2018年4月20日金曜日

新しいブログ ホームページ

ホームページの更新をしました。
そのため ブログもホームページと一緒の場所になります。
新しいホームページは 
www.ta-k.jp
です。
ブログもそのページから入ることができますので皆さんよろしくお願いします。

2018年4月12日木曜日

パナソニック新商品発表会

ビックサイトでパナソニックの新商品発表会がありました。
今後、スマートハウスを作る上での情報集めです。
まだまだという感じではありますが、こちらでフォローすれば何とか使えそうかも?というものもありました。
厳しめなコメント書きますがパナソニックさんはとてもがんばっているな。これからも頼みますという願いを込めてあえて批判じみた批評です。

まず 入り口には少し先の未来の家 くつろぎのお風呂や 家族団らんを重視したキッチンなどの展示です。それを音声でコントロールしていました。
正直な感想はそのくらいなら今でもやっているだろう。想像の付くレベル
でも知らない人にはいい刺激になったのかもしれません。
とても綺麗な空間でした。
全て写真撮影禁止です。招待された人のみ。露骨な他社比較もしています。(笑)
本当はこんなブログ書くと怒られるのかも。

お風呂は くつろぎの空間 1/fの揺らぎ ゆらいだ風を出したり 音楽を流したり
光を湯面に反射させ反射光で揺らぎを演出していました。
私の自宅は17年前ですがすでに音楽が流れ小さなプラネタリウムの光が出るライトが浮いています。(笑)さらに高断熱のパネルの心地の良いお風呂、ミスト、ジェットバスです。当時一番お金をかけた部分です。お風呂のリラックス感はその当時追求していました。あまり批判はしたくないですが「おそい!」「あまい!」「ちゅうとはんぱ!」な感じです。

次はトイレのコーナー
掃除のしやすさやおしっこの飛び跳ね伸しにくさ。汚れの付きにくさなどこれも TOTOなどと露骨に比較されています。(笑)本物飾って比較していました。
確かに私が見てもアラウーノは傑作です。

そしてキッチンやシステムバス。洗面など
いろいろ工夫されて良くなっています。
ここでも他社比較。(笑)比較の相手はやはり高品質でプロにとても人気のあるクリナップ。勝ち目のある項目だけ比較しているのが傑作でした。「そこはそれほど重要じゃ無いだろ!」と突っ込みを入れたくなるものも(笑)

内装ドアはペンキが塗れるドアが展示してありました。
DIYでお客さまに楽しんで塗ってもらうのだそうです。
パステルカラーに塗ったりアンティークぽくしたり楽しそうでした。
誰か使ってみる人いるでしょうか?
「ペンキが塗りやすく作ってあるので今までのものより汚れが付きやすいです!」
と自慢してました。

換気システム 換気扇のこーなー
換気システムは多機能で性能いいですが高い!海外の良いシステムを見比べている私としてはとうてい納得できるものではありません。ちょっと残念。
換気扇も進化はしていない感じでした。換気扇で解らないのが省エネのDCモーターの機種を増やさないこと。安く作れるACモーターのマイナーチェンジはあったみたいです。

そして配線器具 スマートコスモ分電盤はコンパクトによくできています。
でも値段が普通の倍以上これも残念。商売ですから良いものはとことん高く売るということかと思います。今後HEMSで電力量などを監視していくためには必要になって行くと思いますのでもう少し値段を下げてもらいたいと思います。

照明は まだHEMSに対応していません。自分のところのアプリで動かせるレベルです。
いちいちスマホアプリを立ち上げて調光調色スイッチの入りきりを行います。
全く残念。エコーネットで動いて他の機器と連動したり 他の機器が動かせるアプリで動かせないと全く意味がありません。
音楽が流れるスピーカー内蔵のダウンライトも展示がありました。天井に設置するのでお部屋を包み込む様に自然なムラの無い心地よい音環境ということ。それも10年以上前から他社でいっていた技術ですね。何を今頃。(笑)そのスピーカーがスマホなどとブルートゥースで音楽が出せます。テレビにはイヤホンプラグを利用してそこから音を拾いブルートゥース。なんてめんどくさいことしているのでしょう。音の大きさや調光はやはり専用のスマホアプリ。日本全体の規格であるエコーネットでやって欲しい。なぜそこまで自社で囲い込もうとするのでしょう。使いにくいです。

テレビドアホンは 外から応対したり鍵をかけたりできる「外でもドアホン」がメイン。
でもこれもエコーネットライトで動かせない 自社アプリです。(笑)

蓄電池 エコキュート 太陽光など組み合わせてエネルギーマネジメントを行う仕組みも出ていました。考え方はすばらしいと思います。 これはHEMSで動く用に作られていましたが 他社連携が可能ということで規格が作られているAIF認証が取れている機器でも他社のものはだめという意地悪さ。パナソニック性でしか動かないと言うからずるい。エコーネットライトの標準コマンドでコントロールできる様に作らなければ意味ないでしょう。皆のことを考えないパナらしい(笑)総合メーカならではの戦略でしょう。

エアコンはまた余分な機能を付けたのがメイン。空気清浄機能が進化したのが目玉です。
40(14畳よう)で定価50万円(笑)エアコン1台でその値段は無いでしょう!!
エアコン買うためにどれだけ働かなくてはならないんだ。(笑)

パナソニックといえば 壁のスイッチやコンセントなどでトップメーカです。
新しい調光スイッチを試せるところがあったのですが ここの担当がおもしろいことを言っていました。「当社の照明器具はスムーズに調光できるのですが 他社の照明器具と組み合わせて使うとスムーズに調光できなかったりちらついたりするのです。」と試して見せました。他社製照明器具ではうまく使えなく作っているらしい。どこまで意地悪なのでしょうね。本当に笑うしか無いですね。スイッチのトップメーカなのだから他社の照明でも動く用に作るのが当たり前だろうと思いませんか?(怒)
他の照明器具メーカーの売れ行きを悪くしてつぶす作戦か?
本当に露骨な意地悪でおもしろい。

適正な競争があって良いものが開発され値段も安くなっていくのだと思います。
だからその競争の原理が阻害されないためにも私たちは他社を応援しなくてはならないと思えてくるから不思議ですね。

