんでしょうね。良い補助金なんだからやる気のある工務店が使いやすくすればいいのに。
とても残念なことです。

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