2016年4月18日月曜日

最低限 目指すべき断熱性能

最近 各住宅供給会社の断熱性能が上がってきています。
昔ながらのQ値表示 新しいUA値表示 我々が使っている指標はパッシブハウスなどで使われる暖房負荷です。
もちろん 太陽の熱の取得や内部発熱 地域の特性などを考えると 我々の使っている暖房負荷が一番正しい値となります。 しかし計算が大変ですのであまり使われていません。
これから、日本ではUAという指標が大きく使われていくことになるのは間違いありません。
我々のなかでも少しづつ浸透してきました。
2020年を見据えてその時にクリアしたい性能を発表している団体があります。
HEAT20(ひーとにじゅう)
http://www.heat20.jp/heat20towa.html
外皮性能が G1レベルと より上のG2レベルとが設定されています。
GIレベルは 断熱していない部屋でも10度以上に保ちながらも冬の暖房負荷を20%削減できるレベルです。
G2レベルは暖房していない部屋でも15度以上に保ち冬の暖房負荷を30%削減できるレベルです。
秩父は4地域のところと5地域の場所があります。大滝両神が4地域その他が5地域です。東京もほぼ5地域です。
今後の断熱基準ですとUA=0.75W/m2K(4地域)0.87W/m2kです。
G1基準は 0.46(4地域)0.48(5地域)
G2基準は 0.34(4、5地域とも)
です。
G1基準ならなんとか頑張れば皆さんできるのではないでしょうか?
G2ですと少し大変になってきますね。
このG2レベルなら日射取得を上手くしていけば当社で作っている住宅に近い性能だと思います。
ようやく 国も本腰をあげてきた感じです。
2020年に推奨する目標ですので 皆さんもこのレベルをクリアーしておいた方がいいと思います。

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