一生懸命開発しているのだとは思いますが少し的外れに思うところも感じた一日でした。

2018年4月11日水曜日

環境省 経産省 の補助金概要

今日、環境省と経産省の補助金の概要の初めての説明会です。
環境省の補助金は昨年の経産省の補助金を引き継いだものでZEHの補助金です。
太陽光無しの削減率が20% 太陽光を付けて100%の削減が必要です。
補助額は70万円
手続きの仕方も難しくなく、内容はとても楽なのですが 昨年までと同じで期間が短い。
5月28日から募集開始で6月末から着工12月14日までに集金して報告書を出さなくてはならないという余裕のなさ。(笑)
1棟対応させるのが精一杯でしょう。

経産省の補助金はZEH+(プラス)です。
このプラスというのが今年からつきました。
補助額は115万円
①建物の断熱性を高める。
②HEMSによる高度エネルギーマネジメント AIF認証を受けたHEMS,給湯器、エアコンなどを使わなくてはなりません。
③電気自動車の充電設備
この3つのうち2つ以上やる必要があります。
断熱性を高める基準ではUA=0.4が本来の基準でしたが、ハウスメーカーなどが作れないため今年は暫定的にUA=0.5で良いことになりました。とても残念ですね。
こちらの補助金は5月初旬に企画を提出し審査を受け補助金がもらえる建物の棟数枠を確保し6月に提出が始まり着工は7月完成が1月です。
こちらも時間が短い。
ハウスメーカー有利ですね。
当社では対応させてもやはり1軒かできて2軒ですね。
本当に残念です。
当社の建物ならみんな補助金が狙える之レベルなのですが。。。。。。
皆さんには申し訳ありませんが,ちょうどタイミングの良い人のみの対応となります。

この後夏過ぎには国土交通省のLCCMなどの補助金も出てくるでしょう。それも注目ですね。

2018年3月28日水曜日

2018年度 太陽光発電の買い取り金額 賦課金決定

2018年の買い取り価格が決まりました。
10kW未満は予定通り26円/kWh
10kW以上はだいぶ下がって18円+消費税です。

一番驚いたのは賦課金が2.9円/kWhになったこと。
賦課金とはこの買い取り制度を維持するために発電車に払うお金をみんなで公平に負担しようというお金です。

500kWh使うお家なら 一月に1450円払うと言うことです。
1年だと17400円 すごい金額ですね
でも再生可能エネルギーのために国内でお金が循環することは良いことかもしれません。
石油やガスだと アラブの国やロシアにお金をあげている様な物ですからね。

2018年3月25日日曜日

お家見学

今日、昨日と当社の現場見学会が行われました。
多くの方に来ていただき本当にありがとうございます

二日目は私が会場にいることができなくて申し訳ありませんでした。
内容は現地のスタッフがある程度ご説明させていただいていると思いますが、本当に細かい技術的なご質問は説明がたりなかったぶぶんもあるかとおもいます.
もし、ここが知りたいと言うことがございましたら、遠慮無くメールで質問ください。
すぐにはお返事できないかもしれませんが時間を作りながら順にお返事させていただきます。

本日、私は旭化成さんのネオマワールドで中心になって活躍されていた方が自宅を作ったのでそのお披露目会に参加していました。
様々な工夫が随所に見られとても参考になる建物でした。
なかなか、高いレベルの建物を見られる機会も少ないので、自社の現場見学会が行われてはいましたが、勉強にいい貸せていただきました。
設計士さんもとてもすばらしい方で本当にすっきり綺麗に無駄なくまとめてありました。
当社に足りないところが見えた感じがします。
やはり、良い建物を見ないとだめですね。

今更ながら基本がとても大切ですね。
余分な線を見せない
余分な色を使わない。
本当に重要です。

お引き渡し前 朝の温度

昨日今日と現場見学会なので朝の温度を測ってみました。

まずは外気温



0℃ 1℃と出ました。
秩父パッシブハウスはどうでしょうか?

外気温1.3℃
室内が19.3℃
無暖房なのに相変わらず暖かいですね。
それでは今回現場見学会をしているお引き渡し前の建物はどうなのでしょうか?
もちろん無暖房です。エアコンも何もかかっていません。
人もいないしテレビも見ないし内部発熱は無い状態です。
シャッターも閉めてない、カーテンも閉めてない。
「しまった!」
ちょっと心配しながら朝6時に現場に着きました。
中に入るとあたたかい!!
温度はどうだ!!

この温度です。

まずは1F脱衣室の温度です。
外が1℃しか無いのに18.5℃
人が住んで無くて暖房して無くてこの温度!!すごい!!

2階の寝室は?
やはり暖かい!!
本当にすごいぞ!!

最後にロフト

19.2℃
やはり上の方が少し熱が残ってますね。
でも上下の温度差が1℃以内に納まっています。
気密性能の高さが解りますね。
室内の空気を攪拌などもちろんしていません。
きちんと作ると吹き抜けがあっても大丈夫です。

ちなみに0.5回の換気システムももちろん動かしてますよ。
寒い外の空気ときちんと入れ換えながらこの性能です。
(笑) (笑) (笑)


圧倒的な性能です。

ちなみに窓は外で結露します。
スーパー高断熱の住宅にお住まいの方は結露が室内では無く外で起こるのはもちろんごぞんじですよね。(笑)

異次元の性能の建物は今日も公開しております。
ぜひお越しくださいね。
今日は現場に数台。また現場近くのヤクルトさんで駐車場をお借りしています。

もっと寒ければ「当社の建物は暖かい」と言っているハウスメーカーや工務店との差が解るのにちょっと残念です。(笑)

この建物の断熱性能は10年後、20年後に標準になるであろう内容です。
住宅はスマホや,自動車と違い長く使う物です。
わずか20年で時代遅れの建物とならないためにも 当社が建てているパッシブハウスレベルの建物を今建てるべきだと思います。
 

「信じられない!」

本日も見学会です。
昨日は40組を超える大勢の方に見学会においでいただきました。ありがとうございます。

本日、最終日です。どんなおうちか気になる方は是非お越しください。

昨日、沢山の方にいらしていただきましたが、時間帯によってはお話しできない方もたくさんいました。申し訳ございませんでした。

今回の住宅もパッシブハウスの性能です。6帖用のエアコン1台で約40坪空間が暖房可能❗それも異次元の心地よさと説明させていただくと信じることができない人がたくさんいらっしゃいました。ハウスメーカーにありがちな誇大広告だと思われているのかもしれませんね。(笑)
確かに、マイナス10℃にもなるこの秩父でその性能は信じれれないかもしれません。
でも本当なんですよ。

