2016年11月5日土曜日

「伝統木造の保存・活用」講座

4回目の今日は 指物架構
さしものかこう
柱に大きな断面の木材を指していきセンやしゃちなどで引っ張り締め付けて行く工法です。
指桁、指鴨居、指足固等を使う工法です。
しっかりした建物を作る技術は時代と共に進化してきました。
デザイン的な要素もありますが、構造の変化は地震との戦いもあったようです。
大空間を安全に作るため、昔も大工さんたちは様々な工夫をしてきました。
現代でも地震との戦いは続いています。
今日勉強した構法は現代ではほとんど使われない構法ですが、過去の構法を学ぶことで、今の構造の理解が深まります。
昔の棟梁たちに負けないようより強い建物を作るよう頑張りたいと思います。

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