パッシブハウスならそのくらいの性能になるのです。
パッシブハウスの基準は世界最高峰の基準として、スタンダードとなっています。
日本の最新の断熱基準のおよそ3~4倍くらいの断熱をしています。
本当にビックリですね。

その性能を体感できない人のために、見学会翌日朝早くのレポートを次のブログで‼️

2018年3月16日金曜日

見学会 駐車場 24(土)のみ

3/24(土)25(日)の見学会ですが
25(日)は駐車場がございません。
24(土)はガイアさんが貸してくださいます。
皆さん24日(土)にぜひお越しください。
25(日)は私もおりません。ひっそりと公開する予定です。
よろしくお願いします。

現場見学会のご案内

昨年の1月以来の日中の現場見学会です。
昨年パッシブハウスデー参加と中村町の夜の見学会は行いましたが 日中の見学会は14ヶ月ぶりとなります。
現在でも着工がおよそ2年待ちという状態なので営業的には見学会を行う必要は無いのですが、たまにはやらないと皆さんに忘れられてしまうかなと思い行うことにしました。
今回、現場見学会を快く引き受けてくださったお客さまは、もう何年も当社の見学会にいらして下り建築を考えてくださっていた方です。
ですから、当社の建物をよく知っていて上手に当社の特徴を取り入れてくださっています。
まずは高基礎

1mを越える高基礎を利用して19畳もある大きな床下収納があります。
基礎が高いことによってシロアリの点検が容易にできる日当たりが良くなるなど他の利点もありますね。
南面は大開口で冬に日射熱取得します。お家が暖かくなります。
夏場は全ての窓にアウターシェードが付き日よけとなり涼しく住める予定です。
すっきりしたバランスの良い飽きのこない外観ですね。


杉の厚板カウンターを使った手作りの玄関収納
長い年月がたって味わいがましていきます。
右側のニッチは小物置きだそうです。

まだ畳は入っていませんがリビングに和室がつながっています。

作り付けのTV台 やはり厚板の杉材です。重厚感があります。
壁材は杉の羽目板
上部の格子の奥に暖房用のエアコンが仕込まれています。
14畳ようです。
計算上では6畳ようで十分なのですが今回は14畳ようを選定しました。

何となくエアコンが見えますね。

ダイニング キッチン側です。 檜のオープン階段が綺麗ですね。
私の設計ミスで大工さんには2度作ってもらってしまいました。
本当にごめんなさい。
キッチンの棚も杉の集成材の作り付けです。

吹き抜けはこんな感じ
これは実物を見ていただきたいですね。
ロフトまで3層抜けていてとてもダイナミックです。
こんなに高くて暖かい空気が上に行ってしまって寒くならないの?
と皆さんご心配されると思いますが、超高気密の施工で温度ムラはほとんど無くなります。家全体が同じくらいの温度になるのです。
すきま風など入ってこないので上下の温度差はほとんどありません。

吹き抜けの南面には洗濯物干しコーナー 花粉の時期は室内干しで安心ですね。
もちろん 全熱交換型の換気システム装備なので空気も綺麗です。
廊下にはちょっとした本棚で手すり代わりにしています。

ご主人様の書斎コーナーもあります。うらやましい!!

全体的に木を上手に使った本当に感じの良い建物です。
是非いらしてみてください。

いつものちらし(笑)内容がワンパターンですみません。
時間が無くて(笑)

 
google mapのリンクをはっておきます
https://www.google.co.jp/maps/place/36%C2%B000'52.6%22N+139%C2%B004'33.3%22E/@36.0146513,139.0714081,15.99z/data=!4m6!3m5!1s0x601ec9a4306f8d11:0xdc2dc8f823c44559!7e2!8m2!3d36.0146041!4d139.0759143?hl=ja




2018年3月13日火曜日

スマートハウス IOT HEMS

スマートハウスの中核となるHEMS能美の親
一色先生のレクチャーを受けました。

スマートハウスは HEMSがインターネットとつながり 中心となって様々な機器をコントロールするのが基本です。
以前はパナソニックなど大手が自分のところしかつながらないような機械を作り制御していましたが
一色先生のご尽力により プロトコルが決められ どのメーカーの機器でも同じ信号で制御できるようになりました。
この同じ規格で動くことが確かめられた機器をAIF認証の機器といいだんだん増えてきています。
NECのHEMSでダイキンのエアコンが制御できコロナのエコキュートでお湯が沸かせたりします。
本当にありがたい技術です。
今までは パナソニックがHEMSの絶対的地位を気づいていましたから ぱなのHEMSを使ったら最後パナのエアコン、パナのエコキュートでないと制御できないというとんでもないことでした。汚い囲い込みですね。
今後はどのメーカーの物でも選べるようになります。
自由に選べますので競争の原理が働きますね。
パナソニックの10万円もする分電盤を買わなくてもすむようになる日も近いです。

スマートハウスは 「住まう人の家」
そこに住む人が幸せになる技術でメーカーのための技術ではない。
一色先生の言葉です。
我々工務店も そこに住む人が幸せになるような技術の取り入れ方をしていきたいと思います。

IOT補助金

当社も仲間に入れさせていただいている 一般社団法人 ZEH推進協議会が提出した
第1回 サステナブル建築物等先導事業(次世代住宅型)が採択され
当社も2件分着工させていただいています。
http://zeh.or.jp/wp-content/uploads/2017/09/%E3%80%90ZEH%E5%8D%94%E3%80%91%E7%AC%AC1%E5%9B%9E-%E3%82%B5%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%8A%E3%83%96%E3%83%AB%E5%BB%BA%E7%AF%89%E7%89%A9%E7%AD%89%E5%85%88%E5%B0%8E%E4%BA%8B%E6%A5%AD%EF%BC%88%E6%AC%A1%E4%B8%96%E4%BB%A3%E4%BD%8F%E5%AE%85%E5%9E%8B%EF%BC%89%E6%8E%A1%E6%8A%9E_170922.pdf
以前にも書きましたが いよいよ住宅もIT化が進んでいきそうです。
IOTといって物とインターネットがつながっていきます。
住宅ですと 太陽光発電 蓄電池 エアコンやエコキュート
照明器具や シャッター IHなどが代表的なところでしょう。
それに 冷蔵庫や洗濯機などの家電ですね。

インターネットにつながることでどんなことができていくのか?
昨日パナソニックのその様な新商品の提案の方々からお話を聞く機会がありました。
少しは知っていたのですが新しい情報もありました。
この住宅のIOT発展していくことによって
家事負担軽減や、見守り、体が不自由な方の生活の手助け。
エネルギーの省エネ化など さまざま利点がありそうです。
最初はそれほどの恩恵を受けないかもしれませんが近い将来あたりませになりそうな予感がしました。
そのためにも メーカーごとの独自の技術でやるのではなく 統一した規格で進められていくことが重要です。
現在、ハウスメーカーなども取り組んでいますが皆それぞればらばらで、将来困ることになると思います。
やはり、日本が決めたエコーネットライトで進めていくべきでしょう。
各、電機メーカー設備メーカーが徐々にこの規格で商品を出し始めました。
将来、転換期が訪れたときに対応していなかったではお客様に迷惑をかけてしまいます。
できるだけ最初から準備しておくことが大切ですね。
今回補助金を使わせていただきながらそれらの勉強ができることは大変ありがたいことです。パナソニックさんもバックアップしてくれ様々な情報や技術提供してくれます。
ZEH協の方々、パナソニックさんには大変感謝いたします。

今回のパナさんの訪問でやはりこうなったかと思った重要なこと。
パナソニックさんが機器をコントロールするのはAisegというHEMSなのですが
それとやりとりする音声認識のスマートスピーカーがgoogleだということ。
googleアシスタントが動く機器な ソニー製でもパナソニック製でもメーカーを問わず動くと言うことです。
音声で命令するとgoogleが認識してパナソニックのサーバーに飛びそこから各家庭の機器を動かしたりエネルギーマネジメントするとのこと。
「ねえ グーグル ちょっと暑いけど。」そんな会話でエアコンが温度を下げてくれます。便利ですね。

新年度補助金


高性能住宅の補助金ですが今年から環境省も加わり3省合同で進めます。
やはりZEH(ゼロエネルギー--ハウス)ですね
国土交通省は 一番進んで LCCM(ライフサイクルカーボンマイナス)をだしてきました。
経産省はさらに削減率を高くしたZEH+(ゼッチプラス)
が目玉です。
書類の手続きが煩雑なので大変ですが、適用できる順番に適用させていきます。
タイミング的に補助金がもらえない人もでてしまいますが当社は順番に作業を進めている結果ですのでお許しください。
この手の補助金は 期間が限られていたり工期が短いのが問題ですね。
同じ内容の建物でもタイミングによって使える人と使えない人が出てしまいます。
不公平ですよね。
もっと良い運営の仕方を国にはしてほしいと思います。
特に経産省の工期がないのには本当に困ります。
その点、国交省は工期が長く使いやすいです。でも始まるのが遅すぎます。
空白期間がもったいないです。

エコ\ハウスアワード審査の様子


皆さん真剣に見ていますが時間が足りない。前日に1時間 当日に1時間くらい

見方によって大きく評価が分かれます。
私は あくまでも エコの取り組みの努力内容に対して評価しました。
歴代審査員をつとめている方からは 「高橋さんが加わって 見方が大きく変わった」と言われました。いいのだか悪いのだか?

審査員の講評

賞の授与


ちょっと偉そうですね。(笑)

今年は間に合いませんでしたが、来年は自分でも作品を出して評価してもらおうと思います。

パッシブハウスジャパン8周年記念大会

先日 行われたパッシブハウスジャパンの記念大会で 高橋建築の取り組みを発表してくれと言われ 発表しました。

全棟 パッシブハウスレベルの建築にしているという先進的な取り組みが評価され どうしてそこまでできるのかという疑問にお答えする感じでした。

当社の場合は 待ってでも当社で建てたいというありがたいお客さまの存在で成り立っています。だいたい2年待ちです。
そのお客さまが当社のことを信頼してくださり、当社が考えた様々な内容の実践につきあってくださっています。まさに1棟1棟が最先端の実物実験のようになっていて当社の技術を支えていただいています。
ハウスメーカーのように考え企画して実物を作って実験してと大変な手間暇をかけているのにたいして 当社はその都度どんどん新しい取り組みを実践して改良していくというスピードが全く違います。
それをお客さまに支えていただき その集大成が次のお客さまに生かされたり 大手メーカーの技術開発のお手伝いや特許取得へと役立っているのです。

発表では時間配分がうまくいかず3分の2ぐらいしか話せませんでした。

その後の質問コーナーで森さん松尾さんにフォローいただき まあまあな内容は話せました。

本当に当社のお客さま一人一人のおかげです。
現在は断熱、気密、冷暖房が行き着くところまで言った感じなので さらなる快適さ、IOTに向けて試行錯誤中です。
当社の「快適エコラボ」の皆さんこれから建築する皆さんよろしくお願いします。



2018年3月7日水曜日

大工さん募集 監督さん 設計士さん 事務員さん募集です。

大工さんを募集しています。
年齢は問いません。
未経験者の方でも当社で指導いたします。
ご存じの通り 当社は高断熱を得意とする技術集団です。
大手メーカーからも技術のノウハウ提供の依頼を受けることもあります。
そのノウハウも徐々に覚えていただけます。

当社で対応できるだけ建てて行ければ良いと考えておりましたが
着工待ちも2年となりお客さまが増えすぎてしまうので現場見学会もオープンでできない状態です。
これだけ良い住宅を作れるノウハウがあるのに作っていかないのは社会的な責任をきちんと果たしていないのではないかと思いました。
当社に期待してくださる方を裏切らないためにも着工数を増やす努力を始めたいと思います。

大工さん 
設計士さん
監督さん
事務員さん
を募集いたします。

詳細は私にお問い合わせください。
info@ta-k.jp です。よろしくお願いします。
もちろん社会保険などかけてます。
真面目な会社です

2018年3月2日金曜日

エコハウスアワード審査

昨日はエコハウスアワードの事前審査でした。
私は審査員としての出席です。
始めてのことなのでどのように審査が行われていくのかとても興味があります。
昨年、一昨年と私も作品を応募させていただいたアワードです。
私としては自信作を出したのですが賞には至りませんでした。
今年も作品を出そうと思って準備をしていたのですが、審査員をやってもらえないかと声がかかり作品は出せませんでした。
前回は堀合さんとのコラボ作品でとても自信があったのですが賞にえらばら無くていったいどう言うことなのかと思っていたので選考基準がどんなことになっているのか見れるのは本当に良い機会だと思いました。
短い時間でみな見なくては行けません。細かいところは実は見れないのです。応募の文章など見る余裕もありません。

ですから写真の判断比重が多くなります。
写真がダメだとダメなのです。
次には外観デザイン
普通のおうちはプロポーションがよくてもそれほど評価が高くならないということがわかりました。
悪くはないけど良いという評価がつきにくいのです。
本来はコストが低く性能も良いのがかなりの評価の対象ですが、コスパ賞はとれても対象は狙えません。大賞はやはり見た目です。どんなに性能がよくても外観の見た目 LDKの見た目が重要です。お金をかけて見せ場を作れた住宅が上位に来やすいようです。
性能に関しては工夫をどんなにしてあっても工夫のことはそれほど評価の対象にはなりません。
それを審査したりしている時間はないからです。
性能値もほぼ見ません。その基準を満たしているグループに入っていればOKという感じです。
窓の付け方に工夫の余地を残していても形がいびつで熱損失がとても不利な形状でも良いのです。
見た目がよければ。
構造に関してもこの住宅は構造の基礎ができていないなと言う間取りでもOKです。ここに出してくるのだからどうにか成り立たせているのだろうと言う感じでほぼ見ません。
エコハウスアワードとはいいながらやはり見た目がとても重要なのです。審査員の一人はアワードとして発表するのだから 色々なところで取り上げられたときに見た目が良いものを出さないとならないといっていました。
見た目 写真なのです。
そこにお金をかけられないとダメなのです。
ただバランスよくてきれいと言うレベルではダメです。

そういうことがわかり 今後の当社の設計においてどこを重視していくか迷います。
お金をかけずにきれいにまとめ性能を出すと言うことを主眼に設計していましたが、賞を狙うなら圧倒的な見せ場を作るべきですね。
お金がかかってしまいます。
そういう場所にお金を使うのをお客さんがどこまで理解してくれるかですね。



2018年2月28日水曜日

木造の可能性

カナダでの木の建物の話です。
6階建て以下の建物はほとんどが木造となっているそうです。
最近では18階建てというものまであります。
6階建て以下の建物で木造が多いのはやはりコストが安いから。
日本との違いは耐震と防火でしょう。
耐震に関しては地震が起こらないわけではないのである程度の強度は保たれています。
日本ではもう少し耐震要素が必要になりそうです。
大きく違うのは防火です。
カナダで基準が甘いのではありません。

日本の基準は燃えないようにするというのが強いです。
しかしカナダではスプリンクラーなどで消すということを重視しています。
今の日本の基準では木に石膏ボードでたくさん耐火被服をしなくては行けません。
木は見えなくなりますし、重くなります。工事量おも増えますね。
木のよさが失われてしまいます。

18階建ての大学の学生寮を見ました。
ユーチューブで見ることができます。https://youtu.be/GHtdnY_gnmE

木の骨組みは3ヶ月かからずに作ってしまいます。
これは日本でも利用始めている
CLTという部材を使って作る方法です。
中央の大きな2本のコアで地震に耐えます。
そのコアは設備の配管やエレベーターシャフトとして利用されます。

さすがに18階となると今のところ少しコストがかかるようです。
現在これを安くできるように研究中とのことです。


2018年2月24日土曜日

アメリカ カナダ耐久性

22日から28日の一週間耐久性の勉強に北米に来ています。
アメリカの東海岸のデュポンの研究所でレクチャーを受け西海岸のバンクーバーへ
今日は移動日です。
最初の日が12時間と2時間
今日は2時間と?時。乗り継ぎ含めて1日。
最後もきっと10時間くらい。
ハードスケジュールです。
ナイアガラの滝のそばにいきつつ見ない。(笑)スミソニアン博物館を素通り
二度と来られないかもしれないのにもったいない。勉強だからやむ終えないにしても半日くらい自由行動があったらな(笑)
昨日のデュポンの研究所はすごく良かった。
テレサ博士のレクチャーも最高でした。
デュポンはタイベックという防水透湿シートを作っている会社です。
日本では様々な類似品が出回っていますが昔からデュポンのタイベックが最高の品質と言われています。
きちんと長持ちを考えている工務店はタイベックを使っていますね。
他のものとの品質の違いがわかる試験センターに行って様々な性能値を調べる試験も見せてもらいました。
他社製品との露骨な比較を見ると、他社のものは全く使う気になれませんね。
本当に別物という印象です。
当社は真面目にタイベックを使っていますので皆さんご安心下さいね。






2018年2月19日月曜日

環境委員会からみた仮設住宅

環境委員会の来年度の内容を決めるために東京で会議が行われました。
その中の雑談で熊本の地震の話題が出ました。
地震の直後に仮設住宅を作るわけですが、ハウスメーカーが作った住宅はとても寒く住み心地が悪く、工務店が作った仮設住宅はとても住み心地が良いということでした。
東京大学の前先生や慶応大学の伊加賀先生たちがそれぞれ調査をしているそうですl。
1棟あたりの予算は決められていてその予算の範囲で建てるわけですが、工務店のグループは真面目に被災者が健康に暮らせるよう工夫種手ぎりぎりの金額で作るそうです。
ハウスメーカーの建物はご想像の通りです。
その内容の差に 自治体などは気がついているのですが、いろいろな大人の事情で今の形になるそうです。
大学の先生方のデーターも一般のかたがた向けに発表されるかは微妙ですね。(笑)

そこに参加していた熊本の工務店の方はまだ休み無くご尽力されているそうです。最近はきちんと寝られるようになってきたと言っていました。
あの熊本地震が首都圏で起こったら本当に大変なことになるだろう。そう言われて本当に心配になりました。
自分のところではそんなことは起こらないと思っていますから。
熊本の方もそう思っていたそうです。自分のところは大丈夫だと。
日本に大丈夫なところはありません。

2018年2月11日日曜日

来年度 住宅の政策

やはり ZEH(ゼロエネルギーハウス)の推進が中心のようですね。



国交省 経産省 環境省の3省合同での推進です。
国交省はさらに省エネ住宅を牽引すべくLCCM住宅を推進していくようです。
LCCMとはライフサイクルカーボンマイナスという概念で
生活時に使われるCO2ばかりでなく建築時に使われるCO2も最終的にはゼロになる住宅です。
より省エネで環境に優しい作り方。大きな太陽光発電設備が必要となります。
補助金も準備されているみたいですので 当社も多くの客様に使っていただけるように対応していきたいと思います。

2018年2月8日木曜日

H30年度太陽光発電買い取り価格予測

太陽光の買い取り価格がまた下がりそうです。
まだ現時点での予測の価格です。
2018年度の区分ごとの売電価格は、
【全量売電(10kW以上 2,000kW未満】
18円+税
【余剰売電】※こちらは昨年度の決定内容です。
・出力制御対応機器設置義務なし
→26円
・出力制御対応機器設置義務あり
→28円
となります。あくまで現時点で「調達価格等算定委員会」で決定された内容で
あり、今後、パブコメを募集した後、産業大臣の許可を受けて正式に決定と
なります。

2018年2月2日金曜日

HEAT20の実例集

調べていたら HEAT20のホームページに当社の実例が載っていたので 記載しておきます
http://www.heat20.jp/jitsurei/index.html
皆さんすばらしい性能の住宅ですね。

HEAT20の基準

HEAT20ってご存じですか?
国の基準よりレベルの高い2020年を見据えた住宅を作ろうという委員会です。
G1グレードとG2グレードがあります。

最新の国の基準
4地域が大滝両神 5地域がその他です。
0.75W/(㎡・k) 0.87W/(㎡・k)です
これは 中と外の温度差が1℃の時 1㎡の壁や屋根からにげる熱(W)を表していますから少ないほど断熱性が良いと言うことを示しています。
家の屋根・壁・床・窓の平均的な断熱性能を表しています。
建築の言葉で 「外皮性能」と言います。
この国の基準もまだ義務ではなくこの基準で建てられない建物もたくさんあります。
ですから、この基準で建てている住宅会社は、「高断熱」「暖かい家」を作っていると言っているわけです。
ですがハウスメーカーが言っているこの基準の「暖かい家」を建てても本当に暖かい家になるかというとそうでもありません。
この基準のもと自体はなんと平成11年の基準とほぼ変わらないのです。そのときの基準の方が気密性能も言われていましたから良いくらいかもしれません。

HEAT20の話に戻します。
この委員会ではあまりにも国の基準が低いため もう少しよい住宅を作っていこうという団体です。

G1G2と目指すべき性能を掲げています。
G1グレードは私たちの地域の場合 夜中の0時まで20℃に暖房していて暖房をとめたときに6時頃再びエアコンを付けるまでに10℃以下にならないという基準です。
大滝両神で0.46W/(㎡・k)そのほかの秩父地域で0.48W/(㎡・k)です。
5地域で国の基準が0.87でしたからの半分近いですね。
G2グレードはそれよりもさらにハイレベルで 13℃以下に下がらないという条件です。
0.34W/(㎡・k)ですから相当性能が良いですね。

当社の住宅はというと 北海道あたりのG2基準以下としてあります。
「どうしてそこまで?」と思われるかもしれませんが理由は2つ

まず第一に パッシブハウス基準で作るとそうなると言うことです。
パッシブハウス基準は簡単に言うと40坪くらいの住宅が6畳ようのエアコン0.5台分くらいでどんなときもお部屋が20℃維持できる性能です。当社は全棟パッシブハウスクラスの家を目指していますから、だいたい0.28W/(㎡・k)切るその様な性能になります。

第二に 秩父の朝の冷え込みが半端なく北海道に近いと言うことです。
今年もとても寒く当社の温度計を見ると連日マイナス10℃以下が続いていました。
国で定める1,2地域に近い値です。幸い秩父は日中は暖かくなりますが、朝の冷え込み時に室温が下がるのは良くありません。

今後は暖かい家というと HEAT20の G1基準 G2基準クリアーしているということが当たり前になっていくと思います。

2018年1月26日金曜日

水道の凍結注意

最近寒い日が連日続いていますね。

作業場で-12℃です。
さいたま市でも-9℃以下だったそうです。
秩父では水道の凍結防止のいろいろなことが工夫されていますが
県南の地域ではあまりされていないみたいで 水道管がはねたり大変なことになっているみたいですね。
秩父の外の水道は普通は不当水栓柱といって 蛇口のハンドルが2つついています。
一つは普通に水を出したりとめたりする物
もう一つは地中で水を止め縦のパイプの中の水を抜く物です。
この水抜きのバルブが付いていない場合
きちんと保温する必要がありますね。
布きれなど巻いてビニールかけてぬれないように
なるべく根っこまで。


それと 凍結しやすいのが給湯器周り
お風呂のお湯はできるだけ次にお湯張りするまで残しておきましょう。
お湯が残っていると追い炊きの循環パイプの中の水を定期的に循環させるので凍結しません。
エコキュートは基本的にマイナス10度まではお湯が作れるようにできています。
今回の気温はそれ以下ですね。
タンクとヒートポンプとのつなぐパイプでの凍結もあるようです。
なるべく近くに配管して凍らないよう考えてはおりますがタンクとヒートポンプが遠いお家などは凍りやすいようです。

パイプにヒーター線が付けてあるお家はヒーター線の電源を忘れずにコンセントに刺しましょう。
たまに夏に抜いてそのまま冬を迎えてしまう方もいらっしゃいます。
サーモスタットが付いているので寒くならないとヒーターは動作しませんから電気は食いません。
忘れるくらいなら一年中差しっぱなしの方が良いと思います。

こういう寒い日は皆さん同時に凍結し壊れますから修理センターも電話がつながりませんし、修理も来てもらえません。
皆さん注意をよろしくお願いします。





2018年1月25日木曜日

耐震性第一、断熱第二?

皆さん。耐震性が第一とお考えになっているかたがおおいですね。
住宅メーカーもそう言っているところがたくさんあります。

本当にそうでしょうか?
耐震性は命を守るものだから第一
断熱性は経済的なものだから第二
命が優先でしょ。
そんな風に説明されるらしいです。



地震が起きて電源、燃料の供給が止まったら、普通の家では寒くて過ごせません。体調を悪くして染んでしまう人もいるかもしれません。耐震性が良いだけではダメですね。
それでは地震時ではなく普通の時はどうでしょう。
寒い家ではヒートショックなどで命を落とす人が交通事故死者の何倍もいますし、脳梗塞などで普通の生活が遅れない。結露によるカビの大量発生などで健康を害する人もいます。寒いおうちは普段でも死ぬこともありますし健康を害するリスクもとてもあります。

ですから、耐震第一、断熱第二なんて言っていること事態間違っています。
そこに順番はありません。
どちらもとても大切です。

家は人を守るものです。
安全性が重要なのです。
耐震性はもとより断熱性も欠かせない安全の大きな要素です。
耐震、断熱はほぼ建築時に性能が決まります。そこでてを抜いたらいけません。
設備やデザインより優先すべきだと思っています
もちろん、それらの性能を長期に渡って担保するには、使用する部材や工法など耐久性が必要であることは言うまでもありません。

2018年1月24日水曜日

暑さ寒さの感じ方。慣れに注意して!

当社の新しい家に住むと それまで住んでいたアパートなどよりもとても暖かく皆さん喜んでくれます。
最初の冬には皆さんから「暖かくて気持ち良い」とたくさん言っていただき本当にうれしく思います。

現在、当社で建てた方、これから建てる方など30軒以上の家に温度計を置かせてもらいモニターしています。
見ていると皆さんいろいろな住み方をしているのが解ります
見ていてとても楽しいです。

新築して最初の年の住み方も様々です。それまでの家に比べて 新しい家では暖房しなくても暖かいので割と低い温度で住んでいる人もいます。
逆に住んでいた家が寒いお家だったのでがんがんにファンヒーターを付けることになれていて新しい家でも温風がないと暖かいと感じず高い温度で住んでいる人もいます。

人間の温度の感じ方は 空気の温度と壁や天井などの放射温度 足などが床に付いている接触面の温度を感じます。 新しいお家はきちんと断熱されていますのでどんなに外が寒くても床や壁、天井の温度は室内の空気の温度とそれほど変わりません。
ですから空気をそれほど暖めなくても暖かいと感じられます。そのことに気がつかないで空気が暖かくないとだめだと高い温度の方がいるのです。

暖かいと感じるのは もちろん個人差もあります。 一般的には 18℃~22℃といわれています。
アパートなどの壁などが寒い家だと高い温度にする必要がありそうですが、高断熱の家では快適な温度は20℃近辺のようです。
人間は生きていくのに熱を出していますからその熱を放出する必要がありますね。
冬はお家の中でもトレーナーくらいの着衣量はあると思いますのでそれを考慮しての温度です。半袖半ズボンなら25度くらいかもしれませんが、省エネではないですね。
ジャンバーを着て温度を下げろとは思いませんが、軽装で活動的な着衣量くらいは良いと思います。

夏も27度くらいが最適と言われていますね。 これも薄着であまり暑くない温度として言われている温度ですね。パッシブハウスでは25度です。日本人の多くの方は寒いと感じるみたいですね。
省エネ性を考えればあまり下げたくないですね。

ここで 慣れの問題に入ります。
最初の冬は18度くらいで暖かいと感じてくれていた人が 翌年は20度 次は21度 22度と上がっていく人もいます。
夏もそうです。 27度で涼しいと喜んでくれていた人が,26度 25度とどんどん涼しくなっていきます。

慣れって恐ろしいですね。 たまにはちょっと寒いなと感じる ちょっと暑いと感じる。
そのくらいにしておくと良いようです。 当社の家は簡単に冷暖房が効きますので どんどん暖めたり冷やしたりしてしまいますね。
それでは 体が慣れてしまうのです。鈍感になっていきます。
甘い物ばかり食べているとだんだん甘みに鈍感になり 「ほんのり甘い」そんな味覚が失われていくのと同じです。

夏場など慣れは本当に実感します。
少しの風や 放射温度の低い木陰などで とても涼しく感じていたのが エアコンがんがんでないと涼しく感じなくなったりしますね。
極端に冷やしたお店などがとても快適に感じます。
鈍感になってきているのですね。

人間は 自分で調整をする能力を持っています。汗をかいたり 震えたり。
服を着たり脱いだり。放射温度の低い涼しい場所を探したり。
そんな能力も大事にしたいですね。
高断熱の家を否定しているのではありません。
むしろ肯定しているのです。
暖房や冷房にあまり頼らなくても そういったことが体験できるだけの性能を持った家なのです。
ちょっとの暖房で放射温度の快適性を感じられる。冬でも少しだけ涼しい気持ち良い空間。 夏は家の中で涼しい場所を見つける。 灼け込まないお家だから暑く感じない。
扇風機だけで気持ちいい。そんな空間があります。
普通の家では がんがんの暖房が必要だとしても 当社の家なら住み方の工夫でちょっとのエネルギーで快適さを感じられます。

無理に 高い温度 低い温度にしなくても 自分自身で調整しながら 住みこなすのが
エネルギー的にも 体にも良いようですね。
皆さんいろいろ工夫して住んでみてください。
当社の家なら健康を害するほど寒い温度にはなりにくいはずですから。







2018年1月22日月曜日

大雪にご注意下さい

今日は大雪の予想ですね。太陽光発電は雪が滑り落ちてきます。ご注意下さい。下に自動車など置いておくとへこんでしまうかもしれません。お子さんなども注意してあげて下さい
エコキュート、エアコンの室外気の前後に雪がつもり、空気が循環しなくなると、壊れてしまいます。埋まってしまわないよう雪掃きをお願いいたします。秩父のかたは特に注意して下さいね。今回は4、5年前の1mということは無さそうですけど。(笑)

2018年1月17日水曜日

太陽光発電の経済性

住宅用の太陽光発電が増えてきて当たり前になってきました。
私がこの事業を始めたのは2000年くらいでしたからもう15年以上前になります。
その頃は周りを見ても誰もやっていませんでした。
太陽光発電がのっていたのは当社の建物ぐらいでした。
シャープさんのパネルがほとんどで、6kW位の物が多かったです。

当時は東電から買うときの電気の値段と こちらから売るときの電気の値段が同じという設定でした。
ですから オール電化契約ですと 夜間が9円 昼間が35円くらいでしたので
太陽光発電の余った電気は35円くらいで売ることができました。
数年たつとFITという制度ができ 10kW未満の設備は10年間 10kW以上の設備が20年間 変わらない値段で買ってもらえると言うことになりました。 制度が始まる以前から設置されていた太陽光発電は48円で10年間買ってもらえることになったのです。

それから買い取り金額は徐々に安くなり40円くらいになり35円くらいになり30円になり
今年は26円 来年は24円になることになっています。
ずいぶん安くなってきました。
もちろん設置費用も安くなっていますので十分元は取れます。

当社はあり得ないほど安く提供していますので値段を公表できませんが仮に10kWのシステムが230万円だとして考えてみましょう。
10kWのシステムだと 秩父で1年間にだいたい1100kWh位はつでんします。
ソーラーフロンティア、パナソニックなどは多めで 中国製は少なめと言うことが多いです。

安くなって24円で売るとしたら 264000円/年ですね。
8.7年でもとがとれます。
10年間で34万円ほど利息が付くのと同じですね。
当社で買えばもっとメリットあります(笑)もっと発電する可能性も高いです。

しかも その間 CO2を排出しない電気を作り環境貢献もできますし
万が一の停電時にも日中電気が使えるという保険にもなります。
もちろん10年後も電気はうれると思いますのでそこからは本当に儲けの部分ですね。
そう考えると 新築時に太陽光発電を乗せると言うことは本当にお得な選択なのです。

2018年1月15日月曜日

当社の施工範囲

多くの皆さんにお声がけいただきありがとうございます。
近年、秩父以外の型からお声がけいただくことがとても多くなってきました。
ですが、遠い現場はお断りさせていただいています。
メールなどでたくさんお問い合わせをいただくのですが、気に入っていただいても、お断りせざる終えないことが多くなっています。
遠くからお問い合わせいただくお客様は 宣伝をしていない当社のことを探し当てるくらいですから 住宅建築についてとても熱心に勉強されている方がとても多いです。
当社の技術に気がついて期待してお問い合わせしてくださるのだと思います。
ですが、ほとんどの場合お断りさせていただくことになってしまっております。
本当は当社の技術を解ってくださる方のお仕事をしたいところなんですけどとても残念です。

当社の施工範囲についてきちんとお話ししておこうと思います。
住宅は 長い年月使ってもらう物ですから建築後も メンテナンスが必要です。
100年200年使ってもらえるようがんばって作っています。
ですが、補修などは定期的には必要になりますね。
機械などの交換や建具の調整なども必要です。
我々工務店は 住宅のかかりつけのお医者さんのような存在でありたいと思っています。
ですから、何かあったら素早く対応するというのもとても重要なことです。
「住宅のことで何かあったら高橋建築に連絡すれば大丈夫。」
そう思ってもらえるようになりたいと思っています。

そのことから 当社から1時間で行けるところまでを施工範囲とさせていただいております。 

ぎりぎりな方はGooglemapで経路で検索してみてください。

期待してくださる方には本当に申し訳ないのですが、よろしくお願いいたします。

2018年1月11日木曜日

トリプルガラスのご注意

ここ数年の当社のお客様はトリプルガラスが多くなってきてますね。
トリプルガラスは暖かくてとても良いのですがご注意いただきたい点があります。
以前にもブログに書いたので読んでいただいている方はご存じだと思います。
とても断熱性能が良いために起こってしまう現象です。
熱割れです。
たとえば、ガラスに座布団を立てかける。
どうなるかというと 座布団の立てかけている面のガラスはとても暑くなります。
座布団のない範囲は光の熱は通過しガラス面は室温と同じになります。外面は外気温と同じです。
座布団に近いところと座布団のところで相当すごい温度差ができそうですよね。
そうすると温度によって物は長さが変わりますから暑い部分は膨張し寒い部分は短くなります。そこにひづみが生じて割れるのです。
引き違いの窓が中途半端に開いていてガラス3枚の部分と重なりの6枚の部分ができて割れたという話も聞いたことがあります。当社のお客様ではありませんが。
座布団事件は今日で2度目です。
YKKさんの保証範囲には入ってないとのことです。
皆さん気をつけてくださいね。

2018年1月8日月曜日

「快適エコ研究所」スタート

明けましておめでとうございます。

皆さん今年の目標は決めましたか?

当社も目標を持とうと考えました。
昨年まで、暖かい家を作る。頑丈な家を作る。長持ちする家を作るということでは
皆さんに認めていただけるようになり、昨年は全国からセミナーの依頼をいただいたり
国の機関(IBEC)などのシンポジウムに登壇させていただく機会を与えていただいたりと充実した1年でした。あの大手企業の旭化成さんYKKさんと一緒に仕事をさせていただいたというのも大きかったですね。

今年は、3月にあるエコハウスアワードで審査員デビューです。(笑)
会社としては高断熱リフォームへ本格的に舵を切っていこうと考えています。
新築のレベルでは、圧倒的な技術で他社がなかなかまねできないところまで来ました。
しかし、新築より 現在建っている家の方が圧倒的に多いですし、ヒートショックなどのことを考えるとこれから新築を考えることが難しい高齢者の世帯の方が問題です。
そこで、当社が新築で得たノウハウを大きくリフォームに向けていこうと思いました。
今までも高断熱のリフォームはやってきていますが、それをきちんとしたノウハウとしてまとめたいと思います。

もう一つが さらなる快適な住み心地、エネルギー削減を追求することです。
これは、なかなか難しいことです。
作って,検証してということが必要になります。
いままでやってきたつもりではありますがきちんとできていませんでした。
当社で作らせていただいた住宅にお住まいの肩の力を借りなければなりません。
そこで【快適エコ研究所】をスタートしました。
研究所の所員は当社で建てていただいたお客様です。
現在建築予定でアパートにお住まいの方もいらっしゃいます。
所員さんに様々な住み方を実践していただきながら 温度測定 エネルギー測定を行っていただき、皆で工夫しながらよりよい住み方を見つけていきたいと思います。
現在、所員さんは私を含め31名
温度計を設置いただいている家が33件
すごいスケールになりました。
所員さんよろしくお願いします。

現在 冬場の乾燥について議論が出て 皆で工夫をしていただいています。
少し結果が出始めているようです。
楽しみです。

新年は 目標設定に良い機会です。皆さんも是非 何かチャレンジしてみてください。